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将棋・第23期女流王位戦、5月8日に札幌で第2局

2012年04月27日

 北海道新聞社が主催する将棋の第23期女流王位戦5番勝負が、4月26日に兵庫県姫路市で開幕しました。甲斐智美女流王位に、里見香奈女流三冠が挑みます。

 第1局は里見三冠が勝利。4冠目に向けて好スタートを切りました。この対局の模様は、北海道新聞ホームページ http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/23joryu/ でも紹介しています。棋譜やツイッター解説も閲覧できます。

 第2局は5月8日に、札幌市厚別区の「シェラトンホテル札幌」で開かれます。電子メディア局のスタッフが、当日の対局の模様を、動画と静止画でお伝えします。対局の舞台裏の様子も、このブログで紹介する予定です。どうぞ、ご期待ください。

 
     ◆

 余談ではありますが、(男性の)王位戦は『和服を着て片手に扇子』が定番のスタイルとなっていますが、女流王位戦は洋服なんですね。慣例なのでしょうか?気になるところです。

(電子メディア局・編集グループ・立花幹彦)

武藤類子さん、福島の今を語る

2012年04月06日

福島県で反原発の運動を20年以上続けている武藤類子さんの講演会が4月1日、札幌市内で開かれました。女性を中心に、100人ほどが集まりました。

武藤さんは、福島第一原発から45キロ離れた福島県三春町の自宅兼喫茶店で、大震災にあいました。原発事故のあと、一時、家族と山形県内に避難しましたが、87歳の母親が強く帰宅を希望したため、三春町に戻りました。原発事故で避難したお年寄りの中には、痴呆の症状が強くなったり、体調を崩して亡くなった人もいたそうです。

 講演の中で武藤さんは、原発事故のあと、福島の住民たちが放射能汚染への対応をめぐって、対立し、地域が分断されていく有様を語りました。子どもたちを屋外で遊ばせてよいのか、故郷を捨てて避難すべきかどうか、除染してはぎとった表土をどのように保管・処理するのか―という問題で、家族や隣人同士が対立し、傷ついていくのだといいます。放射能汚染に注意して暮らしていた人も一年が経つと心身ともに疲れてしまい、つい警戒を解いてしまいます。「もう私に何も言わないで」と、突き放されたこともあるそうです。

 でも、事故を起こした東電や国に対して、怒りを言葉に出さず、行動を起こさないでいると、このまま何事になかったことにされてしまう―。武藤さんは反原発の有志とともに、東電幹部や原子力安全委員会などの国の責任者の刑事責任を問う「福島原発告訴団」を3月16日に結成し、県内を中心に1000人規模の集団告訴を準備しています。詳しくはこちらhttp://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.jp/

 武藤さんは、チェルノブイリ原発事故のあと、自分が使っている電気がさまざまな差別や多くの人たちの犠牲のうえで作られていることを気づきました。ちょうどそのころ、大手広告代理店の提唱する「消費を促す10カ条」を知りました。もっと買わせろ、無駄使いさせろ、捨てさせろというメッセージに、強い屈辱感を覚えたそうです。
 
 三春町の里山で、武藤さんは中古の太陽光パネルやバッテリー、太陽熱を集めた調理用具、薪ストーブなどを使いながら、電力会社からの電気を極力買わない暮らしを続けてきました。省エネというと私たちは「辛抱」「不便」というイメージがありますが、季節や天気に合わせて、工夫しながら暮らすことはむしろ創造的で楽しい。なのに、大量消費こそ善という風潮に染まるうちに、自分の頭でものごとを考えなくなってしまうといいます。

 「1人ひとりが自分で考えて判断するという力を取り戻さなければ、日本を新しくつくりかえることはできない」。講演の結びで武藤さんは静かに訴えました。

 いま、私たちは、原発を動かさないと、電力不足でひどい目にあうぞ、と政府や電力会社などから脅されているような状況ですが、むしろ積極的に従来の電気を含めたエネルギーの使い方を見直すことで、新しい暮らし方や社会の姿が見えてくるのではないかと思いました。

 

(編集グループ・川村)

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 電子メディア局に在籍する「不特定多数」「老若男女」のメンバーで構成しています。他のブロガーのみなさんに比べると北海道の「通」とは言えませんが、曲がりなりにも北海道の最新情報を日々発信する職場から、何かしら皆さんのお役に立てればと思っております。

※イラストは道新グループの会員組織「道新ぶんぶんクラブ」のキャラクター「ぶんちゃん」 です。




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