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美し夢

2009年11月24日

 おなじみの、♪ね~むれ ね~むれ・・・の「シューベルトの子守歌」は「美し夢」という日本タイトルがつけられていたんですね。
 「うつくし夢」でも「うるわし夢」とも読みません。「うまし夢」とよむのが本当です。
 何かロマンチックでいて懐かしさが感じます。
 うましという意味の中には、美しいとか麗しいとかという意味のほかに、やすらぐような、夢のような、はたまた現実離れしたといった意味もあるそうですよ。
 そうなれば今の僕の心境かもしれないですね。

 11月30日、僕のデビュー30周年記念コンサートが、名古屋の中日劇場というとても大きなひのき舞台でひらくことになりました。
 現実離れした夢の実現です。
 北海道の高校生が歌った「釧路にて」でデビューして丸30年です。
 その日にこんな大きな舞台でそれも実はチケット完売という状態で今、ステージに立とうとしています。
 30年だからと言って、菅原洋一さん、芹洋子さんらが一緒に出てくださって歌います。
 今回は「うまし夢」は演目に入ってはいませんが、代わりに夢のようなコンサートという意味で(?)故郷を思って、デビュー曲の「釧路にて」と先日亡くなった森繁久弥さんをしのんで「知床旅情」を歌おうと思っています。
 北海道でも30周年コンサート開きたいですね…来年は。
 道新ホールででも・・・。その節はどうぞよろしくお願いします!!

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うさぎとかめ

2009年11月17日

 これも本気に歌ったことってこれまでなかったような気がします。
 今回歌ってみてそのストーリーの面白さ、それに子供たちへの「過信して怠けていてはだめだ」「力がなくても一生懸命に努力すれば、必ずすばらしい結果が待っている」といった教育、教訓の歌だということがよく分かるいい歌だなァと思いました。
 今回は歌で、どうやってストーリー性を持たせようかと、はじめは兎の速い走りっぷり、次にかめのゆっくりとした歩みをピアノで表現しながら、メロディ―を歌うということではなく、言葉を伝えるということに重点を置いてみました。
 いかがですか?

 さて新聞でも書きましたが、これを日本昔話だと思い込んでいる人が多いのです。
 実際はイソップ物語なのですが・・・。
 イソップ寓話の原点はギリシア語です。
 実は、ギリシアに生息するうさぎはヤブノウサギの一種類で、このうさぎは夜行性。
 昼間は12時間のうち6時間以上は寝ているんだそうです。
 うさぎは途中まで走って、「かめなんか、まだまだ来ないよ!」と寝てしまいます。
 これは夜行性のうさぎにとってごくごく普通の行動だったのかもしれませんね。
 寝過してかめに負けてしまうというこの話、結構動物の行動に忠実に作られているのかもしれません。

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村の鍛冶屋

2009年11月10日

 久しぶりに懐かしい歌を歌ってみました。
 「ふいご」って何だ? って確かに小さいころ思ったものです。
 けれど、だからこそこの歌で知った言葉でもありました。
 今の子供たちはこの歌を学校で教わらないのですから、「ふいご」だけではなく「かじや」も「しばしも休まず」の意味も知らないことになります。
 こういう身近な歌を通じて、そういった言葉を教えるのは無駄なことではないはずです。
 そういう意味では前回の「池の鯉」同様に、歌い継ぐべき歌かも知れないのです。
 実際、こうやって仕事を懸命に、それこそ「しばしも休まず」行うことがどんなに大事なことなのかを小さいうちからちゃんと教えなくてはならないはずなのです。
 みなさんも久しぶりに僕の歌とともに歌ってみて下さいね!
 知らない方は是非に覚えてほしいです。

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池の鯉

2009年11月03日

 昨今ではすっかり童謡集や唱歌集のCDには選曲されない歌になってしまいました。
 今回、僕の歌ではじめて聞いたという方も多いかもしれません。
 とても可愛くて楽しい文部省唱歌だとは思いませんか?
 明治44(1911)年に最初に発表され、戦後の教科書にも取り上げられていたのですが、教科書から消えると歌も忘れ去られてしまったようです。
 でもそれは食い止めなければいけないのです。
 やっぱり歌い継いでもらうには、しっかりと歌っていかなければならないのです。
 赤ちゃんや子供にとっては、すべてが新曲なのですから。
 今、歌われていないからと言って教えないということではなく、いい歌や楽しい歌は率先して伝えたいですね。
 この歌など、♪聞いたら来い 聞いたら来い…と、最後の句と節を繰り返す形式など子どもたちには今でも大人気になりそうですよ。


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プロフィール

プロフィール

合田道人
ごうだ みちと。1961年(昭和36年)、釧路市生まれ。高校在学中に渡辺プロダクションからシンガー・ソング・ライターとしてデビュー。翌年数々の新人賞を受ける。その後、音楽番組の構成、司会、CD監修・解説に加え、作詩・作曲など多方面で活躍。著書「案外、知らずに歌ってた~童謡の謎」などで童謡ブームの火付け役となり、「歌う作家」として講演・コンサートで全国をまわっている。
07年4月から北海道新聞で「あの日の歌景色」を連載中。

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※録音物の著作権は、北海道新聞社、ミュージック・オフィス合田に帰属します。

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