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螢こい

2008年07月29日

それにしても、螢の群れを見なくなりましたね。
と、言うより僕はちゃんと見たことがないかもしれません。
少なくとも小さいとき、つまり北海道にいるときは見た記憶がないはずなのですよ。
栃木に遊びに行ったとき、夜光りながら飛ぶ群の光景を見て、
「あれが螢か!」と思ったことがありましたから・・・。
それにしても、このホタルという漢字ですが、今は“蛍”と書く決まりがあるようですが、
どうしても僕は火がふたつの“螢”のほうがピンとくるのです。みなさんはどうですか?

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七つの子

2008年07月22日

僕のコンサートや講演のスタートに必ずと言っていいほど、しゃべってうたう「七つの子」。一体、この“七つ”とは七歳のカラスか? それとも七羽のカラスのことなのか? は、実際よく聞かれる話です。七歳でも七羽でもない・・・というのがほんとうなのですが、「童謡の謎」には書きましたが、七つには、たくさんの、とか数羽のといった意味もあるんですね。七転び八起きって、別段な七回転ぶわけじゃないでしょう。七面鳥って、確かに顔の色を変えるけれど七色ではないのです。そういうことから「七つ」には「たくさんの」または、「数種類の」「いくつかの」という意味があるのです! だから「七つの子」は「いくつかの」何羽かのカラスと言っていいかもしれないのです!

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箱根八里

2008年07月15日

先日、歌番組で久しぶりに氷川きよし君に会いました。
相変わらず礼儀正しく「ご無沙汰しました。お元気ですか?」と声をかけてくれました。
きよし君のデビュー曲は「箱根八里の半次郎」です。20世紀最後の年(2000年)のことでした。
デビュー前から知っているきよし君でしたが、デビューして3ヶ月ぐらいして、“箱根八里~”が売れ出してきた頃、仕事場でマネージャーに僕がこんなことを言ったことを思い出しました。
「今世紀(20世紀)は“箱根八里”に始まり、“箱根八里”で終わるんだね」
「どういう意味です?」
「あの♪箱根の山は天下の剣……って、20世紀最初の年に生まれた歌なんだよ(1901年)。だから今世紀は「箱根八里」に始まり、あれから100年目の今年、きよしの「箱根八里」で終わる」
と言ったらすごく感激してくれたものです。それからしばらくして僕が「童謡の謎」を発売して、お正月にテレビ化されたとき、きよし君も出てくれて、童謡を歌ってくれました。
これからも歌謡界のトップシンガーとして突っ走って下さいね。きよし君!

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宵待草

2008年07月08日

7日は七夕でした。5日に「たなばた親子の集い」の子供たちを中心にしたコンサートを東京で開催しました。「たなばたさま」はじめ、五節句の話をして季節外れの「うれしいひなまつり」や「こいのぼり」なども歌いました。今度の10月に小学生、中学生のためのコンサートを依頼してくださった石川県の代表の方もわざわざステージに足を運んで下さいました。
実は昨年、能登大震災のチャリティーコンサートで見てくださった方からの依頼です。そのときはぼくの構成、司会でペギー葉山さんやボニージャックスのみなさんもご一緒でしたが、そのときボニーさんに歌っていただいたのが「宵待草」です。
どうしてこの歌を歌ってもらったか? 実はこの詩を書いた竹久夢二が愛する人に会うために逗留した宿が、石川県湯沸温泉にあるからなのです。
今回、はじめて歌ってみましたが、実に美しくせつない抒情歌だと実感しました。

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兎のダンス

2008年07月01日

今日の新聞で美空ひばりさんの歌声で収録した「兎のダンス」の話を書きました。
晋平のメロディーのほうが有名なのですが、ひばりさんの歌は山田耕筰のものなのです。今回ここで僕が歌っているのは晋平メロディーのほうですが、出だしの、♪ソソラソラソラ……って高く出るでしょう。耕筰メロディーのほうは、下の音から低く出るんですよ。でもテンポも似ているし、メロディーもそんなに変わりない気がするのは僕だけかな? 
「砂山」(うみはあらうみ)にも、晋平と耕筰が曲をつけているけれど、それはとても同じ詩だとは思えないほどに違う曲なのに・・・。7月に東京で行われる「童謡の謎」の舞台化で、この「砂山」の二曲を同時に、宝塚の姿月あさとさんと、つのだ☆ひろさんが共演するシーンを構成しているのですが、これはききものです! 
ひばりさんの「兎のダンス」を収録しているCD-BOXは6枚組みでBMGから発売されていますが、そこでは「砂山」の晋平のほうを、なんと藤山一郎さんで収録しています。ほかにも倍賞千恵子さん、森繁久彌さん、吉永小百合さん、小林旭さんといった俳優さんから、もと童謡歌手だった島倉千代子さん、園まりさん、それに由紀さおりさん姉妹までBOXには134曲が収録されています。僕はそこに「春の小川」や「涙そうそう」、それに「千の風になって」などを録音しました。ぜひきいてほしいBOXの名前は、なんとこの道新ととても似ているんですよ。「歌景色 思い出の抒情歌~今こそ・・・童謡・唱歌、今だから・・・愛唱歌~」ですから・・・。

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プロフィール

プロフィール

合田道人
ごうだ みちと。1961年(昭和36年)、釧路市生まれ。高校在学中に渡辺プロダクションからシンガー・ソング・ライターとしてデビュー。翌年数々の新人賞を受ける。その後、音楽番組の構成、司会、CD監修・解説に加え、作詩・作曲など多方面で活躍。著書「案外、知らずに歌ってた~童謡の謎」などで童謡ブームの火付け役となり、「歌う作家」として講演・コンサートで全国をまわっている。
07年4月から北海道新聞で「あの日の歌景色」を連載中。

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※録音物の著作権は、北海道新聞社、ミュージック・オフィス合田に帰属します。

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