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浪江の土のうつわ

2011年07月07日

札幌のイベント企画会社「叶多(かなた)プランニング」の事務所内のギャラリーで、「東北地方のクラフト作家応援」展という企画が開かれています。

東日本大震災で、工房が壊れてしまった陶芸家ら9人の陶芸やガラス、金属工芸の作品が展示されています。

作品の中のひとつに、福島県浪江町の陶芸家、亀田大介さん(35)の「大堀相馬焼」のうつわがあります。灰色がかった白地、または濃茶のポットや茶碗、平皿など、シンプルで上品な雰囲気にひきつけられます。

亀田さんは、窯元の四代目。浪江の土を使った陶芸を続けてきました。料理研究家の栗原はるみさんが選ぶ「わたしの好きなうつわ展」の優秀賞にもなりました。

亀田さんの窯は、福島第一原発から10キロ離れた地点にあり、もう浪江の土を材料にした陶芸は作れないそうです。陶芸家にとって、土は命。震災当時、たまたま千葉県内で個展を開いていた作品500点あまりが壊れずに残り、そして今、全国各地で展示即売されています。浪江の土でつくった最後のうつわたちです。


    


 【参考】 「叶多プランニング」は、札幌市中央区大通西5丁目大五ビル6階。展示会は、10日午後7時まで開かれています。

<KAMU>

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