笑顔あふれる四国観光列車の旅(上)

2017年07月21日

sikoku001.jpg今までは、トワイライトエクスプレスが有り、食堂車でのひとときを過ごす事が、私にとって鉄道旅最大の楽しみでした。
しかし、平成27年3月に大阪--札幌の運行が無くなり、その後平成27年5月から運行された特別なトワイライトエクスプレスも平成28年3月にラストラント迎え、これから鉄道で何を楽しみに過ごして良いか思案していたところ、
食事が出来る観光列車の存在を知りました。

夜行列車ほど長時間に渡って楽しむことは出来ませんが、沿線の食材と地元のアルコールを楽しめる列車は、私にとってトワイライトの後継になるかもしれないと調べ始めましたが、結構値段の高い列車が多い中、JR四国の列車がリーズナブルだと分かり、ちょうど四国デスティネーションキャンペーン(四国DC)中でお得なきっぷが発売されているので行って来ました。
まず、使用したきっぷは四国DC限定の「四国くるりきっぷ」です。

大阪市内から新幹線の往復が付いて四国JR全線3日間特急自由席乗り放題で14,800円と激安ですが、残念ながら北海道では販売をしていませんので、トワイライトでお世話になったJR西日本の5489電話サービスで購入し宅配して貰いました。(この5489も9月一杯でなくなるそうです、残念。)
大阪からは新幹線の中で一番好きな500系で岡山に向かいました。

sikoku002.jpgsikoku003.jpg

岡山からは「しおかぜ3号」で瀬戸大橋を超えて多度津まで乗車。

sikoku004.jpg多度津からは今年4月にデビューしたばかりの「四国まんなか千年ものがたり そらの郷紀行」に乗車。
アテンダントが列車を出迎えてくれるシーンを見て期待が高まります。

sikoku005.jpg車両は国鉄型185系気動車を社内デザイナーの手によりグリーン車に改造した物です。

sikoku009.jpg車内は徳島県産の杉の香りがすがすがしく、落ち着いた雰囲気で号車毎にインテリアが違います。
sikoku011.jpg天井に鏡を使ったり、遊山箱や香川漆器の展示コーナーなども有り凝った作りです。
sikoku015.jpg沿道の子供たちに見送って貰い出発しましたが、程なく琴平駅へ到着。
sikoku019.jpg琴平駅では食事を頼んだお客さんにウエルカムサービスとしてシャーベットを配ってくれます(季節によってサービスメニューは変わるようです)。
sikoku021.jpgまた、この列車の運行に合わせ、駅舎を94年前の姿に復元をし、四国まんなかの乗客用のラウンジも新設されました。
sikoku023.jpg14分の停車後、お見送りを受けて出発!
sikoku024.jpg発車してまもなく、コーンスープと冷製のメニューが運ばれてきました。
sikoku027.jpg料理を美味しくいただいているとスイッチバックの坪尻駅で小休止、隣を「南風」が駆け抜けていきました。また、駅の見学をしたり、アテンダントが記念写真を撮ってくれたりと飽きません。
sikoku028.jpg坪尻を発車後、メニューで気になっていた地酒の飲み比べを注文します。
これは、人間国宝の香川漆器で香川、徳島の地酒8酒類の中から3酒類を選んで味わう物で、洋食メニューのこの列車ですが思わず頼んでしまいました。
sikoku031.jpgそしていよいよメインディッシュの登場です。
sikoku032.jpg観光列車の食事は弁当形式が多く冷めた物が多い中、このメインディッシュは暖かいままの提供でハンバーグが絶品でした。冷製のローストビーフもとても美味しく印象に残ったのですが、それもそのはず、地元の方に教えられたのが金刀比羅宮が運営する神椿というお店の料理で神椿は資生堂パーラーが料理を担当しているとの事で、やはり一流の味に大変満足しました。
そして列車は阿波池田駅でお出迎えを受け、車内からも手を振ってお返しをします。阿波川口駅では何故かタヌキさんがお出迎えをしてくれました。
sikoku035.jpg小歩危の清流や鯉のぼりを楽しんでいると食後のコーヒーが運ばれてきました。
sikoku036.jpgそして列車は地元の方々の出迎えを受け大歩危駅に到着しました。
sikoku040.jpgこれだけ楽しめて、掛かったお金は特急グリーン車料金2,460円と食事券5,500円(運賃を除く)!
sikoku042.jpgもちろんアルコールは別払いでしたが2時間27分の旅を、神椿の絶品料理をいただき、アテンダントのさわやかな対応や、沿線の皆さんのお出迎えを受け、とても満足しました。 
この後、ほとんど乗ったことが無かったJR四国の路線を楽しむため、阿波池田駅まで戻り、徳島線、鳴門線、高徳線、予讃線を乗り継ぎ松山で一泊をしました。
sikoku048.jpg(つづく)

北海道鉄道観光資源研究会 佐藤臣里

トラックバック

トラックバックURL: http://blog.hokkaido-np.co.jp/mt/mt-tb.cgi/8250

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

(公開されません)

(HTMLタグ(b,i,br/,p,strong,em,ul,ol,li,blockquote,pre)が使えます)