旬な話題
2007年07月12日
以前佐藤農園さんにお伺いし取材をした時に植え込んでいた作物が気になったので、時間の合間を縫って、久しぶりにお邪魔いたしました。
畑には、たくさんの作物が大きく青々と育っておりました。
いつものように手早に作業を進める母さんの姿が見えました。地を這うようにぐんぐんと蔓を伸ばし、たくさんの黄色い作物が目に入る。
私:「母さん、かぼちゃの花、たくさん咲いてるねー」と話しかけると、
母さん:「なーに言ってんだか、かぼちゃに見えるか、味ウリの花だべ」
私:「味ウリって? メロン?」
母さん:「メロンといえばメロンみてぇーなものだけどな~。メロンにもいろんな種類があるんだよ」
きっと私にどう説明したらよいのか悩みながら話したのでしょう。忙しい中ごめんと思いつつも気になるとついつい聞いてしまう私。言われてみれば、かぼちゃよりは少々花も葉も小さい。
私:「ごめんね」
母さん:「暇なのか?」
相変わらず、口は動かしても手は止めずに、いやな顔一つ見せずに相手をしてくれる。ちょうど花の咲き終えた先端が小さくふくれた物や子供のこぶしほどまで大きく丸く育ったメロンがたくさんありました。このメロンが7月の末ぐらいにちょうど食べごろを迎えるんですね。
次に、細く伸び小さな花を付けた作物が気になる。
私:「母さんこの花何の花?」
母さん:「な~んだべ、家の子供達でもわかるぞー、しし唐の花だ。何も勉強してねーなー」
またまた向こうのハウスの中が気になる。
私:「母さん、あのハウスの中になってるのなに?」
さすがに母さん、しびれを切らしたのか、優しい口調で・・・
母さん:「とりあえず行って見て来い。行って見て分かんなかったら聞け」
その通りです。
私:「じゃーハウスの中に失礼させていただきます」
そこには、ピーマン・トマトなどが小さな実を付けておりました。相当あきれてたのか、遠くから・・・
母さん:「なんだか分かるかー」
私:「はい、分かります」
これぐらいはさすがに分かります。
私:「このピーマン、来月ぐらいが食べごろ?」
母さん:「人間と違うんだよ、そんなに待ったら大変だべー」
まったく持って無知な私・・・。
母さん:「伸は今日は忙しくて手を離せねーベー。この間も遠くから友達が訪ねてきたときも結局会えなかったんだ」
大変といいつつも、私なんかは、まだまだ時間に余裕があることにあらためて気づきました。そして、一人二人の子供を育てることも大変なのに、農家の人たちは性格違うわがままな子供達を何百と育てているのと同じなんだろうな~と思いました。
われわれの口に届くまで、日々手を抜かずに、大事に育ててくれているんですよね。あらためて御礼と敬意を称します。今後も、時間の都合がつけば旬な様子、今の作物の姿をお送りしたいと思います。
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