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【北斗星の日々】北斗星から北斗星を…?

2009年11月24日

 旅のお話の続きです。

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 「北斗星」乗車341回目にして初めて撮れたこのシーン!
 上りと下りの「北斗星」同士、一瞬のすれ違いです。

 熱心なマニアの方でしたら、業務用のダイヤを追って途中駅の通過時刻を調べて…となるところでしょうが、その点私はアバウトなもの。
 機関車交換で青森信号場に停車するのが上り列車は0時過ぎ、下り列車は4時過ぎなので、すれ違うのは間を取って大体2時頃かな?と踏んで夜中にゴソゴゾ起きだしていったらほぼドンピシャでした。

 上り列車では、最後尾車両のデッキの窓からこのシーンを眺める事ができます。

09.11/10発・上り「北斗星」>>車中の様子は個人ブログ「【寝台特急★彡北斗星】水彩色鉛筆画家のリピーター的乗車日記」も併せて御覧下さい

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 続いて復路の下り「北斗星」。
 タイミングは往路で確証が持てたので、「そろそろかな…?」というあたりで少しカーテンを開けて覗いてみました。

 残念ながら下り列車の最後尾は乗客の入れない業務用車両。また先頭車両のデッキの前は機関車で塞がれている為、上り列車の時みたいな眺めは期待できません。

 とはいえ、夜行列車同士の出会いというのはやっぱり詩情溢れる情景。
 向こうの列車も沢山の人々と、沢山の物語を載せてこうして走っているんだろうなぁ…などと思うと、この一瞬だけを切り取って絵本など作ってみたいような気になります。

09.11/10発・上り「北斗星」>>車中の様子は個人ブログ「【寝台特急★彡北斗星】水彩色鉛筆画家のリピーター的乗車日記」も併せて御覧下さい

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 ちなみに、しばらく前まではこんな光景も見る事ができました。

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 青森信号場での機関車交換。

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 すぐさま先頭の機関車の切り離し作業を始める札幌行きの下り「北斗星1号」。
 ほどなく、その隣に上り「北斗星4号」が到着します。

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 その向こうには大阪発の「トワイライトエクスプレス」も…。
 ほんの一瞬ですが3本の寝台特急が居並ぶ、わくわくするようなシーンが夜毎繰り広げられていました。

 「北斗星1号」も「4号」も'08年3月のダイヤ改正で廃止となり、こんな夜汽車の競演も二度と見る事は叶わなくなってしまいました。

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写真は08.1/23発・上り「北斗星」>>車中の様子は個人ブログ「【寝台特急★彡北斗星】水彩色鉛筆画家のリピーター的乗車日記」も併せて御覧下さい

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 最後にひとつだけ。

 現在の「北斗星」でも青森信号場での機関車交換は行われていて、その様子は先頭車両のデッキから見学する事が可能ですが、その際、フラッシュ撮影だけは絶対になさらないで下さい
 運転士さんや作業員さんの目がくらみ大変危険ですし、そもそも夜の車中からフラッシュを焚いてもガラスに反射して何も写らないはずです。
 
 安全にだけは充分配慮しつつ、「北斗星」に乗られる際にはこんな夜汽車ならではの詩情溢れる情景もぜひスナップに収めて頂けたらと思います。

 次回は「北斗星」最大のお楽しみ♪食堂車のお話などさせて頂こうかと思っています。


~~宜しければこちらも併せて御覧下さい~~
【公式サイト】札幌の水彩色鉛筆画家/イラストレーター鈴木周作
【メインブログ】宮の森日記~移住画家の日々~
【寝台特急北斗星】水彩色鉛筆画家のリピーター的乗車日記

【イラスト】「北斗星」の絵、まとめてUp♪

2009年11月19日

 先週の「北斗星」の旅のお話を続けるつもりだったのですが、その前に…。

 少々遅くなりましたが、先月のJRタワーそらの展覧会「北斗星☆旅の絵日輝展」の展示作品を、私の公式サイトの方にまとめて掲載してみました。


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【青函トンネル】 会場以外では多分「初公開」だったと思います。

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【樽前山と牧場】 展覧会のポスターやDMにも使わせて頂いたので御記憶の方もおられるかと思います。
 全国書店で現在発売中の【日本の美を伝える和風年賀状素材集「和の趣」寅年版】(技術評論社刊・税込1,449円)にも収録されている作品です。


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【羊蹄山】 こちらも【和の趣】収録作品。


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【夜汽車の窓】 恥ずかしながら10年以上前の旧作です。
 他の作品は水彩色鉛筆ですが、これのみ不透明水彩です。



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この他の作品はどうぞ公式サイトの方で御覧下さい。>>http://www.h2.dion.ne.jp/~syuchan/hokuto_top.html


 会場に足をお運び頂けなかった遠方の皆様にも、拙作を通じて少しでも「北斗星」の旅の雰囲気を感じて頂ければ幸いです。(鈴木周作)


※今回の記事は弊ブログ「【寝台特急★彡北斗星】水彩色鉛筆画家のリピーター的乗車日記」と同一内容です。

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●作品はイメージであり一部想像を交えて描いたものです。
特定の場所・人物・状況等を忠実に描いたものではありません。
●線路内・走行中の車外・その他通常立ち入れない場所からの構図は全て想像によるものです。
同様の構図での写真撮影等は危険ですので絶対にお止め下さい。
●作品内容についての鉄道会社様等へのお問合せは固くお断り致します。
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~~宜しければこちらも併せて御覧下さい~~
【公式サイト】札幌の水彩色鉛筆画家/イラストレーター鈴木周作
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【寝台特急北斗星】水彩色鉛筆画家のリピーター的乗車日記

【北斗星の日々】「追う者」と「追われる者」~青函トンネル新幹線工事のお話など~

2009年11月14日

 「そらの展覧会」も日本シリーズも終わったところで、とりあえず「北斗星」に乗って東京まで行ってきました。
 何しろここ最近本当に色々な事が続いていたので、前回乗ってからもう随分経ってしまったような気がしていましたが、数えてみるとまだひと月も経っていないんですね。


 さて、上り列車が函館駅に着いたところでふと見ると、向こうのホームにはこんな妙な列車が停まっていました。

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 青函トンネル新幹線工事用のレール運搬車。
 長さ200メートルのロングレールを12両編成の貨車に跨るように積んで、工事基地から作業現場まで運ぶのが仕事です。
 詳しい事はよく分かりませんが、折り畳み式のスロープのように見えるところからレールを降ろしていくのでしょうか?

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 幸いなことに「北斗星」の函館停車は約7分間。
 発車を待つ間に急いで撮りに行ってきました。
 お分かりとは思いますが写真左奥に小さく写っているのが「北斗星」です。

 しかし考えてみれば、この運搬車が活躍すればするほど我らが「北斗星」はある意味窮地に追い込まれていくわけで…。
 何とも皮肉な顔合わせではありますが、まぁ、こんなスナップでもいつかは歴史の一頁になる日も来るでしょう。

>>旅の様子は個人ブログ「【寝台特急★彡北斗星】水彩色鉛筆画家のリピーター的乗車日記」も併せて御覧頂ければ幸いです。

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 御参考までに青函トンネル・津軽海峡線の新幹線工事の状況なども少々。
 さすがに「北斗星」の時間帯では真っ暗なので、今年8月、昼行特急「スーパー白鳥」の車窓からの写真でご紹介します。

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 青函トンネルの北海道側、知内駅構内に設けられた「軌道基地」。
 ここから運搬車にレールを積み込んで作業現場へと送り出していきます。

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 既に敷かれている在来線の2本のレールの外側に、新幹線用のレールをもう1本敷設します。
 3本レールとなって、うち1本を新幹線/在来線が共用する仕組みです。
 (こういう説明で大丈夫でしょうか??)

 コンクリート路盤の上に、新たに敷設する新幹線レール用の締結金具?を並べる作業はもう随分進んでいるようです。

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 一部では既に新幹線レールの敷設まで終わっていました。
 こうして見ると、いよいよだなぁ…と感じてしまいますね。

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 …と、ここまで書いたところで興味深いページを見つけました。
 「建設グラフ」(自治タイムス社)さんのネット版ダイジェスト。
 正にこの新幹線工事のお話が詳しく紹介されていますので、興味のある方はぜひご一読を。

 http://www.jiti.co.jp/graph/page0703/0326i/index.htm
 北海道新幹線のトンネル工事順調に進捗!〈建設グラフ2007年3月号〉

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 こうなると、新幹線開業後の「北斗星」の処遇なども気になるところですが、そのへんの考察などはまた改めてということで。
 次回もまだ今回の「北斗星」の旅のお話を続けてみたいと思います。

  (鈴木周作

【そらの展覧会】最終日のJRタワー展望室&「北斗星」

2009年11月03日

 おかげさまで無事会期を終えることができたJRタワーそらの展覧会【北斗星☆旅の絵日輝展】。
 遅くなりましたが最終日の模様を改めて御紹介させて頂きます。

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 大阪行き「トワイライトエクスプレス」入線。
 すっかり晩秋、あるいは初冬を感じさせる風景になりました。

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 上野行き「カシオペア」。
 山の方が白く霞んで、雪が降っているようにも見えましたが…?

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 「カシオペア」の出発シーンはこの場所から(笑)。

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 JRさんからお借りしたヘッドマークなど。
 お返しする前にしっかり記録させて頂きました。
 この成果はまた近々改めて・・・。

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 会期中、これが最後の「北斗星」です。

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 沢山の楽しい想い出と共に、実に貴重な経験をさせて頂きました。
 ありがとうございました!!

  (鈴木周作

【そらの展覧会】JRタワー「北斗星☆旅の絵日輝展」 お陰様で無事終了

2009年11月01日

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 第17回JRタワーそらの展覧会【鈴木周作とグループ柄杓星 北斗星☆旅の絵日輝展】はおかげさまで多数のご来場を賜り盛況のうちに終了することができました。

 長きに亘って特別の想い入れを持って接してきた寝台特急「北斗星」の展覧会を、この場所で、このような形で開催させて頂けた事を本当に有難く感じると共に、私自身、「北斗星」という大きなテーマへの取り組み方を考える良い契機となりました。
 また、場所柄、「北斗星」を愛する旅行者の方々や、仕事で「北斗星」に携わっておられる関係者の方々も大勢足を運んで下さいました。皆様の「北斗星」との想い出などを伺うたびに、この列車が結んでくれた御縁の有難さを改めて感じ、そしてこの方々が本当に喜んで下さる作品を創り続けていけたらとの想いをまた新たに致しました。

 ご来場頂いたお客様、貴重な機会を与えて下さった主催者・札幌駅総合開発株式会社(JRタワー)様、企画全般を取りまとめて下さったコーディネーター様、デザイナー様、展示品等を貸与して下さったJR北海道様、「グループ柄杓星」のパートナーとして多大なご協力を仰いだ奥野和弘様はじめ、ご支援を賜った関係各位に心より御礼申し上げます。

 これからも、「北斗星」が築いた旅の魅力と文化を少しでも伝えられるよう、ますます努力して参りますので、これからも変わらぬご支援、ご指導をよろしくお願い申し上げます。
 ありがとうございました。まずは御礼かたがたご報告まで。

※最終日の模様などはまた改めてUpさせて頂きます。


  (鈴木周作

プロフィール

プロフィール

鈴木周作
すずき・しゅうさく。 札幌在住のイラストレーター。 初めての「北斗星」乗車は開業1週間目の1988年(昭和63年)3月。1995年(平成7年)ごろからはほぼ毎月のように乗り続け、2012年3月13日「北斗星」開業24周年記念日に乗車400回達成。愛してやまない寝台特急「北斗星」の姿を描き残すべく今日も旅を続ける。

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