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映像取材・おまけの話(大通公園から被災地、アフリカにつながる)

2012年07月02日

 前回、「フェアトレードを通じたすてきな出会い」でちょこっと紹介させてもらった、6月30日と7月1日に札幌の大通公園で開かれた「フェアトレードフェスタinさっぽろ」に行ってきました。2日ともまずますの好天に恵まれてかなりのにぎわい。店頭に飾られた、色も形も多彩な国内外の手作り品を見ているだけで楽しかったのですが、商品を通じた、国境を超えた支援の輪、人と人とのつながりにも感心させられました。動画ニュースはこちらです





 この、色鮮やかな「アフリカンバッグ」は、アフリカ東部のウガンダで作られた布を、福島で被災し、札幌に避難してきた人たちが縫製して作ったもの。益金はもちろんアフリカの子どもたちと被災者たちの両方に分配されます。被災地から避難してきた人たちにとって、避難先での大きな悩みの一つは仕事の確保ですが、こちらのバッグ作りはなかなか順調で、会社組織にしよう、という声も出ているとか。

 
 フェアトレードは元々、公正な価格で商品を買うことで発展途上国の生産者を支えよう、と始められ、最近では、国内外にかかわらず、厳しい立場に置かれた人たちが作った商品を買って、生活を支援していこう、という形で広がりを見せています。それでも、目の前にあるこのバッグが、福島に、そしてアフリカにつながっているのかと思うと、なんだか不思議で、そして、人間の力ってすごいな、という思いがこみ上げてきました。



 こちらはウガンダのエイズ孤児たちが作ったストラップ。益金の使われ方を知る前に、デザインが気に入って手に取った品ですが、聞いてみると、家もなく、学校に寝泊まりしていた子どもたちが組み立てた作品で、益金は、これまでに孤児たちの作業場、さらには生活のための養豚場になり、そして今は、孤児院作りが進められていて、8割方完成しているとのことです。



 こちらがウガンダ支援を続けているNPO法人「Peace」代表の山岸育美さん。ウガンダの民族衣装「ゴメス」を着て、バッグやストラップの販売に精を出していました。実は山岸さん、歌手としても活動していて、師である米国人音楽家がアフリカの子供たちの支援活動に関わっていた縁で支援団体を設立。貧困で学校に通えず、エイズ孤児の多いウガンダの支援に絞って活動しているんだそうです。


 山岸さん、年3回ほどウガンダを訪れて歌唱指導もしており、7月下旬から5人の女の子を招いて初の道内公演を計画しているそうです。会場などの情報はこちらにあります。公演ではきっと山岸さんもステージに上がるのでしょう。国境を超えてつながった山岸さんと子どもたちがどんなハーモニーを響かせるのか、私も聞いてみたいと思っています。

<編集グループ・飯島>

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