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旅愁

2008年11月11日

すっかり秋めいてきました。北海道はもう寒くなってきたことでしょう。
♪ふけゆく秋の夜・・・。この歌はどういうわけか、♪夢路にたどるは 故郷(さと)の家路・・・だと思い込んで歌っている人が多いんです。
テキスト、楽譜などにも堂々とその歌詞が書かれているものが多いのですが、実は今回歌った(また、今回の新聞の詩に載っている)、♪夢にもたどるは・・・が正しいのです。
これは作詞の犬童球渓(いんどう・きゅうけい)唯一の著書『球渓歌集 四季』(1936年刊)の歌詞集にもそう書かれていますし、それに加えてよ~く考えてみると、♪夢路に~で、たどる家路~と“路”(じ)が重複していて詩句としては美しくないことにも気づきます。さらに、その部分の、♪故郷の家路~で、一番が終了していると思っている人もほとんどなのです。しかし、そのまま最初の、♪更け行く秋の夜…から、♪ひとり悩む…のところをくりかえして歌うのが本当なのです! 
「大きな栗の~」、そして「旅愁」と、今回は僕のコンサートのピアニストである鳴海周平の伴奏で歌います。

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プロフィール

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合田道人
ごうだ みちと。1961年(昭和36年)、釧路市生まれ。高校在学中に渡辺プロダクションからシンガー・ソング・ライターとしてデビュー。翌年数々の新人賞を受ける。その後、音楽番組の構成、司会、CD監修・解説に加え、作詩・作曲など多方面で活躍。著書「案外、知らずに歌ってた~童謡の謎」などで童謡ブームの火付け役となり、「歌う作家」として講演・コンサートで全国をまわっている。
07年4月から北海道新聞で「あの日の歌景色」を連載中。

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