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【北斗星の日々】カシオペア運休!

2009年08月22日

 寝台特急「カシオペア」車両故障の為、昨日8/21(金)上野発の下り便と、折返し本日8/22(土)札幌発の上り便が運休との事。
 故障に限らず荒天等も含めて運休・遅延は間々あることですが、翌日の折り返し便にまで影響が及んでしまうのは1編成しかない「カシオペア」の辛いところです。

 それにしても、最近「カシオペア」はいささか調子がおもわしくないようで…。


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 8/6(木)札幌発・上り「カシオペア」。
 車両故障か検査の都合でしょうか?
いつもは最後尾に連結されている御自慢の展望ラウンジカーが外れ、「代車」が連結されていました。

 実は、乗客サービスのみならずシステム的にも「カシオペア」の要になっているのがこのラウンジカー。
 編成全体の照明やエアコン等の電力を賄う発電機が唯一搭載されているので、この車両抜きでは「カシオペア」は運行できないのです。

 さすがに故障や検査に備えて、この写真の「代車」も1両だけは用意されてはいるのですが…なぜか発電機は搭載されているもののラウンジ設備は設けられておらず。
 システム的には成り立つものの、サービス面ではいささか格落ちの感は否めません。

 長期検査等で「代車」の連結が予め判っている場合には時刻表等でアナウンスされるようですが、突発的な故障等の場合には…運が悪かったと諦めるしかないようです。


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 8/16(日)札幌発・上り「カシオペア」。
 この日は展望ラウンジカーが復帰していたのですが…。


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 御参考までに展望ラウンジカーの車内のスナップを。(本年1/3撮影)


 「カシオペア」運休で、今夜の「北斗星」はいつも以上に混雑するのでしょうね。
 そうそう、「カシオペア」に乗るはずだった乗務員さん達も、今頃は勤務シフトの変更などで色々慌しくされている頃でしょうか?

 本州はまだまだ夏休み終盤の繁忙期、ともかく早く復帰してくれると良いのですが…。

  (鈴木周作

【北斗星の日々】Kスタ宮城に行ってきました♪

2009年08月19日

 ファイターズ選手のインフルエンザ、心配ですねぇ…。
 ともかく早く収束に向かってくれるよう祈るばかりです。

 ところで先週、敵地仙台でのvs楽天イーグルス戦を観に行ってきたのですが復路は勿論「北斗星」♪
 実はナイトゲームが終わってから札幌に戻る唯一の足がこの列車なのです。

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 下り「北斗星」の仙台発は23時30分。
 試合が多少長引いても余裕で間に合う計算です。

 野球観戦に限らず、新幹線も飛行機もないこの時間帯に移動できるのは有難い事。
 昨春のダイヤ改正で盛岡・一ノ関停車の便がなくなって若干不便にはなってしまったものの、仙台に限らず福島、郡山など、「北斗星」は東北旅行にも意外と重宝する列車です。

 「観光列車」と思われがちな「北斗星」ですが、実用的な移動の足としても大いに利用価値があるものです。
 例えば出張や親族訪問など、必要に迫られて乗っている乗客も決して少なくないことは私自身の実体験からも常々感じているところです。

 このあたりが「カシオペア」や「トワイライトエクスプレス」との大きな違いかも知れませんね。

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 8月9日(日)クリネックススタジアム宮城。
 なかなか点が取れない苦しい展開でしたが8回2死から連打で3点!
 激しい雨に見舞われながらも最後は守護神・武田久投手が締めて見事2連勝!!
 初戦をダルで落としながらも、終わってみれば2連勝で7カード連続勝ち越しです。


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 今回利用した2人用B個室「デュエット」。
 必要充分な設備を備えた、シンプルで使いやすい個室です。
 勿論好みにもよりますが…1万円以上高い「カシオペア」の2人用A個室よりむしろ快適、との声もあるようです。


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 着ていった服は雨でビショ濡れ…。
 窓が開かない寝台車だけに、ハンガーに掛けておくだけでも湿度が上がってすっかり寝苦しくなってしまいましたが、扉を少しだけ開けておいたらだいぶ楽になりました。


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 仙台に1泊して翌朝の飛行機…という選択肢もあるかも知れませんが、いずれにしても札幌着は10~11時台、会社員の方なら午前中は出社できない時間帯でしょうか?
 (スミマセン、ちゃんと調べたわけではありませんが…)
 ならば早起きして空港に向かうよりも、夜行列車でゆったり過ごすのも一興です。
 勿論、道南各都市~登別あたりまでなら「北斗星」利用の方がずっと早く着けるはずです。

 気になる料金も、むしろ飛行機よりも割安な「トクトクきっぷ」もありますし、飛行機・新幹線などと比べても決して贅沢な存在ではありません。

 そう考えてみると、例えば「北斗星で出張」などというのも充分現実的な選択肢になりうると思うのですが…。

 「観光列車」の一言では括れない「北斗星」の様々な表情、これからも少しずつでもお伝えしていけたらと思っています。

  (鈴木周作

【北斗星の日々】夜行列車の風物詩

2009年08月16日

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 今日の夕方、いつものように札幌駅の「北斗星」ホームを覘いてみると時ならぬ大混雑!
 それも列車後方、小樽寄りの端の方だけが異様に賑わっているのに気付きました。

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 何事か!?と近寄ってみてなるほど納得。
 17時12分発の「北斗星」ではなく、22時発の急行「はまなす」の自由席を待つ人たちが早くも列を作っているのでした。

 そういえば、ちょうどお盆の繁忙期だったんですね。

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 傍から見ると一目瞭然。
 荷物を手に立っているのが「北斗星」の、思い思いの姿勢で座り込んでいるのが「はまなす」の乗客。
 年齢層にも明らかな相違があるようです。

 それにしても発車まで5時間以上…。
 何とも気の遠くなるお話です。


 私と同年代以上…三十代半ば過ぎの旅好きの方でしたら、この光景を見ると「大垣」とか「上諏訪」などという駅名がスッと浮かぶことでしょう(笑)。
 ひと昔…いやふた昔前までは当たり前のように見られた「夜行待ち」のこの行列も、夜行列車そのものが減った今ではすっかり珍しくなってしまいました。

 思いがけず出逢った懐かしい光景に、ふと自分の歳を感じてしまった黄昏時の札幌駅でした。


 さて、少々宣伝になりますが…
 6月創刊の分冊百科「週刊歴史でめぐる鉄道全路線」(朝日新聞出版)に連載中の私の挿絵イラストから、そんな夜行列車の情景を2点ほど。

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(創刊号/'09年6月28日・7月5日号掲載)

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(第5号/'09年8月9日号掲載)

 全国書店で発売中ですので、ぜひ一度お手にとって御覧頂ければ幸いです。

  (鈴木周作

プロフィール

プロフィール

鈴木周作
すずき・しゅうさく。 札幌在住のイラストレーター。 初めての「北斗星」乗車は開業1週間目の1988年(昭和63年)3月。1995年(平成7年)ごろからはほぼ毎月のように乗り続け、2012年3月13日「北斗星」開業24周年記念日に乗車400回達成。愛してやまない寝台特急「北斗星」の姿を描き残すべく今日も旅を続ける。

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