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【北斗星の日々】青森で見た「貨物列車」の正体は…?

2011年10月31日

前回、10月9日発の上り「北斗星」。
青森信号場でいつも通りの機関車交換作業中、ふと隣に普段見ることのない貨物列車が停まっているのに気付きました。
(写真右側、ちょっと暗くて分かりにくいかも知れませんが…)

一見空荷のコンテナ貨車のようですが、実はこれは「長物車」と呼ばれる貨車。
その名の通り、レールや材木など尺の長い貨物や、時には大型の重機等を運ぶのに用いられる車両です。
国鉄時代、鉄道貨物全盛期には当たり前のように見られたものですが、貨物が殆どコンテナ列車ばかりになってしまった現在となってはちょっと珍しい存在です。

ところでこの貨物列車、その後どこに行ったんだろうと思っていたら…
どうやら意外なところに現れていたようです。

札幌に戻ってから調べてみると、ちょうどその時期に「長物車」が本州から札幌へと回送されたという目撃情報がネット上で紹介されていました。
そして気になる札幌到着後の動向ですが、意外にも!?本家「どうしんWeb」に写真入りのニュース記事が出ていたのでご紹介します。

>>【どうしんWeb】陸自北部方面隊 装甲車を民間輸送 貨物列車で大分の演習へ(10/29 16:30、10/30 01:02 更新)
 (時間が経つと削除される可能性もありますので予めご了承下さい)

車両番号までチェックすることは出来なかったので、あくまで「推測」ではありますが…
あるいは青森で見たあの貨物列車こそが、どうやらこの自衛隊列車だったのかも知れません。

鉄道は人の移動のみならず、物流や、少々大袈裟に言えば国土防衛の一翼をも担っているんだということを再認識させられるニュースでした。
折しも新幹線開業に伴う「並行在来線」の廃止問題がクローズアップされている中、鉄道ネットワークを維持することの意義をちょっと考えさせられます。

  (鈴木周作


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【北斗星の日々】大宮駅で見た「不思議な列車」

2011年10月21日

復路、9月29日(木)発の下り「北斗星」。
この日はたまたま大宮から乗車予定だったのですが、ホームに降りると既に数十人はおられたでしょうか?何やら前方にカメラを構えた大勢の方々が鈴なりになっているのが見えました。

「北斗星」の時間帯には必ず何人かは写真を撮りに来られているものですが、それにしても今日は異常なほどの賑わいぶりです。
何事か!?と不思議に思いながら待っていると…

隣の線路にこんな列車が入ってきました!

「北斗星」到着の数分前、一際大きな貨物会社の電気機関車に牽かれてやってきたのは真新しい普通列車用のグリーン車が8両。
どうやら車両メーカーからJRに納車される回送列車のようです。
なるほど、皆さんのお目当てはこれだったんですね!

19時28分、喧騒の中「北斗星」がゆっくりと入線。

人混みをかき分けるように慌ただしく乗り込むと、ほどなく19時30分、「北斗星」と同時に回送列車も動き出しました。
回送列車はしばらく隣を併走した後、高崎線方面へと離れていきました。

そして翌10月の上京時。
尾久の車両基地には真新しいグリーン車を連結した電車が2本並んで停まっていました。
車両番号まで確認したわけではないので分かりませんが、もしかしたらあの日の車両だったのかも知れませんね!?


  (鈴木周作


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【北斗星の日々】一瞬のデッドヒート! ~9/27発・上り「北斗星」の珍風景(5)~

2011年10月14日

実は日曜日からもう一往復ほど乗って帰ってきたばかりなんですが、前回9月の旅のお話をもう少しだけ…。

札幌を2時間半ほど遅れて出発した上り「北斗星」。
翌朝、仙台には2時間42分遅延の7時36分の到着となりました。
いつもなら何時間遅れてでもこのまま「北斗星」に乗っていきたいところですが、今回ばかりは先の乗り継ぎの都合もあって泣く泣く新幹線に乗り換えです。

接続時間僅かに4分!大急ぎで新幹線ホームに駆け上り、ギリギリ飛び乗った7時40分発の「Maxやまびこ124号」の2階自由席に腰を落ち着け車窓を覗くと、そこにはちょうど仙台を出たばかりの「北斗星」の後姿が…!?


というわけで、ここから先は手に汗握るデッドヒートの模様を連続写真で御覧頂きましょう。

時間にして僅か2分ほど。
本当は鉄橋上で機関車を追い抜く位だったら絵的には最高だったんですが、勿論普段は見る事のできない、手に汗握るつかの間の併走劇でした。


  (鈴木周作


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【北斗星の日々】久々の「青森駅」 ~9/27発・上り「北斗星」の珍風景(4)~

2011年10月06日

 深夜2時25分、青森での本州側の機関車への交換作業はいつもの青森信号場ではなく、青森駅のホームに据え付けて行われました。

 信号場のほうは津軽海峡線から青い森鉄道方面へ直進できる線路配置ですが、青森駅は行き止まり構造で必ず進行方向が変わることになるので、それを利用して編成の向きを通常通りに戻してしまおうという計算です。
 もっとも、2006年3月のダイヤ改正までは機関車交換は青森駅で行われていて、当時の上り「北斗星2号」では客扱いもしていたのですから、古くからのリピーターにとっては何とも懐かしく感じられる光景です。

 ふと気が付くと、ホームの向こう側には下り「カシオペア」が停まっていました。

 2時36分、青森発車。

 右手には発車を待つ下り「カシオペア」、左手にはいま切り離されたばかりの「北斗星」「カシオペア」それぞれの機関車が並んで上り「北斗星」を見送っていました。
 そのまま絵に描きたくなるような、心に残る一瞬の夜行列車の競演でした。

 見ていると、上野から「カシオペア」を牽いてきた電気機関車「EF510」がすぐ後を追ってきました。
 どうやら車両基地へと回送されていくところだったようです。
 (もう少し近づいてくれたらちゃんと撮れたのですが…ちょっとブレ気味ですがこれが限界でした)

 ここから先は時刻こそ大幅に遅れてはいるものの、ルートも編成もいつも通りの「北斗星」です。

  (鈴木周作


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【北斗星の日々】個室の窓に津軽海峡の漁火 ~9/27発・上り「北斗星」の珍風景(3)~

2011年10月04日

函館から進行方向を変え、津軽海峡線を青森へと向かう上り「北斗星」。
編成の向きが逆転しているので、いつもは通路側に見える函館湾、津軽海峡がこの日に限っては寝台側に来ることになります。


部屋の明かりを全部消すと、函館山や街の光、漁船の漁火が窓いっぱいに広がりました。
減光されるとはいえ明かりが消されることのない通路側からでは、なかなかここまで綺麗には見えないものです。
これもこの夜限りの忘れられない車窓風景です。

さて、この先さらなる「珍風景」に出会う事になるのですが、そのお話はまた次回…。


  (鈴木周作


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【北斗星の日々】この日限りの「後部展望」 ~9/27発・上り「北斗星」の珍風景(2)~

2011年10月03日

引き続き迂回の翌日、9月27日(火)発の上り「北斗星」のお話。
「乗車記」的なものは個人ブログのほうを御覧頂くとして、こちらでは少々視点を変えて、写真を中心に御紹介していこうと思います。

迂回運転の影響で編成順序が逆転した為、図らずも見ることができた最後尾デッキからの「後部展望」、札幌から函館までの様子です。


(札幌発車後、ファイターズ屋内練習場付近)


(札幌貨物ターミナル)


(新札幌)


(南千歳)


(南千歳発車後、「北斗17号」とすれ違い。いつもは伊達紋別ですれ違う列車です)


(苫小牧)


(苫小牧発車後に見える大煙突)


(タンカー列車とすれ違い)


(「北斗19号」とすれ違い)


(登別。右奥の光は近くの漁港です)


(東室蘭)


(本輪西付近)


(黄金付近で「スーパー北斗21号」とすれ違い)


(下り普通列車と行き違いの為、稀府で臨時停車)


(北船岡。ホームの向こうは噴火湾です)


(伊達紋別)


(長万部)


(噴火湾沿いの海岸線)


(森)


(駅名は読み取れませんでした…)


(五稜郭)


(函館到着!)

函館に着いたのは日付が変わる頃でした。
すぐに青函トンネル用の電気機関車が最後尾に連結され、0時09分、進行方向を変えて再び動き出しました。

というわけで、最後尾の展望はここで塞がれてしまいましたが、他にも色々、この先でも珍しい光景を見ることができましたので、また改めて御紹介したいと思います。

※個人ブログ「【北斗星乗車記★彡】リピーター・イラストレーター鈴木周作の旅日記」にも今回の記事を掲載していますので併せて御覧頂ければ幸いです。


  (鈴木周作


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【北斗星の日々】迂回運転の余波 ~9/27発・上り「北斗星」の珍風景(1)~

2011年10月01日

台風15号の余波はなかなか収まってはくれませんでした。

再開初便となる9月25日(日)上野発の下り「北斗星」が4時間半も遅れてしまったことは前回お伝えした通りですが、翌26日(月)発の下り「北斗星」は日本海側迂回の上、車両不具合も重なって実に5時間半もの大遅延で札幌到着。
その影響で折り返し27日(火)の上り列車の札幌発車も2時間半ほど遅れることになりました。

実は私もこの27日の列車に乗る予定があったので、運行情報を訊きながら随分気を揉んでいたのですが、ともかく運休だけは回避されてまずはホッとひと安心です。

ところで、以前こちらのブログでもご紹介したことがありますが(→2010.7/20参照)、「北斗星」が日本海側を迂回すると、青森駅付近の線路配置の関係で編成の向きがいつもと逆になってしまいます。
当然この日の上り列車も、通常先頭にくるはずの1号車が最後尾になる旨のアナウンスがありました。

19時半を過ぎてようやく入線。
こういう時でも、ホームの乗車案内板はきちんと並べ直されているのはさすがです!

定刻では17時12分のところ、2時間29分ほど遅れて19時41分札幌発。
通常、札幌発時点で最後尾には乗客の立ち入れない業務用の車両が連結されているので、こういう景色はまず見ることはできません。
こうして流れ去るJRタワーのあかりを眺められるのも、編成の向きが逆転している今夜限りの貴重な体験です。

というわけで、道中の写真は整理が終わり次第、また改めてご紹介させて頂こうかと思います。
ちなみに、帰りに乗った下り列車は僅か6分の遅延でしたから、どうやら「北斗星」に関しては今ではほぼ正常運行に戻っているようです。


  (鈴木周作


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プロフィール

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鈴木周作
すずき・しゅうさく。 札幌在住のイラストレーター。 初めての「北斗星」乗車は開業1週間目の1988年(昭和63年)3月。1995年(平成7年)ごろからはほぼ毎月のように乗り続け、2012年3月13日「北斗星」開業24周年記念日に乗車400回達成。愛してやまない寝台特急「北斗星」の姿を描き残すべく今日も旅を続ける。

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