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夕焼小焼

2010年08月31日

 故郷を感じる、と、言うよりは子供自分を思い起こす代表的な童謡です。
 カラスと一緒に帰ろう・・・と歌うこの歌の広がりには、明日の震災が左右しています。
 ここ数週間、9日のコンサートで歌う歌をより多く書かせてもらっていましたが、実はこの歌をコンサートで歌うことはあんまりないのです! 
 今回の道新ホールでもこの歌は選定されていません。
 でもあえて、そのあと10月に北海道4か所で行われるコンサートでは歌おうと思っています。
 さて、道新ホールのコンサートチケットが完売した模様です。
 とてもうれしいのですが、これから来ようと思っていたお客様・・・ごめんなさい。
 と、言うよりひょっとしたら、事務所の方でもう数枚だけ、手持ちがあるかもしれませんのでお問い合わせください。
 (03)3320-3971です。
 ではお楽しみに!


「あの日の歌景色」をライブで!!
合田道人 デビュー30周年記念コンサート

2010年9月9日(木)  道新ホール
詳しくはこちらで

さくら貝の歌

2010年08月24日

 抒情の名作「さくら貝の歌」は北海道真狩村出身の八洲秀章先生の作品です。
 来月9日の僕の30周年コンサートでは、ゲストの倍賞千恵子さんに歌って頂きます。

 倍賞さんが、このラジオ歌謡をリバイバルヒットさせたのは昭和40(1965)年のことですが、ラジオでいちばん最初に流れたのは昭和24(1949)年のこと。
 放送で歌ったのは小川静江さんですが、レコードで発売したのは辻輝子さん。
 この辻さんと言う歌手が、あの「赤とんぼ」「この道」「からたちの花」などを作った山田耕筰のご夫人でした。
 山田は八洲のこの歌をとても気に入り、自ら編曲を買って出たほどです。
 これが普通知られた「さくら貝の歌」の誕生エピソードですが、実はこの作品は戦時中すでにレコード化の話が進んでいたのです。

 昭和16(1941)年に東海林太郎と歌った「琵琶湖哀歌」、翌年には戦後日本調の代表作として知られた「十三夜」などを歌った小笠原美都子さんのところでレコーディングが検討されましたが、結局は戦後には「月がとっても青いから」などをヒットさせる菅原都々子さんによって吹き込まれました。
 ところが戦時中に、こんな愁いに満ちた抒情的な歌はどんなものだろうか? と判断され、おクラ入りしてしまったのです。
 ではなぜに戦後になって発売しなかったのか? 
 実はそのレコード原盤が保管されていたテイチクレコードの工場が、敵機の火によって火災を起こしすべて焼失してしまったからなのです。
 この歌が出来上がって70年あまり、今なお愛唱される日本の名歌として生き続けていることはとてもすごいことですね。
 9日の倍賞さんの歌が楽しみです、みなさんも聞きに来てくださいね。

「あの日の歌景色」をライブで!!
合田道人 デビュー30周年記念コンサート

2010年9月9日(木)  道新ホール
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汽車ポッポ

2010年08月17日

 誰でも知ってる歌だと思いきや、20代前後の若者たちにはこの歌が浸透していない…という事実を知ったのは、昨年出演したテレビでのことだった。
 元AKB48の女の子のひとりと一緒だったんですね! 
 大島麻衣ちゃんって言ったかな? 
 その子が「知らな~い」と言ったんです。
 「鳩ぽっぽ」じゃなくて「汽車ぽっぽ」?と。
 そこで我が娘たちに聞いてみると「私たちはパパと一緒にレコーディングしたから知ってるけれど…」。
 いや、実はその下の世代の子は知っているらしいんです。

 一時期SLがなくなって、機関車がなくなってしまったため、この歌は「もう不要」と教えたりしなかったわけです。
 それがその下の世代では、ちょうど由紀さんや僕の「童謡の謎」ブームがあったため、見直されたんですね。
 実は「月の沙漠」なんかもそうだったんです。
 こうなると困るのが、これからちょうど新米パパやママたちがこの歌たちを知らないことになるわけで・・・。
 というのも、その新米パパやママの子どもたちにも伝わらないということで。
 そういったことができるだけないようにと、子どもたちにもたくさんいい童謡を教えて行きたいですね。

 来月は道新ホールでコンサートが終わって3日後に、静岡の富士市で小学校の児童だけに向けてのコンサートがあります。
 たとえ知らない歌でも、どんなに昔からあっても子どもにとっては新曲です。
 そんなつもりでこの唄の本質の意味を知らせながら歌いたいと思います。
 実際、この「汽車ポッポ」が戦時中は同じメロディーなのに、歌詞が違った「兵隊さんの汽車」だったことは、自分で調べてやっと10年ぐらいに僕も知ったのですから・・・。
 伝えることは大切なのです!

「あの日の歌景色」をライブで!!
合田道人 デビュー30周年記念コンサート

2010年9月9日(木)  道新ホール
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里の秋

2010年08月10日

 8月13日に放送される「懐かしの昭和メロディー」(テレビ北海道:19:00~)にゲスト出演、この歌が流れますが、来月9日の道新ホールでのコンサートのゲスト、倍賞千恵子さんもご一緒です。
 実は千恵子さんは映画女優ということで、あまり好んで歌番組にはご出演しないんですね。たまたま今回の出演交渉があったとき、「合田君も一緒なら出てあげる」って言われまして、ちょっくらあせってしまいました。
 実はこの「里の秋」、途中に出てくる「星月夜」にはその当時、メロディーはつけられていませんでした。
 この形でレコーディングしているのは実は日本の歌手の中で僕だけなのです。そしてこの形でコンサートで歌っても認められているのは僕と千恵子さんだけなのですよ! と、言うのも倍賞さんの現在のコンサート構成演出は僕が任されています。
 小さいころから好きだった千恵子さんのコンサートを書かせてもらえるとは、実にうれしい限りです! 
 9月9日には千恵子さんのだんな様で作曲家であり編曲家でもある小六禮次郎さんもご一緒して下さいますが、小六さんは12月13日生まれ。僕と誕生日が同じなんです。
 それも同じく丑年。そうです。
 ちょうどひとまわり上なんですね。
 そんなご縁から、お二人ととても親しくさせて頂いているのです。
 「里の秋」からかもしだされる、現在の平和への感謝を心から祈りながら歌います。
 どうぞ13日、また来月9日は応援して下さい。
 「まさか童謡で泣けるとは…」、そんな気分に浸ってください。

「あの日の歌景色」をライブで!!
合田道人 デビュー30周年記念コンサート

2010年9月9日(木)  道新ホール
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ウミ

2010年08月03日

 この可愛らしい童謡も戦争につながっています。
 今年は戦後65年の節目の年です。
 戦争体験者がどんどんと少なくなるご時勢の中で、忘れてはならない歌なのです。
 この歌が作られた年に日本はそれまでの日中戦争から世界相手の戦いに入るのです。
 この歌をよく
「戦時中にもかかわらず、まことに珍しい夢のある大らかな歌である。それは一年生用の教科書の歌だったからである」
 などと書かれていることがあるのですが、これは全くの間違いです。
 本文にも書きましたが、この歌の3番の歌詞にある、海にお船を浮かばせてゆきたいよその国とは敵国をさしていたのです。
 みな男の子は兵隊になりたいと思っていた時代ですから、その意味では夢のある歌という言い方は間違いではないのかもしれませんが、そんな悲しい事実を知ることによって、この歌を聴くと戦争という名の嵐の時代の教育や子供の心がよく理解できます。
 本質を知ることにより、「間違いを起こすことなく生きて行けたら…」と思うと同時に、今の平和に感謝をしたいのです。

「あの日の歌景色」をライブで!!
合田道人 デビュー30周年記念コンサート

2010年9月9日(木)  道新ホール
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プロフィール

プロフィール

合田道人
ごうだ みちと。1961年(昭和36年)、釧路市生まれ。高校在学中に渡辺プロダクションからシンガー・ソング・ライターとしてデビュー。翌年数々の新人賞を受ける。その後、音楽番組の構成、司会、CD監修・解説に加え、作詩・作曲など多方面で活躍。著書「案外、知らずに歌ってた~童謡の謎」などで童謡ブームの火付け役となり、「歌う作家」として講演・コンサートで全国をまわっている。
07年4月から北海道新聞で「あの日の歌景色」を連載中。

歌を聴くには

「歌を聴く」ボタンをクリックすると、タイトルの歌を聴くことができます。

歌が再生されない場合は再生ソフト「『Windows Media Player』(無料)」をインストールしてください。ダウンロードするには、下のロゴをクリックしてください。


※録音物の著作権は、北海道新聞社、ミュージック・オフィス合田に帰属します。

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