たき火

2010年09月28日

 そろそろ、北海道はたきびの季節でしょうか? 
 まだ早い? 

 それにしてもたきびって、見かけなくなりましたね。
 僕が小さいときは確かにやっていた気がするんです。
 そこで薩摩いもを焼いたりしてね。
 懐かしい思い出です。

 この歌の歌碑が、東京の中野、結構うちから近くの場所に建てられてるんです。
 そこの家、この歌の舞台になった、垣根のある家です。
 立派な家ですね。
 ここの家では、歌の通りに区内に住んでいる子供たちにたき火を体験させようと、毎年たきびを続けているんですよ。

 さて、ずっと続けてきた「あの日の歌景色」「続 あの日の歌景色」が今日で最後なのです。
 長い間、たくさんのご声援を有難うございました。
 もしも道新で連載をしていなかったら、ぼくの30周年コンサートも、おととい行った釧路でのコンサートもありえなかったと思います。
 新聞連載で私が歌手だったことを知った皆さんもたくさんいたことでしょう。
 実は一昨日のコンサートは童謡・唱歌を歌うつどい…だったので、いつものように「しゃぼん玉」や「里の秋」を歌うだけのはずだったのですが、生まれ故郷ということもあってか、先日の30周年コンサートで聞いていただいた17歳のときのデビュー曲を歌ってほしいとリクエストされました。
 幣舞橋の近くのホールでデビュー曲「釧路にて」を歌う。
 あれから30年・・・。
 ちょっと嬉しさがこみ上げてきました。

 これからも新しい自分を見つめながら、さらに童謡唱歌に潜む謎や秘密に迫って行けたら…と思っています。
 長い間、読んでいただきありがとうございます。
 スタッフの皆さんもありがとう! 

ちいさい秋みつけた

2010年09月21日

 今週から生まれ故郷の釧路に行きます。
 「全道童謡・唱歌をうたうつどい」が今年で10回目、それも僕の故郷で開かれると言うので、早くから出演のオファーを頂いたゲスト出演です。
 9月26日、釧路市生涯学習センター「まなぼっと幣舞」大ホールで行います。
 それにしても月に2回も北海道にいけるなんて、それもこれも「あの日の歌景色」の連載とこのブログのおかげです。
 来月も4日間のコンサートツァーがありますしねえ。

 それにしても今年は本当に暑かったですね。
 北海道でのコンサートのとき、「さすがに涼しいなあ」…と思いましたが、帰ってきたら東京もちょっと涼しげになっていました! 
 まさに「ちいさい秋」の到来です。
 今回新聞で「ちいさい秋」は人生の折り返し地点と書きました。
 僕はもう「ちいさい秋」の季節を迎えたんでしょうか? 
 今48歳ですから・・・とっくに迎えてますねえ! きっと・・・。

かあさんの歌

2010年09月14日

 道新ホールでの30周年コンサート、無事に終わりました。
 ありがとうございます。
 当日券をお求めになり並んで下さったお客様の数十人がチケットを買えずにお帰りになったとのこと。
 申し訳ありませんでした。
 でも感動の中で一生懸命、歌ってきました。
 僕は「かあさんの歌」をレコーディングしていますが、できたいきさつが「うたごえ運動」の中で発表された歌ということもあってか、今まであまりステージで歌うことはありませんでした。
 しかし今回は母が舞台を見ているということもあり、あえて選曲してみました。
 それも2番と3番の間に唱歌「ふるさと」(うさぎおいし・・・)をはさんだちょっと感動的な作品として、第1部のラスト曲として歌ったのです。
 しんみりとお客さまも聞いてくださいました。
 それぞれのお母さんのことを思い出して聞いてくれていたのかもしれません。
 それにしてもどうしてこの手の歌は、みなさん涙が溢れそうになるのでしょうか? 

  先年、この歌ができた場所である長野県の信州新町(現・長野市)を訪ねました。
 そこには歌碑が建つのですが、なぜか周囲に羊の像もあるんです。
 それに「かあさんの歌」手袋というキャラクターグッズがありました。
 手袋には滑り止めがついていて、受験のお守りとしても人気だそうです。

赤とんぼ

2010年09月07日

 ♪おわれてみたのは いつの日か・・・。
 ふるさとの代名詞のような童謡「赤とんぼ」を今日は取り上げました。
 とうとう30周年のコンサートまであと2日です。
 僕は今夜から北海道に入り、久々に実家で過ごす予定です。
 この一週間で、うちのスタッフが4人も風邪をひき、僕も危ない! って思ってたけれど、なんとか気力で今日まで来ましたが、さて、今回のコンサートのラスト曲に選んだのが、やはりこの歌「赤とんぼ」です。
 この曲は北海道で作られた歌だということを新聞にも書きましたが、スタート曲が「この道」で、これがラスト曲。
 途中で倍賞さんにナレーションをしていただく「しゃぼん玉」も「赤い靴」と、北海道に関連している童謡たちが多く選曲されています。
 普通の童謡ショーとは違い、「へ~」と思って頂けるように、心をこめて最後の「赤とんぼ」まで歌ってまいります。
 どうぞ宜しくお願いします。

夕焼小焼

2010年08月31日

 故郷を感じる、と、言うよりは子供自分を思い起こす代表的な童謡です。
 カラスと一緒に帰ろう・・・と歌うこの歌の広がりには、明日の震災が左右しています。
 ここ数週間、9日のコンサートで歌う歌をより多く書かせてもらっていましたが、実はこの歌をコンサートで歌うことはあんまりないのです! 
 今回の道新ホールでもこの歌は選定されていません。
 でもあえて、そのあと10月に北海道4か所で行われるコンサートでは歌おうと思っています。
 さて、道新ホールのコンサートチケットが完売した模様です。
 とてもうれしいのですが、これから来ようと思っていたお客様・・・ごめんなさい。
 と、言うよりひょっとしたら、事務所の方でもう数枚だけ、手持ちがあるかもしれませんのでお問い合わせください。
 (03)3320-3971です。
 ではお楽しみに!


「あの日の歌景色」をライブで!!
合田道人 デビュー30周年記念コンサート

2010年9月9日(木)  道新ホール
詳しくはこちらで

さくら貝の歌

2010年08月24日

 抒情の名作「さくら貝の歌」は北海道真狩村出身の八洲秀章先生の作品です。
 来月9日の僕の30周年コンサートでは、ゲストの倍賞千恵子さんに歌って頂きます。

 倍賞さんが、このラジオ歌謡をリバイバルヒットさせたのは昭和40(1965)年のことですが、ラジオでいちばん最初に流れたのは昭和24(1949)年のこと。
 放送で歌ったのは小川静江さんですが、レコードで発売したのは辻輝子さん。
 この辻さんと言う歌手が、あの「赤とんぼ」「この道」「からたちの花」などを作った山田耕筰のご夫人でした。
 山田は八洲のこの歌をとても気に入り、自ら編曲を買って出たほどです。
 これが普通知られた「さくら貝の歌」の誕生エピソードですが、実はこの作品は戦時中すでにレコード化の話が進んでいたのです。

 昭和16(1941)年に東海林太郎と歌った「琵琶湖哀歌」、翌年には戦後日本調の代表作として知られた「十三夜」などを歌った小笠原美都子さんのところでレコーディングが検討されましたが、結局は戦後には「月がとっても青いから」などをヒットさせる菅原都々子さんによって吹き込まれました。
 ところが戦時中に、こんな愁いに満ちた抒情的な歌はどんなものだろうか? と判断され、おクラ入りしてしまったのです。
 ではなぜに戦後になって発売しなかったのか? 
 実はそのレコード原盤が保管されていたテイチクレコードの工場が、敵機の火によって火災を起こしすべて焼失してしまったからなのです。
 この歌が出来上がって70年あまり、今なお愛唱される日本の名歌として生き続けていることはとてもすごいことですね。
 9日の倍賞さんの歌が楽しみです、みなさんも聞きに来てくださいね。

「あの日の歌景色」をライブで!!
合田道人 デビュー30周年記念コンサート

2010年9月9日(木)  道新ホール
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汽車ポッポ

2010年08月17日

 誰でも知ってる歌だと思いきや、20代前後の若者たちにはこの歌が浸透していない…という事実を知ったのは、昨年出演したテレビでのことだった。
 元AKB48の女の子のひとりと一緒だったんですね! 
 大島麻衣ちゃんって言ったかな? 
 その子が「知らな~い」と言ったんです。
 「鳩ぽっぽ」じゃなくて「汽車ぽっぽ」?と。
 そこで我が娘たちに聞いてみると「私たちはパパと一緒にレコーディングしたから知ってるけれど…」。
 いや、実はその下の世代の子は知っているらしいんです。

 一時期SLがなくなって、機関車がなくなってしまったため、この歌は「もう不要」と教えたりしなかったわけです。
 それがその下の世代では、ちょうど由紀さんや僕の「童謡の謎」ブームがあったため、見直されたんですね。
 実は「月の沙漠」なんかもそうだったんです。
 こうなると困るのが、これからちょうど新米パパやママたちがこの歌たちを知らないことになるわけで・・・。
 というのも、その新米パパやママの子どもたちにも伝わらないということで。
 そういったことができるだけないようにと、子どもたちにもたくさんいい童謡を教えて行きたいですね。

 来月は道新ホールでコンサートが終わって3日後に、静岡の富士市で小学校の児童だけに向けてのコンサートがあります。
 たとえ知らない歌でも、どんなに昔からあっても子どもにとっては新曲です。
 そんなつもりでこの唄の本質の意味を知らせながら歌いたいと思います。
 実際、この「汽車ポッポ」が戦時中は同じメロディーなのに、歌詞が違った「兵隊さんの汽車」だったことは、自分で調べてやっと10年ぐらいに僕も知ったのですから・・・。
 伝えることは大切なのです!

「あの日の歌景色」をライブで!!
合田道人 デビュー30周年記念コンサート

2010年9月9日(木)  道新ホール
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里の秋

2010年08月10日

 8月13日に放送される「懐かしの昭和メロディー」(テレビ北海道:19:00~)にゲスト出演、この歌が流れますが、来月9日の道新ホールでのコンサートのゲスト、倍賞千恵子さんもご一緒です。
 実は千恵子さんは映画女優ということで、あまり好んで歌番組にはご出演しないんですね。たまたま今回の出演交渉があったとき、「合田君も一緒なら出てあげる」って言われまして、ちょっくらあせってしまいました。
 実はこの「里の秋」、途中に出てくる「星月夜」にはその当時、メロディーはつけられていませんでした。
 この形でレコーディングしているのは実は日本の歌手の中で僕だけなのです。そしてこの形でコンサートで歌っても認められているのは僕と千恵子さんだけなのですよ! と、言うのも倍賞さんの現在のコンサート構成演出は僕が任されています。
 小さいころから好きだった千恵子さんのコンサートを書かせてもらえるとは、実にうれしい限りです! 
 9月9日には千恵子さんのだんな様で作曲家であり編曲家でもある小六禮次郎さんもご一緒して下さいますが、小六さんは12月13日生まれ。僕と誕生日が同じなんです。
 それも同じく丑年。そうです。
 ちょうどひとまわり上なんですね。
 そんなご縁から、お二人ととても親しくさせて頂いているのです。
 「里の秋」からかもしだされる、現在の平和への感謝を心から祈りながら歌います。
 どうぞ13日、また来月9日は応援して下さい。
 「まさか童謡で泣けるとは…」、そんな気分に浸ってください。

「あの日の歌景色」をライブで!!
合田道人 デビュー30周年記念コンサート

2010年9月9日(木)  道新ホール
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ウミ

2010年08月03日

 この可愛らしい童謡も戦争につながっています。
 今年は戦後65年の節目の年です。
 戦争体験者がどんどんと少なくなるご時勢の中で、忘れてはならない歌なのです。
 この歌が作られた年に日本はそれまでの日中戦争から世界相手の戦いに入るのです。
 この歌をよく
「戦時中にもかかわらず、まことに珍しい夢のある大らかな歌である。それは一年生用の教科書の歌だったからである」
 などと書かれていることがあるのですが、これは全くの間違いです。
 本文にも書きましたが、この歌の3番の歌詞にある、海にお船を浮かばせてゆきたいよその国とは敵国をさしていたのです。
 みな男の子は兵隊になりたいと思っていた時代ですから、その意味では夢のある歌という言い方は間違いではないのかもしれませんが、そんな悲しい事実を知ることによって、この歌を聴くと戦争という名の嵐の時代の教育や子供の心がよく理解できます。
 本質を知ることにより、「間違いを起こすことなく生きて行けたら…」と思うと同時に、今の平和に感謝をしたいのです。

「あの日の歌景色」をライブで!!
合田道人 デビュー30周年記念コンサート

2010年9月9日(木)  道新ホール
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ぞうさん

2010年07月27日

 子供たちだけの講演会のときには、必ずと言っていいほど朗読して歌う歌です。
 普通はあんまり40歳過ぎのおじさん〈僕のことです!〉が歌う歌ではないのですが、子供たちにはなじみの歌だし、読み聞かせをするときにはちょうどいい教材でもあります。

 この歌は動物園からいなくなったぞうさんを返して! という子供たちの願いが実現したときに作られ発表された童謡なのです。
 そうです! ゾウやライオン、ニシキヘビ、クマなどの猛獣は、戦争中にすべて軍の命令で殺される運命でした。
 というのも、戦争中にもし敵機の爆弾が動物園近くに落ちたとしましょう。
 オリが壊され、飢えた猛獣たちが人間を襲うのは目に見えていたからだったのです。
 涙ながらに動物たちにさよならを告げなければならなかった気持ちは今の子供たちにもしっかりと伝わるのです。

「あの日の歌景色」をライブで!!
合田道人 デビュー30周年記念コンサート

2010年9月9日(木)  道新ホール
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プロフィール

プロフィール

合田道人
ごうだ みちと。1961年(昭和36年)、釧路市生まれ。高校在学中に渡辺プロダクションからシンガー・ソング・ライターとしてデビュー。翌年数々の新人賞を受ける。その後、音楽番組の構成、司会、CD監修・解説に加え、作詩・作曲など多方面で活躍。著書「案外、知らずに歌ってた~童謡の謎」などで童謡ブームの火付け役となり、「歌う作家」として講演・コンサートで全国をまわっている。
07年4月から北海道新聞で「あの日の歌景色」を連載中。

歌を聴くには

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※録音物の著作権は、北海道新聞社、ミュージック・オフィス合田に帰属します。

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