北海道ぐるっとローカル線の旅【冬の花咲線1(釧路駅→茶内駅)】

2016年03月02日

 北海道には自然豊かな四季折々の風景がありますが、やはり北海道といえば厳しい冬。そんな冬のローカル線の旅を「どうしん鉄道ブログ」で紹介したいと思い、2月にJR根室線(通称・花咲線=135.4キロ)の釧路~根室間を旅しました。

 花咲線では特急列車やイベント列車の運行はなく、また、列車の多くはキハ54又はキハ40系気動車の単行運転(1両編成)なので、鉄道旅としてはやや物足りなさを感じるかもしれませんが、厚岸付近の厚岸湾・厚岸湖・別寒辺牛(べかんべうし)湿原では、とても美しい車窓の風景が広がりますし、また落石付近では太平洋の大海原のほか、道東ならではの「あっ!」と驚く光景に出会いました。冬の花咲線は結構、見どころがあるのです。では、旅を進めましょう!今回は、札幌からの鉄道旅です。

 午前7時2分 札幌発釧路行き「特急スーパーおおぞら1号」札幌駅発車!

 札幌からトマムまでは雪でしたが、釧路に近づくにつれ空模様は天気予報通り澄み切った青空に!気持ちのいい車窓の風景を楽しんでいると、約4時間の「特急スーパーおおぞら」の旅もあっという間に終了。 ここで鉄道旅が終わってしまった感じがしましたが、気持ちを入れ替えて釧路駅から本番スタートです。

  午前11時1分 特急スーパーおおぞら1号、釧路駅1番ホーム到着。本来であれば2番ホームの「根室行き快速ノサップ」に乗り換えるところですが、釧路駅3番ホームに、ちょっと寄り道。

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特急スーパーおおぞらと快速ノサップ(釧路駅)

 

 え・・何故って?1月末から2月末まで週末のこの時間帯は、釧網線の冬の名物列車「SL冬の湿原号」が3番ホームに入線しているのです。今回のお目当ては「花咲線」ですが、折角の機会なので「SL冬の湿原号」を見送ることにしました。「SL冬の湿原号」はとても人気があるので、5両編成の客車はほぼ満員。乗客が我先にとSL前で記念撮影し、撮り鉄も多数来ていましたので、3番ホームは大賑わいでした。アジアからの観光客も多かったですね。

 SL(蒸気機関車)は、発車時に必要な出力を確保するため、より多くの石炭を焚き釜(ボイラー)の圧力を上げる必要があり、その際、煙突から黒煙が多く出るのです。「SL冬の湿原号」も写真のとおり、黒煙をもくもく上げ発車準備に入りました。私も煙を浴びましたが、懐かしい「昭和」の香りがしましたね。

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SL冬の湿原号1(発車前の出力アップのため噴出する黒煙)

 

 もくもく上がった黒煙が納まり、発車準備完了。機関士(運転士)さんと車掌さんが発車の確認をしています。これも「昭和」の雰囲気ですね。


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SL冬の湿原号2(発車準備完了!)

 

  午前11時8分 SL冬の湿原号発車!釧路市内に轟く「ポォー!」の大音響! 

 「シュ・シュ・シュ・・」と、ゆっくり前進していきます!間近で見ると音といい、煙といい、本当に「ど迫力」ですね。いや~来てよかった!

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SL冬の湿原号3(ポー!釧路市内に轟くすごい音)

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SL冬の湿原号4(シュシュ・ゆっくり前進)


 このC11型蒸気機関車は、駆動輪(大きな車輪)が3つの小型のSLですが、その分、小回りが効くので、かつては北海道の多くのローカル線で活躍していました。また、この「C11・171号機」は昔、わが故郷の鉄路「標津線」を走行していたので、個人的にはとても思い入れがあります。

 子どもの頃、駅にディーゼル列車や貨物列車を見に行っていましたが、ある日、蒸気機関車が駅に停車している時、「よ~、僕、石炭くべてみないか?」と機関士さんに声をかけられました。「え~!」と驚きましたが、すぐに「はい!」と返事。機関助士さんの勧めでスコップで石炭を取り、釜の投入口を開け石炭を釜へ放り込みましたが、遠くまで放り込むことができず「下手くそだな~」と笑われ、「ほれ!こうやってやるんだ!」と言いながら、自慢げに石炭投入の手本を見せてくれました(笑)。

 まったく予想外の出来事でしたが、夢のような体験でした。こんなこと今では有り得ないことです。「昭和」の時代はとてものんびりしていましたね。この「C11・171号機」は2012年の夏「SLニセコ号」として運行していた際に倶知安駅で会って以来の再会。その勇姿をまた見ることができて嬉しかったですね。いつまでも活躍して欲しいものです。

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SL冬の湿原号5


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SL冬の湿原号6

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SL冬の湿原号7

 
 
 話がそれました。ここからは「花咲線」モードに切り替えましょう!

 1日目は、この後レンタカーを借りて花咲線沿線を散策、地域の人と話をしたり写真を撮ったりしました。2日目は、いよいよ花咲線全線往復乗車の旅です。片道約2時間40分、往復約6時間の旅ですが、花咲線の冬の魅力を少しでもお伝えできればと思っていました。

 さて、2日目です。早朝の釧路駅です。

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道東の鉄道拠点・釧路駅


 2日目は、釧路発午前8時11分の根室行き普通列車に乗車します。「特急スーパーおおぞら」に接続している列車は乗客が多いと思いますので、鉄道旅をゆっくり楽しむため、特急列車に接続していない普通列車がターゲットです。根室行き普通列車は改札口電光掲示板によると4番ホーム発で、遠くに見える車両です。

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釧路駅・改札口

 

 4番ホームに入線していたのは「キハ54・507」です。キハ54系気動車は車体がステンレスボディなので軽量、更にエンジンがディーゼル特急並みで加速が良く、花咲線の快速列車としても活躍しています。

 連結器が黄色い袋で覆われています。凍結による作動不良を回避するための措置ですね。北の鉄道は、特に厳しい冬ではいろいろと手がかかります。

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根室行き普通列車1(釧路駅)

 

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根室行き普通列車2(釧路駅)

 

 車内の写真です。座席は動物の絵が入っている青色のシート。このタイプのキハ54系気動車に乗車すると道東の青空にマッチしている車両だな~といつも思いますね。え?もしかしたら・・?と思い「どうしん鉄道ブログ」で確認したら、2年前の夏、ローカル線をぐるっと約1000キロ旅をした時の、釧路発網走行き「快速しれとこ」と同じ車両でした。何か縁を感じます。また、お世話になります。

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根室行き普通列車・5629D車内

 

 午前8時11分 釧路駅発車!いよいよ「花咲線」の旅の始まりです。天気は快晴!綺麗な車窓の風景が期待できると、とてもわくわくした気持ちでした。向こうに見えるのは、1番ホームに停車している釧路発札幌行き「特急スーパーおおぞら4号」、先ほどの釧路駅改札口の電光掲示板でも表示されています。釧路~札幌間を最速3時間58分(かつては3時間35分)で結ぶ、釧路からの乗車率が高い人気列車です。

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釧路駅発車!

 

 釧路駅発車後、すぐに釧路川の鉄橋を通過します。写真を撮る時だけ、少しだけ窓を開けます。乗客が少ない列車の最後方の座席に陣取るのはこのためです。寒さが厳しいので冷たい空気が入ってきますが、空気がとても透明かつ新鮮な感じがして、気持ちがいいものです。川面にたくさんの氷が浮いていました。まるでジグソーパズルの様ですね。橋下の氷は大きいな~。

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車窓の風景(釧路川鉄橋を通過1)

 

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車窓の風景(釧路川鉄橋を通過2)

 
 写真は釧路川の鉄橋を通過するキハ54系気動車です。子ども頃、鉄道を利用して釧路に来た時、この鉄橋を渡ると「いよいよ釧路だ~」と思いました。この鉄橋を見ると、いろんな思い出が思い浮かびますね。

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釧路川鉄橋を通過するキハ54系気動車

 

 午前8時15分 東釧路駅到着。根室発釧路行き通列車と行き違いです。 この列車は「特急スーパーおおぞら4号」に接続するので、乗車率は高いと思います。

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 釧路行き普通列車と行き違い(東釧路駅)

 

 午前8時18分 東釧路駅発車!ここで、網走方面に続く釧網本線とお別れです。

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東釧路駅発車!

 

 次の武佐駅を過ぎると直線区間に入ります。青い空、白い雪の上にまっすぐ伸びる線路!列車は加速し、時速80キロをキープ。北海道のローカル線は、ほとんどの区間がロングレールではないので、「ガタン・ガタン・ガタン」でお馴染みの線路とのジョイント音が軽快なリズムを刻みます。気持ちのいい車窓の風景でした。このアングルで動画を撮っている人を、時々見かけますね。

 ところで線路の中央や線路を横切るように小さい穴のようなものが見えますが、これ何だと思います?そう!実は「鹿の足跡」のなのです(他の野生動物もいると思いますが、ほとんどが鹿です)。 線路は鹿にとっても移動しやすい道なのでしょうね。 線路に雪が積もると、そのことがはっきりわかります。花咲線・釧網本線は、鹿との遭遇がとても多いのですが、これはまさにその証拠ですね。

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気持ちのいい直線区間・鹿の足跡が!(別保~上尾幌)

 

 キハ54系気動車には高音の「ピー」という警笛と、低音の「プーン」という2種類の警笛が設置されていて、高音の「ピー」は「鹿笛」と呼ばれ、鹿などの野生動物に列車が来ていることを知らせるためなど、列車が来ていることを周辺に広く知らせるための警笛で、鹿を発見した時やカーブの手前では、この警笛をよく聞きます。

 次の別保駅を過ぎると、列車は原生林が覆い繁る山中へ入って行きます。列車は加速と減速を繰り返し、時々「ピー」と警笛を鳴らしながら、連続するS字カーブや3つのトンネルを抜け、東へ走って行きます。それにしても、どこでも鹿が歩いているのですね~。

 S字カーブの写真を見ると、かなりの足跡があります。

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 トンネル通過(別保~上尾幌)

 

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連続S字カーブ通過(別保~上尾幌)

 

 午前8時41分 上尾幌駅到着。

 厚岸発釧路行き普通列車と行き違いです。花咲線はキハ54系気動車の運用が基本のようですが、釧路~厚岸間(46.6キロ)のみを走行する列車では、キハ40系気動車の運用もあるようです。

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 釧路行き普通列車行き違い(上尾幌駅)

 

 ちなみに花咲線には上下線の行き違いが可能な駅(交換駅)が6つしかありません。交換駅はだいたい20キロ間隔で設置されていて、上尾幌駅はそのうちの一つです。他は、東釧路駅・厚岸駅・茶内駅・厚床駅・落石駅です。あまり行き違い列車に合わないので、たとえ1両でも貴重な瞬間です。都市部では考えられないことですが・・。

 午前8時41分 上尾幌駅発車!

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上尾幌駅発車!

 

 次の門静駅を過ぎると、進行方向右手に遂に見えてきました! 真っ青な空と、朝日にキラキラ輝く穏やかな厚岸湾!うぁ~本当に綺麗!まさに絶景です!パノラマ撮影できたらいいのですが、それができないので3枚に分けて撮影しました。徐行運転して欲しかったな~!

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絶景!厚岸湾1(門静~厚岸)

 

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車窓の風景・絶景!厚岸湾2(門静~厚岸)

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絶景!厚岸湾3(門静~厚岸)

 

 進行方向の左側(北側)にある斜面の上から撮った写真です。遠くに厚岸の市街地が見えます。この写真で、このエリアのイメージができると思います。

28厚岸湾沿いを走るキハ54系気動車.JPG

厚岸湾沿いを走るキハ54系気動車(門静~厚岸)

 

 午前9時3分 厚岸駅到着。約20名の乗客のうち高校生など地元の乗客は厚岸駅で降り、私とアジアからの観光客など6名が更に東へ向かいます。

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厚岸駅到着

 

 厚岸町は国指定史跡「国泰寺」などの歴史的建造物、「牡蠣(かき)」などの海産物が有名ですが、その話題は根室からの帰りにするとしまして、ここでは、駅北側にある「道の駅・厚岸グルメパーク」からの風景をご紹介します。手前に見える赤い橋付近に厚岸駅(駅舎)があります。遠くに見えるのは厚岸湾です。駅から徒歩5分程度なので、厚岸駅にお立ち寄りの際は是非、行くことをお勧めします。美味しいものがたくさんありますよ。

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厚岸駅北側の道の駅からの風景

 

 午前9時3分 厚岸駅発車!

 厚岸の市街地を過ぎると、進行方向右手に大雪原が見えてきます。表面が結氷し雪が積もった厚岸湖です。いや~本当に広い!対岸は遥か彼方!この鉄道からの風景は、日本でも他に見られないのではないかと思いましたね。とてもスケールの大きい冬景色です。パノラマ撮影できたらいいのですが、ここも3枚に分けて撮影しました。ここも徐行運転して欲しかったな~!

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広大な冬景色の厚岸湖1(厚岸~糸魚沢)

 

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車窓の風景・広大な冬景色の厚岸湖2(厚岸~糸魚沢)

 

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広大な冬景色の厚岸湖3(厚岸~糸魚沢)

 

 

 厚岸湖の風景を満喫しているとめったに見られない光景が目の前に!なんと雪原を列車と疾走する鹿の群れ!しかも、縦一列で。これには本当に驚きました。まるで列車と「かけっこ」しているようです。いつもしているのかな?それとも列車に驚いたのかな?でも、私には鹿がとても楽しそうに見えました。 列車は時速約70キロで走行していたと思うので、かなりのスピードです。これは貴重な出会いでした。アジアの観光客さんも窓を開けて写真を撮っていましたね。

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雪原を列車と疾走するシカの群れ!(厚岸~糸魚沢)

 

 

 列車は厚岸湖に別れを告げ、ラムサール条約登録湿地である、別寒牛(べかんべうし)湿原に入ります。写真は進行方向右側に広がる別寒牛湿原です。パノラマ撮影できたらいいのですが、ここも3枚に分けて撮影しました。冬なので湿原の様子が少しわかりづらいかもしれませんが、これも冬の北海道らしい風景です。3枚目の進行方向後方の写真のとおり、このあたりは湿原の中を西から東に横切って走っています。地盤が悪いので、先人たちが線路を敷くのは大変だったと思います。また、このエリアは国の特別天然記念物「タンチョウ」の繁殖地なので、人が入ってはいけないようです。

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冬の別寒辺牛湿原1(厚岸~糸魚沢)

 

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車窓の風景・冬の別寒辺牛湿原2・(厚岸~糸魚沢)

 

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冬の別寒辺牛湿原3(厚岸~糸魚沢)

 

 

 あっ?冬の風物詩を発見!結氷した湖に直径15センチ程度の穴をあけて釣る「わかさぎ(又はチカ)釣り」の寒さ除けのテントです。カラフルなテントが並んでいます。釣れているのかな~。寒いけど結構、楽しいのですよ。

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車窓の風景・冬の別寒牛辺湿原4・釣りテント(厚岸~糸魚沢)

 

 

 別寒辺牛湿原の中を走破するキハ54系気動車を前日撮影しました。湿原の向こうからやって来たこの列車は、根室発釧路行き普通列車です。この曲線区間では電柱の高さがかなり低いですね。地中に埋まっている感じがします。地盤がかなり悪いので、線路近くに地中深く埋め込み支柱で支えているのかもしれません。

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別寒辺牛湿原内を走るキハ54系気動車1(厚岸~糸魚沢)

 

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別寒辺牛湿原内を走るキハ54系気動車2(厚岸~糸魚沢)

 

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別寒辺牛湿原内を走るキハ54系気動車3(厚岸~糸魚沢)

 

 午前9時15分 糸魚沢(いといざわ)駅到着。美しい車窓の風景が続く厚岸~糸魚沢間は近くを走る国道44号線とはほとんどが別ルート、花咲線の方が厚岸湖や別寒辺牛湿原を間近に見ることができるので、このエリアは鉄道に乗って風景を楽しむことをお勧めしたいですね。

 午前9時25分 茶内駅到着。

釧路行き普通列車と行き違いのため10分停車です。茶内駅は花咲線のほぼ中間地点。花咲線の鉄道ダイヤにはある特徴があって、1日7~8本ある釧路発根室行き列車と根室発釧路行き列車が、ほぼ同時刻に発車するので、そのほとんどが茶内駅で列車交換(行き違い)するのです。茶内駅は無人駅ですが、果たしている役割は重要なのですね。

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茶内駅到着1

 

 停車時間が10分あるので、私もここで少し外に出て休憩。まずは釧路行きの2番ホームから駅舎と車両の写真を撮影。次にキハ54系気動車を正面から撮影。車体上部と両側の白色が、ステンレスボディのアクセントになっている感じがします。

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茶内駅到着2

 

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 茶内駅到着3

 1番ホームに戻りホームを見回ると、なんと「ルパン3世」の「銭形警部」がいるではありませんか! 私はルパン3世が大好きなので、これはラッキーでした。 実はルパン3世の原作者モンキー・パンチさんは、ここ浜中町出身なのです。それにちなんで、茶内駅ではルパン3世がお客様を迎えていますし、駅舎内にはポスターが掲示されています。駅舎内から窓越しに見たルパン3世の後ろ姿、まるで本人がいるようですね。更に駅前には「ルパンスポット」を伝える看板があります。事情を知らない人が見ると「なんで?」と不思議に思いますし、驚くと思いますね。

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茶内駅1番ホームに現れた銭形警部!

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茶内駅でお客様を迎えるルパン3世

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茶内駅舎内のポスターとルパンの後ろ姿

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茶内駅前のルパンスポットを伝える案内看板

 

 列車内にいたアジアからの観光客も窓を開けて銭形警部を楽しそうに写真に撮っていたので、「まだ発車まで時間があるので、ホームに降りて写真を撮るといいですよ!」と英語で話しかけたら通じたようで、ホームや駅舎で写真を取りながら楽しそうにしていました。こんな展開で小さな国際貢献をできるとは・・、とても満足した茶内駅滞在となりました。

 さて、今回はここまでです。天気に恵まれ本当に楽しい鉄道旅になりましたし、特に厚岸近郊の風景は本当に素晴らしかった。帰りにもう一度、厚岸近郊の車窓の風景を楽しみたいです。茶内駅~根室駅の鉄道旅は次回、紹介いたします。冬の花咲線、見どころ満載ですね!大満足です!

(文・写真)平瀬一弘

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コメント

なんと、ルパンの故郷が北海道だったとは♪いやー驚きです(^o^)

こういう発掘ネタを仕込んでくるとはさすが人気ブロガーですね♪\(^o^)/

やはり写真が秀逸です♪雪のSLの写真は涙ものです。釧路駅を俯瞰で撮っていたり、橋を渡る汽車を釧路川越しで撮るあたり素晴らしい〜♪

でもあまり無理せず、引き続き頑張って下さい〜♪(永)

お褒めのメッセージをいただき、とても恐縮しております。
この鉄道旅が、鉄道にまつわる様々な想い出を想起するものになれば、とても嬉しいです。
ローカル線に乗って、のんびり車窓の風景を楽しみ、「鉄分」をたっぷり補給する。
たまには、このような非日常な時間も大切だな~と思っておりますし、それを少しでもお届けできれば幸いです。
お時間のある時に、是非、ローカル線の旅をお楽しみくださいね。
ありがとうございます。

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