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ちんちん千鳥

2008年09月09日

いい歌です。童謡というよりは歌曲寄りですよね。
世界をまたにかけたテナー歌手の藤原義江(男性です!)さんが歌って広めたことからもそういうことがある気がします。藤原歌劇団の先生ですね! 切手にもなっていますが、昭和51年に亡くなっていますから、僕がこの世界に入ったころはもういらっしゃらないのですが……。

ちょっと面白い話をひとつ! 
中島啓江さんというオペラの体格のいい方いらっしゃるでしょう? とても仲良くしていただいているのですが、その啓江さんと2回目に会った時の話です。あの人、藤原歌劇団なんですよね。
その日は、啓江さんと舞台が一緒でした。僕は出演者でもあり司会者でもあり構成家でもありましたが、休憩のとき啓江さんが「合田さん、藤原先生ってやさしかったですよね?」って言うんです。僕は「お会いしたことないですよ」と言ったら、「うそばっかり! 聞いたんですよ。合田さんって若い顔してるけれど、すごい年齢なんだよ!」って。「えっ?」「そうでしょう。だから古いことたくさん知ってるんですよ。50はとうに過ぎてるんだから。60近いんじゃない?」。どういうことでしょう。そのときまだ僕は40歳になったばかりの頃でした。
確かに僕は童顔で、40歳の時にまだ30代前半にしか見られないんですが、昔から歌謡史とかが好きだったので、「きっと年齢をごまかしている!」という噂がよく立ったんです。実は歌手協会に出入りしはじめた20代のころから「あの人は40歳過ぎてる」なんて言われちゃって。ショックというより、まさかあんなに若いのに、いろんなこと知りすぎていておかしい! ということから年齢をごまかしているということになるんですね。啓江さんも誰かに聞いたんでしょう。僕は「うそですよ!」って、運転免許をすぐに見せてあげました。「あら、ほんとだ! 偽造してないよね」って。そんなことするか! このことから実は倍賞千恵子さんとの後日談に発展するのですが……その話は今度また!

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コメント

ご無沙汰してましたが、合田道人さん御元気ですか?
メーテルも毎日知的に障害の持った人たちの学園で、お世話に明け暮れております。
21日は学園祭ですので、皆頑張ってます。

今週は新聞休刊日で、寂しい思いでした。
毎週欠かさず楽しみに見てますよ~。

今、「ちんちん千鳥」 聴いてましたら、
なんだか懐かしく涙が出そうになってしまいました。
子供の頃に歌った覚えがあります。
後半は少し忘れてました~。

画面は今流ですね、千鳥の飛ぶ綺麗な海が
いいな~。その画面のどこかに合田さんの歌っている姿も入れて下さい。

昨日書き忘れたのですが、中島啓江さんとの
会話がとっても面白いですね。
つい笑ってしまいましたよ~。

次回は賠償千恵子さんとのお話ですね?
楽しみにしてます。

いい歌ですものね。僕も涙ぐんでしまいました。さて・・・昨日、この連載50回目までが「童謡の風景」という書籍名で発売開始になりました。来週は北海道札幌で講演します。その場で新刊も販売しますが、ぜひお買い求めください!

メーテルさん、学園祭がんばってください。心配していた台風も去り、今日は埼玉県で無事に(昨日は延期になるかもといわれていた)トーク&コンサートです! 行ってきま~す

プロフィール

プロフィール

合田道人
ごうだ みちと。1961年(昭和36年)、釧路市生まれ。高校在学中に渡辺プロダクションからシンガー・ソング・ライターとしてデビュー。翌年数々の新人賞を受ける。その後、音楽番組の構成、司会、CD監修・解説に加え、作詩・作曲など多方面で活躍。著書「案外、知らずに歌ってた~童謡の謎」などで童謡ブームの火付け役となり、「歌う作家」として講演・コンサートで全国をまわっている。
07年4月から北海道新聞で「あの日の歌景色」を連載中。

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