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蜜蜂(ブンブンブン)

2009年06月09日

 ドイツ民謡とボヘミヤ民謡では、この原題は「ズムズムズム」とされています。
 今歌われている、♪ぶんぶんぶん蜂が飛ぶ・・・は戦後、昭和26(1951)年になってからかかれた歌詞ですが、この歌が幼稚園の唱歌集にはじめて掲載されたのは古く、明治20(1887)年です。
 でもそのときは子供の興味を引く原始の出だし「ズムズムズム」を訳した「ぶんぶんぶん」は使われていませんでした。
 ♪はちよ みつばちよ 花には戯(たわ)れず そが露持ちきて かもせ なが密を…というのが1番の歌詞で2番は、♪こよや みつばちよ 春秋絶えせず 密をばつくりて もてこ わがもとに……。さらに3番は、♪あわれ たのもしや 力を合わせて 密をばつくれり みよや みつばちを……。
 蜜蜂のように力を合わせ働きましょうと言う意味の歌ですが、幼稚園児にはちょっと難しかったようで、幼稚園の外ではあまり普及しなかったようですね。
 「唱歌学校を出ず」です。
 そこで♪ブンブンブン……が書かれた最初の詩が今日の紙上のものですが、蜂が鳴く・・・だったのは面白い発見でした。

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プロフィール

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合田道人
ごうだ みちと。1961年(昭和36年)、釧路市生まれ。高校在学中に渡辺プロダクションからシンガー・ソング・ライターとしてデビュー。翌年数々の新人賞を受ける。その後、音楽番組の構成、司会、CD監修・解説に加え、作詩・作曲など多方面で活躍。著書「案外、知らずに歌ってた~童謡の謎」などで童謡ブームの火付け役となり、「歌う作家」として講演・コンサートで全国をまわっている。
07年4月から北海道新聞で「あの日の歌景色」を連載中。

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