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ここから放送、ラジオの列車運行情報

2012年01月06日

 「列車は平常通り運行しています。次に、きょう満席となっているのは、札幌から函館へ向かうスーパー北斗2号、6号、札幌から釧路へ向かうスーパーおおぞら1号・・・」。早朝のラジオから流れる列車の運行状況。この放送、いったいどこで収録しているのでしょう。ラジオ局から?それとも、どこか別に放送スタジオがあるの?

 JR北海道によると、ラジオ向けの放送は同社の本社内スタジオで10数年以上前から行っているといいます。そこで、帰省ラッシュ初日の2011年12月28日、JR北海道本社へ向かい、ラジオ放送の現場をのぞいてきました。

 午前7時半。本社屋が隣接するJR桑園駅の早朝ラッシュの喧騒とは打って変わって、本社2階にあるスタジオには静けさが漂っていました。まるで放送局のような機器が並ぶ一画には、ガラス窓を隔てて防音構造の収録室があります。ここでマイクに向かい、列車運行情報を電波で全道各地に届けているのが、この道7年のベテラン村中梨乃さん。落ち着いたトーンの声音で的確に原稿を読み上げます。

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<写真:緊張感が漂うJR北海道本社内の生放送のスタジオ=2011年12月28日午前7時55分>

 ラジオ放送は2012年1月現在、NHK第1放送とSTV(札幌テレビ放送)の二つのAMラジオ放送局で行っています。時間はNHK第1放送が月曜~土曜の午前7時55分ごろ、STVは月曜~金曜の午前8時25分です。

 この2つの放送枠を、村中さんともう1人の担当者が生放送で受け持っています。いずれも放送時間は1分ほど。「時間が限られているので、必ず列車の運行情報を最初に伝え、次に空席情報をお知らせするようにしています」と、村中さん。

 かつてこのスタジオから、テレビ向けの生放送も行っていました。JR北海道によると、NHKの道内向けで2010年4月まで、運行情報を伝えていたといいます。スタジオ内の天井には、その名残の照明ライトが今も吊り下げられたままになっていました。

<文・写真 渡辺拓也>

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