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【北斗星の日々】再びSLクリスマス&北斗星

2009年12月23日

 ラストチャンスに賭けてもう一度観に行ってきました。
 「SLクリスマスin小樽号」と「北斗星」のツーショット。

 本命の「顔並び」は先日撮ることができたので、今日は機関車の顔は諦めてちょっと冒険気味?の構図を狙ってみたのですが…。

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 凄まじい煙と蒸気で肝心のSLがすっかり隠れてしまいました…。

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 赤いテールランプの光を残して走り去っていく古い客車…というのも絵になるところですが、「SLクリスマス~」の最後尾は赤いディーゼルの補助機関車。
 過ぎ去った後の余韻、というか風情がイマイチ感じられないのがちょっと残念なところです。


 とりあえず、このツーショットは今シーズンは今日で見納め。
 まだまだ先の話ですが、来年の運転でもし到着ホームが変わったら、また違う構図が楽しめるのかな?と密かに期待しています。

 と言うか、「SLクリスマス~」の発車をあと5分でも遅らせることができれば、「北斗星」との乗り継ぎで本州からの観光客の方にもSLの旅を楽しんで頂けるのですが…。
 これに限らず、1日1本ないしは数本の列車が僅か数分差で接続しないという、実にもったいないダイヤがJR各社…特に、失礼ながらJR北海道さんではしばしば見受けられるのは利用者として少々残念な気もしています。

 ともあれ、こういう楽しい列車、夢のある企画をこれからも続けて頂けるよう、大いに期待をもって応援させて頂きたいと思っています。

 
  (鈴木周作


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【寝台特急北斗星】水彩色鉛筆画家のリピーター的乗車日記

【北斗星の日々】もうすぐクリスマス♪&お知らせ少々

2009年12月20日

 寝台特急「北陸」のお話がまだ少し残っていますが、今回は「北斗星」に戻ってタイムリーな話題を少々。


【1.夢の競演、SL&北斗星】
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 今週末、札幌駅でこんなシーンを見ることができました。
 「SLクリスマスin小樽号」と「北斗星」、夢のツーショットです♪

 下り「北斗星」の札幌到着は11時15分、小樽行きの「SLクリスマス~」は16分発。
 ダイヤ上は一瞬顔を並べるはずですが、「北斗星」が少しでも遅れてしまうとアウト!
 しかも現地に行かれた事のある方ならお分かりと思いますが、「北斗星」の先頭機関車の停止位置はホーム先端ギリギリで、2本の列車を並べてファインダーに収めるだけの「引き」が取れません。
 というわけで、恐らくこのカメラ位置で、入線してきた「北斗星」が目の前を通り過ぎる一瞬だけがチャンスなのです。

 今年から「SLクリスマス~」のダイヤが変わったおかげで実現したこの光景。
 チャンスはあと一度、12月23日(天皇誕生日)のみです!
 (撮影日:平成21年12月19日)


【2.食堂車のクリスマス♪】
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 発車前の上り「北斗星」の車内を覗いてみたらクリスマスのディスプレーが施されていました。
 何だか良い雰囲気です♪

 私も乗っていきたいところですが、残念ながら次の乗車は年明け以降…。
 (撮影日:平成21年12月18日)


【3.総合専門サイト「マイコミジャーナル」に掲載】

 私事ですが…総合専門サイト「マイコミジャーナル」に紹介記事を掲載して頂きました。

>>【連載】鉄道トリビア 27 寝台特急「北斗星」に……344回も乗った人がいる!

 私自身、今回取材をお受けして改めて気付いた事、思い出した事なども色々ありました。
 宜しければぜひ一度御覧頂ければ幸いです。

 
  (鈴木周作


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【速報】寝台特急「北陸」廃止、JR東日本が正式発表

2009年12月18日

 「2010年3月ダイヤ改正について」と題してJR東日本Webサイトに本日12月18日付けで掲載されました。
 >>JR東日本プレスリリース(PDF) http://www.jreast.co.jp/press/2009/20091215.pdf

 曰く、「ご利用の減少と車両の老朽化に伴い、寝台特急「北陸」(上野~金沢間)及び急行「能登」(上野~金沢間)の運転を取り止め、週末や夏休みなどお客さまのご利用の多い時期を中心に臨時列車を運転します。(※同リリースより)」との事です。

 以上、取り急ぎ。


  (鈴木周作


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まもなく廃止!?寝台特急「北陸」の旅(3)

2009年12月16日

 一部で流れている廃止報道で俄かに注目を集めている寝台特急「北陸」(上野~金沢間)。
 今回は復路の上り・上野行きの様子ご紹介します。
 (乗車日:平成21年12月8日発)


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 夜の金沢駅。
 共に上野行きの急行「能登」(22:15発)と寝台特急「北陸」(22:18発)が顔を並べて発車を待っていました。

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 復路のB個室ソロ。
 往路と同じクラスの寝台ですが、2階建て構造のこちらは2階席でした。

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 パブリック・シャワールームは「北斗星」と同設計。
 シャワーカード(310円)を購入して使うのも同様ですが、「北斗星」と違って時間の予約はなく先着順に使用することになります。

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 ミニロビー…というよりシャワー前の待合室、でしょうか?

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 夜行連泊で少々疲れが溜まっていたのか、すっかり熟睡してしまい気が付いたら終点近くでした。
 6時19分、上野駅14番線に到着。
 向こうの16番線にはひと足先に到着した急行「能登」がまだ停まっていました。

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 「北陸」が着くとすぐに「能登」は車庫へと回送されていきました。
 「北陸」はまだしばらく停まっているようです。

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 「北陸」が車庫に引き上げていった後、しばらくすると青森からの寝台特急「あけぼの」が13番線に入ってきました。
 まるで束の間の「夜汽車天国」といった雰囲気です。

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 「あけぼの」の売り物のひとつがこの「ゴロンとシート」。
 寝具・リネンを省略するかわりに、寝台料金不要・指定席特急料金のみで利用できる、言わば「アウトレット寝台車」です。

 格安で横になって眠れるという意味では札幌~青森間の急行「はまなす」のカーペットカーと同じ発想ですが、わざわざ専用車両を造った「はまなす」と比べて、こちらは車両自体は通常の寝台車と共通で、しかも1両あたりの定員はこちらのほうが多いのですから色々な意味で合理的と言えましょう。
 私も両方とも乗った事はありますが、さすが素性が「寝台車」だけに、居住性も正直こちらの方に分がある気がします。

 長々と「北陸」の旅にお付き合い頂きましたが、次回はこの旅で使わせて頂いた「お得なきっぷ」の話で締めさせて頂こうと思います。

  ~続く~

  (鈴木周作


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まもなく廃止!?寝台特急「北陸」の旅(2)

2009年12月14日

 一部で流れている廃止報道で俄かに注目を集めている寝台特急「北陸」(上野~金沢間)。
 前回に続いてその旅の模様を写真を中心にご紹介します。
 (乗車日:平成21年12月8日発)

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 深夜3時頃(だったでしょうか?)、長岡駅で機関車交換。
 先頭の青い電気機関車を切り離し、反対側・最後尾に別の赤い電気機関車を連結して、ここからは進行方向を変えて金沢へと向かいます。
 ちょうど「北斗星」が函館駅で行うのと同じような作業です。

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 しばらくすると、青森発大阪行きの上り「日本海」が隣の線を駆け抜けていきました。
 この先金沢まで、我らが「北陸」は数分差で「日本海」を追走することになります。
 ブルートレイン同士の競演、今ではちょっと珍しい光景です。

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 長岡を出てすぐ、昨晩上野で一瞬見えた後続の急行「能登」がすれ違っていくのが見えました。
 あちらもいったん長岡に入った後、進行方向を変えてすぐに「北陸」を追いかけてくることになります。

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 昔懐かしの「冷水器」。
 「北斗星」の車両からは既に撤去されてしまいましたが、「北陸」では今なお現役です。
 今となっては正直、好んで飲みたいとは思いませんが(笑)、でも夜行では歯磨きの時など結構重宝するものではあります。

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 A個室寝台「シングルDX」の通路部分。
 残念ながら個室内の写真はありませんが、乗車時間が比較的短いので「北斗星」のデラックスA個室「ロイヤル」よりもシンプルな設計。
 専用シャワーやトイレなどは無いものの、B個室「ソロ」より広くて快適なソファーベッドが設けられています。

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 可愛らしいデザインの「トイレ使用中」の表示灯。

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 終点金沢まではもう何度も利用しているので、今回は早朝5時34分、途中の富山で降りてみました。
 新幹線開業に向けて高架化工事が目下進行中ですが、今ならまだ昔懐かしい汽車駅の面影も随所に感じられます。

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 「北陸」の赤いテールライトを見送ると、余韻に浸る間もなく数分後には「能登」が同じホームに滑り込んできます。
 つかず離れず走り続けてきた2本の夜行列車は、この先終点金沢で再度顔を並べることになります。


 次回は復路、上り列車の模様なども少々…。

  ~続く~

  (鈴木周作


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まもなく廃止!?寝台特急「北陸」の旅(1)

2009年12月12日

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 東京(上野)と金沢を結ぶ夜行列車、寝台特急「北陸」と急行「能登」の廃止?を伝える報道が一部で流れているようです。
 私の知る限りでは本日現在、JR各社からの正式発表には至っていないようですが、近日中に公表されるであろう来年春のダイヤ改正のリリースに何が記されているのかが気になるところです。

 そこで今回は予定を変えて、つい先日、慌てて乗りに行った寝台特急「北陸」の旅の様子を御紹介してみようと思います。
 (乗車日:平成21年12月8日発)

 なお、先の廃止報道以来、この列車についてはネット上でも既に詳しい方々が色々紹介しておられるようですので、私のほうからは諸々の解説は抜きにして、とりあえず写真のみの御紹介に留めさせて頂く事を御容赦下さい。
 廃止?の経緯や具体的な報道内容など、詳細はキーワード「北陸 廃止」などで検索を試みて頂ければ幸いです。


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 上野駅中央改札。
 案内板の「寝台特急」の文字もすっかり珍しくなってしまいました。

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 22時45分、「北斗星」と同じ13番線に入線です。

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 ホームに着くと、まずはリネンの積み下ろし作業。

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 今宵の宿は1人用B個室寝台「ソロ」。
 現在の「北斗星」9号車の「ソロ」と共通の設計です。

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 廃止報道の影響か、機関車にカメラを向ける方が大勢おられました。

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 定刻23時03分から若干遅れて上野発車。
 「北斗星」と同じ旅立ちの情景…ですが、「北斗星」の最後尾は乗客の立ち入れない業務用車両。
 同じホームから出る「カシオペア」の最後尾はスイートルームの占有空間で、青森行きの「あけぼの」では男子禁制のレディースカー。
 なので実はこの光景、自由に眺められるのは「北陸」だけの特権なのです。

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 出発するとほどなく、30分後に上野を出る後続の急行「能登」の回送列車とすれ違いました。
 夜行列車の衰退が叫ばれる中、上野~金沢間の同じ区間、同じ経路に2本の夜行が現在まで残っていたこと自体が奇跡的だったと言えるかも知れません。
 1本に統合されても不思議ではない…と多くの方々が感じていた事と思いますが、果たして本当に2本とも消えてしまうのでしょうか?

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 こちらは個室ではない一般のB寝台。
 国鉄時代の標準的スタイル、「北斗星」の同寝台ともほぼ同様の造作です。

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 これも正に国鉄時代!古色蒼然たる洗面台。
 車両自体は古くともきちんとリニューアルされた「北斗星」とは随分様子が異なります。
 手をかざせば自動でお湯が出る…わけもなく、バネ式の蛇口のコックは指でずっと押さえておかないと水が止まってしまうというシロモノ。
 2器の洗面台の間には「たんつぼ」も健在です。

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 深夜1時20分頃(だったでしょうか?)、水上駅で運転士交代の小停車。
 上越国境の峠越えを前に、昔はここで補助機関車を連結していたようですが、現在では強力な機関車が1台だけで牽いていきます。

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 「国境の長いトンネル…」というフレーズがあまりに有名な上越国境の清水トンネル。
 正確にはあの小説のトンネルは現在では上り列車専用で、いま通っているのは後に掘られた下り列車専用の新清水トンネルですが、カーブを繰り返しながら延々と続くトンネルには正に「国境」を感じさせられます。

 長いトンネルの中には駅もあります。
 まずは湯檜曽駅を通過。
 地下とはいえホームも広く、青函トンネルの「海底駅」よりも本格的な駅のようです。

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 続いて土合駅。
 私はまだ降りた事はありませんが、このホームから地上の改札口までは数百段の階段があって、歩いて優に10分以上掛かると言われる有名な駅です。

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 残念ながらまだ雪はありませんでしたが、トンネルを抜けると越後の国。
 月がきれいな夜でした。

 まだまだ旅は続きますが、今日のところはこのあたりで。

  ~続く~

  (鈴木周作


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プロフィール

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鈴木周作
すずき・しゅうさく。 札幌在住のイラストレーター。 初めての「北斗星」乗車は開業1週間目の1988年(昭和63年)3月。1995年(平成7年)ごろからはほぼ毎月のように乗り続け、2012年3月13日「北斗星」開業24周年記念日に乗車400回達成。愛してやまない寝台特急「北斗星」の姿を描き残すべく今日も旅を続ける。

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