北海道ぐるっとローカル線の旅 冬の釧網本線前編(網走駅→緑駅→知床斜里駅)

2017年03月06日

 北海道の冬のローカル線の旅シリーズ第2弾!
 今回は、流氷広がるオホーツク海などを満喫する釧網本線(網走~緑~知床斜里)の冬の旅。昨年2月の日記です。冬の観光列車「流氷ノロッコ号」が、この冬でラストラン?との情報を耳にしていたので「行くなら今しかない!」と思ってました。

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流氷ノロッコ号のパンフレット(2016年1~2月版)

 流氷は、ユーラシア大陸北東部からサハリン北部のオホーツク海に流れる大河・アムール川から大量に流れ込む川水により塩分が低くなった海水が凍ったもので、北風に乗り南下を続け、例年2月上旬前後に北海道のオホーツク海沿岸に接岸します。ただ流氷の動きは風向きに左右されるので、接岸日は年によってばらつきがありますし、接岸した流氷が沖に戻ることもあります。車窓から流氷を見れるか否かは、その時の運次第かもしれませんね。それでは、旅日記スタート!

 2月22日(月)「網走に流氷が接岸!」とのニュース!しかし仕事のため鉄道の旅は週末までぐっとこらえて我慢。(泣)

 2月26日(金)満を持して午後5時30分札幌発網走行き特急オホーツク7号に乗り込む。車両はスラントノーズ形のキハ183系気動車、幸先いいな~。

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特急オホーツク7号(札幌駅)

 網走までは約5時間半の長旅。午後7時8分、北海道第二の都市・旭川市を出発するとやがて列車は大自然の暗闇の中へ。特急オホーツク7号は鹿などの野生動物との接触を避けるため時折汽笛を鳴らしながら雪の山間部を縫うように走り、定刻どおり午後10時58分、網走駅に到着。雪が凍りついた特急オホーツク7号を見て、北海道の厳しい冬をあらためて痛感。特急オホーツク、本当にお疲れ様!明日、素晴らしい車窓の風景に出会えますように!

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お疲れ様!特急オホーツク7号(網走駅)

 2月27日(土)朝5時起床、さすがに眠いです...。願いを込めて窓から外を見ると、やった~快晴!これはきっと、いいことあるぞ~!

 でも、このような日は本当にしばれるんです。写真は午前6時過ぎの網走駅前。気温は氷点下(マイナス)13度。吐く息も白く思わず身震いする寒さです。

 駅の入口には縦書きの「網走駅」の看板があります。珍しいですね、このような手書き墨字の看板。看板の隣にあるプレートを読むと「縦書き」には理由があり「網走刑務所」の受刑者が刑を終え出所し網走駅から旅立つ際に「横道にそれるなよ」と伝える思いを込めたものだそうです。今もその思いを伝えているのですね。

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寒い!早朝の網走駅

 この日のスケジュールは、午前6時41分網走発釧路行き普通列車(4725D)に乗車、釧路管内との境にある野上峠の手前にある緑駅で釧路発網走行き普通列車(4726D)に乗り換え、知床斜里駅まで戻り下車、知床斜里駅から網走駅までは流氷ノロッコ2号に乗車するプラン。
 ディーゼル機関車が牽引する流氷ノロッコ号は、この週末がラストランとなる可能性があり多くの人が乗車すると予想し、まずは静かな早朝の釧路行き普通列車で、流氷浮かぶオホーツク海と斜里~中斜里間の美しい斜里岳の風景を車窓から楽しむこととしました。

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左側2番ホームに釧路行き普通列車、右側1番ホームに石北本線・金華行き普通列車(網走駅)

 午前6時41分 釧路行き普通列車(4725D)網走駅発車!
 列車内は暖房がフル回転、本当に暖かいです。既に冷え切った身体にはありがたい。全身がポワ~と暖かくなり眠たくなってきました。やばい、ここで寝てはいけない。(笑)
 次の桂台駅を発車し短いトンネルを抜けると、進行方向の左側に見えてきました、朝日で光輝くオホーツク海!綺麗です!眩しいです!

 車を止め外に出てオホーツク海を眺めている女性がいます。寒くないのかな~。写真を撮っているのかな~。でも寒くてもそうする気持ちはわかります、この風景なら!
 あっ!海の右側の海岸に流氷を発見!遥か彼方のオホーツク海から流れ着いたのか...と思うと、自然の力の凄さをあらためて感じます。

6.jpg車窓の風景・朝日輝くオホーツク海(桂台~鱒浦)

 午前6時53分、列車は藻琴(もこと)駅を発車し藻琴川の鉄橋を通過。
 藻琴川は近くの藻琴湖からオホーツク海に流れる川ですが、川というよりまさに氷の流路。北海道の厳しい寒さを目の当たりにしましたが、実は藻琴湖は「寒しじみ」の名産地。寒さがもたらす恵みも、たくさんありますね。

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車窓の風景・氷の流路・藻琴川(藻琴~北浜)

 藻琴川の鉄橋を過ぎると進行方向の左側に雪原が広がり、雪原の向こうにはオホーツク海が広がります。これは藻琴川を過ぎて約5秒後の写真。乗客が回りにいない時に限り時々窓を少し開け写真を撮りますが、デジカメを握る手はわずか10秒程度でも寒風にさらされ一気に冷たくなり、耐えられなくなり、思いどおりに指が動かなくなります。(泣)窓をすぐに閉め写真撮影は一度終了、そして手を擦り温める。こんなことしている人、私ぐらいですね。(苦笑)

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雪原を疾走するキハ54形気動車(藻琴~北浜)

 午前7時3分、列車はオホーツク海に一番近い北浜駅を過ぎ、季節限定(5月~10月)の臨時駅・原生花園駅付近の直線区間を線路とのジョイント音を奏でながら時速約80kメートルで疾走。写真は進行方向右側の風景で、遠くに見えるのは標高1,000メートルの藻琴山。藻琴山の向こうには日本最大のカルデラ湖「屈斜路湖」が広がります。

 また、森林地帯の手前に真っ白な雪原が広がってますが、実はそこは濤沸(とうふつ)湖、湖面が凍り雪が積もって姿がまったく見えません。

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車窓の風景・冬は姿を消す濤沸湖(北浜~浜小清水)

 ここで7月の原生花園駅の写真をご紹介します。冬は雪に覆われますが、初夏はとても綺麗な自然豊かな風景になります。オレンジ色のエゾスカシユリが綺麗ですね。冬には姿を消す濤沸湖も青々しています。北海道は四季がはっきりしています。

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爽やかな初夏!原生花園駅

 午前7時6分 浜小清水駅到着。

 ここで北見行き普通列車と行き違い。車両前後の連結器が凍りつかないよう黄色いカバーがかけられています。

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浜小清水駅到着

 北見行き普通列車が発車!ディーゼル列車の排気が寒さで冷え、白い煙となりモクモクと立ち上ってますが、これも寒さ厳しい北海道の朝ならではの光景です。

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北見行き普通列車と行き違い(浜小清水駅)

14.jpg白煙を吐き加速する北見行き普通列車(浜小清水駅)

 
 冬は寒さとの戦いですが、雪との戦いはさらに大変です。安全確保のため線路の除雪は必要に応じて行われていますが、1日の列車運行本数が少ない路線は、どうしても線路に雪が積もりやすい。ただ、寒ければ寒いほど雪は軽くなるので、キハ54形気動車は写真のような悪条件でも高馬力で雪を蹴散らし力強く前進して行きます。北海道の列車はタフですね。
 15.jpg16.jpg17.jpg見えない線路もなんのその、青信号発車!(浜小清水駅)

 旅を続けましょう。
 午前7時6分 浜小清水駅発車!
 浜小清水駅は網走~知床斜里間の唯一の上下線行き違い駅。北見行き普通列車も浜小清水駅から遠ざかっていきます。

18.jpg列車後方の眺め・浜小清水駅発車!

 列車は海沿いの森林地帯を快走。列車の後方は、下から吹き上がる雪煙と列車の天井から吹き出す白い煙が流れ、まったくの視界不良。

19.jpg雪と煙で視界不良の列車後方(止別~知床斜里) 

 進行方向右側を見てみましょう。わっ!眩しい~!山のように大きく輝く朝日、鏡のように反射する雪原、目を細め瞬きしながら見た幻想的な風景は早朝だから出会えたもの。朝早くから行動してよかった!
 次の右カーブを過ぎると、進行方向左側にオホーツク海が広がってきます。どんな風景が待っているか楽しみです!速く座席を右から左へ移動しなくては...。

20.jpg山のように見える朝日と反射して眩しい雪原(止別~知床斜里)
 

 うぁ~見えてきましたオホーツク海!遠くに知床連山も見えます、綺麗ですね~!
いや~来てよかったです。オホーツク海は青く美しい海ですが、海面は流氷によって白く見えます。初めて見る人は海に氷があることに驚き、きっと「これが海なのか...」と不思議に思うでしょうね。私もそうでした。近くを見ると野生動物の足跡。キタキツネかな...それともエゾシカかな? 日本ではここにしかない車窓の風景なので、少し速度を落としていただければ嬉しいですね。

 「どうしん鉄道ブログ」で昨年3月にご紹介しました花咲線の厚岸湖(厚岸~糸魚沢)や三里浜海岸(別当賀~落石)も同じ。北海道には鉄道でしか見ることができない美しい風景があります。もっとPRしていいのにな~本当にもったいない。

21.jpg流氷浮かぶオホーツク海と知床連山(止別~知床斜里)

 海岸には一度接岸した流氷、水平線には白くうっすらと流氷帯(流氷の本体)が見えます。海面が凍っているようで本当に冷たそう。おそらく数日前までは流氷本体が接岸し、オホーツク海が真っ白な大雪原になっていたと思います。


221.JPG車窓の風景:海面が凍って見える北の海(止別~知床斜里)

 進行方向後方の網走方面の写真です。流氷がプカプカ浮いています。海が流氷で覆われる期間は漁業はできませんが、流氷とともに多くの食物プランクトンも南下し、それを追って魚も移動するので、流氷は多くの恵みを与えてくれます。

 また、流氷観光もすっかり定着し、特に雪が珍しい外国や本州から多くの観光客が訪れています。ありがたいことですね。 

23.jpg流氷浮かぶオホーツク海(止別~知床斜里)

 この区間の夏の車窓の風景をご紹介します。青い空・青い海、まさにオホーツクブルー。ここは夏も冬も素敵な車窓の風景に出会えますよ。

24.jpg夏の爽やかなオホーツク海(止別~知床斜里)

 午前7時22分 知床斜里駅1番ホーム到着。

 留辺蘂行き普通列車と行き違いのため5分停車。プラットホームの向こうに流氷ノロッコ号がいます。流氷ノロッコ号は知床斜里駅と網走駅との間を1日2往復、天気もいいし今日は観光客できっと賑わうのでしょうね。  

25.jpg知床斜里駅到着。発見!流氷ノロッコ号

 午前7時27分 知床斜里駅発車!
 列車は駅を出発するとすぐに大きな右カーブを通過、進路を東から南に変えます。
 ここから、私が好きな車窓の風景「冬の斜里岳(標高1,545メートル)」が進行方向左側の前方に見えてきます。快晴でかつ気温が低いため視界もすっきり!斜里岳はどのような姿を私に見せるのでしょうか?

 窓を少し開け、その隙間から進行方向の前方を見ると、見えてきました斜里岳!

 うぁ~本当に綺麗!澄みきった空、美しい山の姿、真っ白な雪原とその上を舞う川霧。まるでポスターのよう。素晴らしい、本当に来てよかった!徐行運転しないかな~。

261.JPGとっても綺麗!冬の斜里岳1(知床斜里~中斜里)

 列車は幾品川の鉄橋を通過、川面が凍りその上に雪が積もり川の姿がまったく見えません。おそらく川の流れはこの雪原の下にあるのでしょう。

271.JPGとっても綺麗!冬の斜里岳2(知床斜里~中斜里)

 列車は鉄橋を渡ると間もなく右へカーブ、列車の進路は南から南西へと変わり斜里岳を望む方向も変わりますが、どこから見てもこの日の斜里岳はとても美しかった。

 写真は、南斜里~清里間の車窓の風景。山はもちろんですが、目の前に広がる純白の雪原がとても綺麗!北海道では当たり前の風景ですが、あらためてその美しさに気づいた感じがします。

281.jpg車窓の風景・冬の斜里岳と純白の雪原(南斜里~清里)

 この区間の夏の車窓の風景をご紹介しましょう。
 季節は7月下旬、畑は緑と黄色のツートンカラー。緑はビート(てん菜=砂糖大根)黄色は秋まき小麦で、ともにこの地の特産物。この地域は一大畑作地帯で、夏はあちらこちらで美しいカラフルな畑の風景に出会います。釧網本線の車窓の風景は、夏も冬も本当に素晴らしいですね。

29.jpg車窓の風景・夏の色鮮やかな畑と斜里岳(南斜里~清里)

 午前7時54分、網走駅を出発して1時間余り、列車はこの旅の折り返し地点、緑駅に間もなく到着。写真は列車の進行方向前方です。森林地帯にあるのは雪の中で進路を示す線路と信号機のみ。自然に溶け込んだローカル線の風景は、いつ見ても風情があっていいものです。

301.JPG冬の森林地帯のローカル線(札弦~緑)

 午前7時57分 緑駅到着。
 ここで釧路発網走行き普通列車(4626D)と行き違いのため5分停車。キハ54形気動車も峠越えを前に一休み。

 列車を降りると、空気がピリッ・ピリッと冷たい。風はまったくなく穏やか、でも吐く息は本当に白い。付近の樹木の枝は空気中の水蒸気が凍りついた霧氷で白くなり、よく見ると空気中に日の光で反射しキラキラ輝く小さな小さなダイヤモンドダストを発見!まるで「北海道厳冬体験ツアー」のようです。

 鼻で思いっきり空気を吸う私の「人間温度計」を実践すると鼻毛がくっつく感じ。ということは私の経験上、気温はおよそ氷点下20度!こんな冬の楽しみ方もあります。誰もしませんが...。(笑)

 ちなみに、氷点下30度では鼻毛はバリバリくっつき、吐く息が凍りつき眉毛や耳付近の髪が白くなります。本当に凄いですよ。

 あとで調べたら、斜里町のこの日の最低気温は氷点下19.5度。清里町緑地区は斜里町市街地より内陸にあるので、おそらく気温は氷点下20度あたり。私の「人間温度計」は間違っていなかったようです(笑)。なお、緑駅前には天然温泉「緑の湯」があります。源泉かけ流しで露天風呂あり、お時間のある時は温泉に浸かって日頃の疲れを癒やしてくださいね。

31.jpg寒さ厳しい緑駅

 雪に埋もれた緑駅の看板、冷たそう。私の記憶では、毛糸の手袋で支柱を触ると、手袋は寒さで支柱にくっつくと思います。要注意!あくまでも私の記憶ですが...。

32.jpg雪に埋もれた看板(緑駅)

 午前8時、釧路発網走行き普通列車がやってきました。釧路発午前6時6分ここまで約2時間の長旅、峠越えもあり早朝からお疲れ様!嬉しいですね~2両編成。高校生の通学利用がない週末なのに何故かな?と思いましたが、座れるしありがたいことです。緑駅ではわずか4分間の滞在でしたが、霧氷、ダイヤモンドダスト、人間温度計と、とても内容の濃い厳冬体験となりました。すっかり満足です。

33.jpg34.jpg釧路発網走行き普通列車到着(緑駅)

 午前8時1分 網走行き普通列車・緑駅発車!

 乗車すると何と驚き!観光客で結構混んでいます。座れるかな~?あっそうか!きっと私のように知床斜里駅で下車して流氷ノロッコ2号に乗り換える人がいるのですね。前日この時期に釧路~標茶間を運行している「SL冬の湿原号」を楽しみ、今日はこの列車に乗車し斜里からは流氷観光などを楽しむ。車窓の風景を楽しみ「鉄」分補給も十分できる。これはいいプラン!私も次はこのパターンにしよう!

35.jpg36.jpg網走行き普通列車発車!(緑駅)

 午前8時24分、列車は南斜里~中斜里間を快走。進行方向左側にビートから砂糖を製造しているホクレン中斜里製糖工場が見えてきました。空高く上る白い煙、まるで雲のようです。工場からの排気に含まれる水蒸気が急激に冷やされできたのでしょうね。これも冬ならではの光景です。

 ちなみに日本の砂糖自給率は約40%、その内約80%が北海道のビートから作られ、中斜里製糖工場は十勝管内にある清水製糖工場とともに砂糖生産を支えているとても重要な工場とのことです。

37.jpg車窓の風景・日本の重要な砂糖生産基地「ホクレン中斜里製糖工場」(南斜里~中斜里)

 中斜里駅を発車すると、進行方向の右側に斜里岳を望みながら列車は左にカーブ、やがて知床連山のひとつ「海別(うなべつ)岳(標高1,419メートル)」が見えてきます。斜里岳とは異なり山の稜線はなだらか。山の向こうは根室管内、そしてその向こうにはオホーツク海を挟んで北方領土・国後島があります。

381.JPG車窓の風景・冬の海別岳(中斜里~知床斜里)

 午前8時31分 知床斜里駅2番ホーム到着。
 私はここで降りて、午前8時55分発・流氷ノロッコ2号に乗り換えます。

 私の他にも多くのお客さんが降りてました。きっと流氷ノロッコ2号を楽しむ人や「世界自然遺産・知床」へ観光に行く人もいるのでしょう。3番ホームには流氷ノロッコ2号が既にスタンバイ、乗車が楽しみです。

 午前8時34分、網走行き普通列車が発車。ここでキハ54形気動車とはお別れです。

39.jpg40.jpg網走行き普通列車を見送る(知床斜里駅)

 この後、私は知床斜里駅で休憩しましたが、流氷ノロッコ2号に乗車する大勢のお客さんで一杯!これには、びっくりしました。やはりラストラン?の影響かもしれません。
 流氷ノロッコ2号は、午前8時55分知床斜里駅を発車、途中、止別(やむべつ)駅、浜小清水駅、北浜駅に停車し、午前10時網走駅2番ホームに到着。私も初めての流氷ノロッコ号の旅を楽しみました。旅の様子は、あらためてご紹介したいと思います。

41.jpg網走駅に到着した流氷ノロッコ2号


 最後に素晴らしい眺めを満喫できるポイントを2か所ご紹介します。

 まずは、浜小清水駅西側の小高い丘のてっぺんにあるフレトイ展望台。
 ここは、南東に斜里岳、東にオホーツク海と知床半島、北から西にかけてオホーツク海を一望できます。この日の正午前に撮影した写真をご紹介します。
1枚目は東側の眺め。手前に浜小清水駅と釧路発網走行き「快速しれとこ」が見えます。遠くに見える山は知床半島の付け根に位置する海別岳。2枚目は北東側の眺め。綺麗ですね雪化粧した知床連山、流氷も浮いてます。中央の山は知床連山最高峰の羅臼岳(標高1,661メートル)。3枚目は北側の眺め。カメラをズームアップすると、あっ!見えました流氷本体!近くで見れなくて残念でしたが、とにかく見れてよかった!あの流氷帯が海岸に接岸した時、広大な海は真っ白な大雪原に生まれ変わります。信じられませんね、凄いことです。 

421.JPGフレトイ展望台から東側の眺め
431.JPGフレトイ展望台から北東側の眺め

441.JPGフレトイ展望台から北側の眺め

 そして、北浜駅展望台。
 北浜駅はオホーツク海から一番近い駅、おそらく海岸からは20メートル位しかないと思います。展望台からの眺めは素晴らしいですし、なんといっても駅の隣にあるのが最大の魅力。私も必ず立ち寄る人気のスポットです。

45.jpg懐かしい郵便ポスト、旅人の人気駅「北浜駅」


46.jpg階段上れば素晴らしい眺め「北浜駅展望台」

 私は翌日、知床斜里駅で下車した網走行き普通列車(4726D)を北浜駅展望台で待つこととしました。午前9時2分、やってきましたキハ54形気動車、この日も2両編成!きっと釧路から多くの観光客を乗せてきたことでしょう。海岸には一度接岸した流氷、線路の海側には「防風・防雪柵」があります。海から吹き付ける風雪は時として線路に雪の吹き溜まりを作るので、それを防ぐためのものです。北の冬の厳しさを感じますね。
 この日も好天に恵まれましたが、残念ながら知床連山は見えませんでした。雲がかかっていなければ雪化粧した美しい知床連山の眺めを楽しむことができます。

471.jpg48.jpg49.jpg網走行き普通列車(4726D)を見送る(北浜駅展望台)

 北浜駅展望台からの夏の眺めもご紹介します。空も海も真っ青!まさにオホーツクブルー!いつ見ても美しい風景です。プラットホームに腰掛けている若者がいますね。何を話しているのかな?の~んびりしていていいですね。きっと素敵な夏の思い出になったことでしょう。

50.jpg空も海もオホーツクブルー(北浜駅)

 全国の鉄道フアンに人気の高い釧網本線。国立公園や国定公園内を走行する四季折々の素晴らしい車窓の風景が、いつも旅人を迎えてくれます。この魅力たっぷりの釧網本線の旅がいつまでも続けられるといいですね。私も必ずまた来ます!今度はどんな車窓の風景に出会えるか、とても楽しみにしています。

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コメント

みました。
なんだか「じ~ん」と来ました。
私も鉄道に興味がわいてきました。

みましたよ~
昼休みお弁当食べながら・・・

いいですね~

温かいメッセージありがとうございます。
いいですよ~!ローカル線の旅は!日高本線も美しい車窓の風景が続くとても魅力的なローカル線でしたが、今はとても残念な状況ですね。でも北海道には様々なローカル線もありますので、いつかローカル線の旅をお楽しみくださいね。

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