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お客様とのコミュニケーション

2010年01月31日

新しい年が明け、あっという間に1カ月
このペースでいくと1年は本当に短く感じてしまいそうな…
毎年感じることですが、年を重ねるごとに1年間というか…1日1日さえも、あっという間に過ぎていくようで…
もっと1日1日を大切に過ごさねば!と、気合いを入れなおしている月末です。


大和旅館には先週まで、半年以上ぶりになるでしょうか?工事関係の滞在のお客様がご宿泊されておりました。


毎回・毎回、新規の滞在のお客様が入ってくると感じていることですが・・・


今では大和旅館にご宿泊されるお客様は、インターネット経由の予約が7割を占めている状態。
「部屋にトイレなどがない」「建物は年季が入っている」など、旅館や施設などのマイナス面については、HPなどで情報収集済みなのでしょうか、ある程度「覚悟の上」といった感をお客様との会話から受け取れることや、「でもお湯はいいんだよね?」「息子の風雅くんはいないの」など、お客様の方からコミュニケーションをとってくれることも多くなってきていることから、チェックインの段階で「初めて会う人と話をする」という感が年々薄れてきいる中・・・
工事関係のお客様は、ご自分で宿を探し「納得」の上で予約を入れるのではなく、一般的には、会社のご担当の方や元請の方が、予算や現場への便や弁当などの条件を考慮し宿を決めるというケースが多いようで、チェックインの時には結構プレッシャーがかかったります。

仕事のでの長期滞在となれば、大和旅館がお客様の「家」となる訳で、少しでも気分良くお仕事出かけていける「我が家」になれるだろうか・・・


初日の食堂、お客様同士の会話が小声・・・

私、緊張
私の頭の中
・・・・・食事は口に合っているのかなぁ・・・・・
 ・・・・・息子が騒いでイライラしてるんじゃないかな~・・・・・
・・・・・共同トイレ大丈夫かなぁ・・・・・
       ・・・・・もう明日「帰る」って言われるんでは・・・・
・・・まずちょっとずつ話しかけてみよう・・・
  
 私「何か食べられないもとかないですか?」
  お客様「特に・・・」
   私「じゃ~肉系と魚系ではどちらがお好みですか?」
  お客様「どっちでもいいです。」
               ・・・・・駄目だ!会話が続かん・・・

別の日 
   私「今日は寒かったから鍋焼きにしました~」
  お客様「あっ!いいねぇ~」「・・・」
              ・・・・・・また会話が途切れてしまった・・・

また別の日
  お客様「生ビールってあるの?」
   私「ありますよ」
  お客様同士「今日はきつかったからビールでも飲むか」
   私「いいですねぇ」
  お客様「じゃ、飲んじゃお~かなぁ~」
               ・・・・・・ちょっとだけつながった・・・・・


なんてやり取りを繰り返しながら、日が経つごとに食堂がにぎやかになっていったりします。


今回のお客様もそんな感じで・・・
先日チェックアウトの際

  私「お仕事予定通り終わりそうなんですね~」
 お客様「おかげさまで~でも、本当にいい旅館でした!!」
  私「また洞爺湖温泉にお仕事の機会があったら・・・」
 お客様「いや~今度はプライベートで来ます」

なんとも泣きそうなお言葉・・・
久しぶりに「本当に旅館をやっていて良かった~」と痛感できた一瞬でした。


もちろん、最初から「我が家」モード全開のお客様のおり、それはそれで楽しいのですが・・・
今も、ブログを書いている私の後ろで、珍味の匂いをプンプンとビールを飲んでいる「我が家モード」の出張中方がおりますが・・・しかもここ事務所です。

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プロフィール

プロフィール

中村 敏之
 33歳。札幌市出身。小学校の修学旅行で訪れた洞爺湖のすばらしい景観が忘れられず、高校卒業と同時に洞爺湖温泉の某大型ホテルに就職。洞爺湖町(当時=虻田町)民となる。
 25歳で大和旅館の運営を任され、「夢の独立!」に一歩近づいたものの、翌年の2000年有珠山噴火に遭遇。それから7年、なんとか「独立」の夢は叶ったものの、綱渡りの経営が少し慣れてきている今日この頃。
 地方では、いまだ回復傾向の見られない厳しい経済情勢を乗り越えようと、妻・子そして築50年越えを果たした「大和旅館」とともに試行錯誤の日々を送る。

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