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【王位戦】深浦新王位、おめでとうございます

2007年09月26日

 感想戦の後、深浦康市新王位にインタビューしました。控えめな中に、喜びをかみしめている様子が本当に印象的でした。

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 深浦王位は夏の初めから秋まで繰り広げられた7局を振り返って言います。
 「シリーズを通じて久しぶりのタイトル戦で新鮮な気持ちでやれたことが、いい結果につながりました」とのこと。そして、「九州にタイトルを持って帰るのが夢でした。ファンの皆さんの応援もありました」と力を込めました。
 羽生前王位はこの最終局で勝てば、王位通算在位13期の新記録を達成するところでした。深浦新王位は逆転、逆転の連続で、すばらしい名局で「羽生超え」を果たしました。

 王位戦はもう次の第49期の頂点をめざす棋士たちによる予選も始まっています。深浦王位がこの栄冠をどこまで守れるか、羽生前王位のリベンジはなるのか、も注目されるところです。

 北海道新聞のネット中継をご覧くださった皆さま、ありがとうございました。想定外のトラブルもありましたが、どうにか新王位誕生まで中継することができました。10月からは女流王位戦、11月には囲碁の天元戦もネット中継する予定です。引き続き、北海道新聞のホームページをご覧いただければ幸いです。
 深浦新王位、おめでとうございます。ユーザーの皆さま、お疲れ様でした。

【王位戦】115手目(5一龍 投了図)まで

2007年09月26日

115手目(5一龍 投了図)までの控え室の検討

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投了図から、6三玉は5三飛、7二玉、7三歩。以下の詰み。
4四玉は5四飛、3五玉、3一龍。以下の詰み。

大熱戦だった。控え室では、まだ興奮がおさまらない。


ご参考に投了までの棋譜写真です。

(写真をクリックすると拡大します)

【王位戦】104手目(6八銀)まで(その3)

2007年09月26日

104手目(6八銀)までの控え室の検討(その3)

7七桂が発見された。
攻防の一手で再びよく分からない事になっている。

【王位戦】104手目(6八銀)まで(その2)

2007年09月26日

104手目(6八銀)までの控え室の検討(その2)

この銀は8八角成 以下の詰めろ。6八同金も同様。
7七歩には7六桂の追撃がある。
先手は受け方が難しい。羽生王位の勝ちになったのではないか。

【王位戦】104手目(6八銀)まで

2007年09月26日

104手目(6八銀)までの控え室の検討

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控え室の検討には錯覚があった。
先手勝ちとはいえない。
現在、混乱中。

【王位戦】103手目(2一飛成)まで

2007年09月26日

103手目(2一飛成)までの控え室の検討

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何故、7三同玉ではなかったのか。
先手の勝ちになったのではないか。

【王位戦】98手目(7四歩)まで

2007年09月26日

98手目(7四歩)までの控え室の検討

7二銀不成で寄りそうにもみえる。

同玉、6一飛成、7三玉、7一龍、8四玉を検討中。

【王位戦】白熱記者控え室(その2)

2007年09月26日

 17時50分現在の記者控え室。

 検討陣も苦戦しています。

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【王位戦】96手目(6六角)まで

2007年09月26日

96手目(6六角)までの控え室の検討

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推定24分の考慮。羽生王位の持ち時間は30分を切った。
深浦八段は50分位だと思われる。

この6六角はさすがに最善手のようだ。
5一飛には7五桂が攻防手。

控え室は結論が出せない。

【王位戦】95手目(5五同歩)まで(その4)

2007年09月26日

95手目(5五同歩)までの控え室の検討(その4)

4四角には4二飛が決め手になりそうだ。
この手は6二金以下の詰めろで、5五龍には4三飛成から角をとって7二角と打てば詰んでいる。

【王位戦】95手目(5五同歩)まで(その3)

2007年09月26日

95手目(5五同歩)までの控え室の検討(その3)

4四角が現在、最有力視されている。
5一飛には、5五龍がある。

形勢は不明。

【王位戦】95手目(5五同歩)まで(その2)

2007年09月26日

95手目(5五同歩)までの控え室の検討(その2)

先手の番なら5一飛が詰めろ。
後手は7八の香を排除する必要がある。

現在は6六桂も検討されている。

【王位戦】大盤解説会盛況

2007年09月26日

 午後2時から元湯・陣屋で行われている大盤解説会を見学してきました。

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 会場は大盛況です。講師は副立会い人の堀口弘治七段。

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 その他にも飛び入りで参加された先生たちが講師をつとめています。

【王位戦】95手目(5五同歩)まで

2007年09月26日

95手目(5五同歩)までの控え室の検討

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7六桂、同香、同龍、4一飛でどうか。
先手良しの声もある。

【王位戦】90手目(3一金)まで

2007年09月26日

90手目(3一金)までの控え室の検討

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桂を守った手。誰も思いつかない。
あちこちでヒェーの声。

気づかないよね。

【王位戦】89手目(6九金)まで

2007年09月26日

89手目(6九金)までの控え室の検討

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うわー。これは大変だ。どっちが勝ちか分からない。

声の主は加藤九段。

【王位戦】白熱の記者控え室

2007年09月26日

 対局も終盤?に近づいてきました。

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 さすがに第7局。終盤ともなると記者控え室でもあちらこちらで盤面を再現し、今後の展開を予想しております。

【王位戦】87手目(7八香)まで

2007年09月26日

87手目(7八香)までの控え室の検討

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7九桂成、同銀、7八龍、同銀、3三歩。これでどうか。
7九桂成に7六香は先手が負けそうだ。

控え室は人でいっぱい。

【王位戦】86手目(6七桂)まで

2007年09月26日

86手目(6七桂)までの控え室の検討

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控え室には意表の6三玉に1一角成はノータイム。
深浦八段には読み筋だったのだろう。
羽生王位は6七桂と攻めあいを目指した。
7七馬、7八香等が検討されている。

【王位戦】83手目(6一銀)まで(その4)

2007年09月26日

83手目(6一銀)までの控え室の検討(その4)

6三玉は流れ弾にあたりやすい位置。やはり8二玉が本命とされている。
羽生王位の長考は1時間15分を超えた。16時20分。

【王位戦】羽生王位、深浦八段の15時のおやつメニュー(26日)

2007年09月26日

 羽生王位、深浦八段の26日15時のおやつメニューを紹介します。

 【羽生王位】
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・チーズケーキ
・紅茶

14時頃にミネラルウォーター

【深浦八段】
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・コーヒー
・フルーツ

14時頃にミネラルウォーター
深浦八段からの要望でキンキンに冷えたおしぼり。
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【王位戦】簡易版ができました

2007年09月26日

アクセスが集中しているため、道新ブログとは別に、速報用の「簡易版」をつくりました。簡易版にはコメントは書けません。ご了承願います。

【王位戦】83手目(6一銀)まで(その3)

2007年09月26日

83手目(6一銀)までの控え室の検討(その3)

8二玉、1一角成には3三歩という手もある。他に6七桂の攻め合いもある。
8二玉に6三歩は3五角と逃げておいて、どれもはっきりしない。
形勢は混沌としている。
羽生王位は15時50分現在、45分の長考に沈んでいます。

【王位戦】83手目(6一銀)まで(その2)

2007年09月26日

83手目(6一銀)までの控え室の検討(その2)

8二玉、1一角成、6三銀。これはたいへんな形勢のようだ。やはり寄せ間違えたのではないか

【王位戦】83手目(6一銀)まで

2007年09月26日

83手目(6一銀)までの控え室の検討

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控え室の誰もが予想しなかった寄せ手順。

驚きの声が上がっている。

【王位戦】78手目(7一角)まで

2007年09月26日

78手目(7一角)までの控え室の検討

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先手が千日手を打開しました。
以下、6二金打、5四飛、6三歩。先手優勢。

控え室には、鈴木大介八段、阿久津六段、瀬川四段も来ています。

【王位戦】70手目(7六龍)まで(その2)

2007年09月26日

70手目(7六龍)までの控え室の検討(その2)

千日手を打開して、深浦有望。
14時25分現在の控え室の形勢判断。

【王位戦】第7局で使用されている駒

2007年09月26日

 今回の第7局で使用されている駒を紹介します。

 24日の対局室検分終了後に駒を確認させていただきました。
駒の写真を撮らせていただけないかというスタッフのお願いに立会人の加藤一二三(かとう・ひふみ)九段、副立会人の堀口弘治(ほりぐち・こうじ)七段が快く応じてくださり駒を並べてくださいました。
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 今回使用されている駒ですが

作者:掬水(きくすい)
書体:水無瀬(みなせ)
将棋連盟所有のもので、タイトル戦によく使用される駒だそうです。
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盤は元湯・陣屋所有のものです。

【王位戦】70手目(7六龍)まで

2007年09月26日

70手目(7六龍)までの控え室の検討

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千日手を打開するなら、6二金、同金、5三桂成、同金、同銀成、同角、5二金でどうか(加藤九段)

【王位戦】68手目(6二金引)まで

2007年09月26日

68手目(6二金引)までの控え室の検討

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6二同金、同金、5三金、6一金打。
これは千日手の可能性がある。

控え室にざわめきがおこる。

可能性は高いですか?(現地スタッフ)

高い。きわめて高い(加藤九段)

【王位戦】羽生王位、深浦八段の昼食メニュー(その2)

2007年09月26日

 陣屋名物のカレーライスは、実は将棋と深い関係にあるらしいことが、26日午後判明した。

 陣屋での対局を取材している記者たちを監督(激励?)に来た某新聞社の某文化部長。初めてチキンカレーとビーフカレーを食べて、いわく。

 「ここのカレーライスを将棋の駒にたとえれば、歩と金ですね」
 「その心は?」
 「ビー歩。そして、チ金」

 ありゃりゃ。
 それを聞いて記者たちは「おやじギャグですね」。
 

【王位戦】67手目(4二銀)まで(その3)

2007年09月26日

67手目(4二銀)までの控え室の検討(その3)

記録係の天野三段に、休憩中にお邪魔しました。

4五飛、6七龍、7六龍どれも難しいです。
4二銀は、まさかと思いましたが勇気のある手です。
強い人が指すと良い手に見えますね。形勢は難しいですね。

【王位戦】羽生王位、深浦八段の昼食メニュー(26日)

2007年09月26日

 羽生王位、深浦八段の26日昼食メニューを紹介します。

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 羽生王位、深浦八段ともに同じメニューです。
・カレー

 関係者にも同じカレーがふるまわれました。
 カレーは2種類でチキンカレーとビーフカレー。
 チキンカレーはやや甘め、ビーフカレーはちょっぴり辛め。絶品でした。

【王位戦】67手目(4二銀)まで(その2)

2007年09月26日

67手目(4二銀)までの控え室の検討(その2)

7六龍、6三金、同銀、5三桂成、6二金打。
先手は攻め切れない。
深浦八段の真意はどこに。
検討陣に勝浦九段が加わった。

【王位戦】67手目(4二銀)まで

2007年09月26日

67手目(4二銀)までの控え室の検討

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俗手に過ぎて、誰も検討していなかった。
驚きの声が広がっている。善悪はまだ不明。

【王位戦】深浦応援団、現る!

2007年09月26日

 王位戦最終局、「いてもたってもいられず」と九州男児が陣屋に姿を見せた。

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 やってきたのは、佐世保市にお住まいの浅井増雄さん(49)。深浦八段の地元で、「深浦康市記念子ども将棋塾」にかかわり、通称「塾長」さんで知られているらしい。

 今朝、4時に佐世保を出発、11時50分に陣屋にたどりついた。「大変なときですから」と、手製の必勝・深浦のはちまきをしめて、緊張のおももち。

 勝敗の行方をみつめる羽生ファン、深浦ファンの気持ちは浅井さんと同じか。そんな熱い思いにこたえるネット中継をこれからの大詰めに向けて続けますので、ご注目願います。

【王位戦】66手目(7一角)まで(その2)

2007年09月26日

66手目(7一角)までの控え室の検討(その2)

5五金以下、7六龍に当然4四金も検討されたが、明快な結論はでない。
6五歩の新たな筋も発見されたが、1四飛と逃げられ攻めきるのは容易ではない。

【王位戦】66手目(7一角)まで

2007年09月26日

66手目(7一角)までの控え室の検討

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以下、6三金、同銀に5三銀と5五金を検討中。現在は、5五金が有力とされている。
うーん、難しいねと加藤九段。

【王位戦】62手目(6二金打)まで

2007年09月26日

62手目(6二金打)までの控え室の検討

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7七角、7六龍、6三角成、同金、5三金、5二歩。
先手が一気に攻めきるのは、難しいようだ。
(検討の中心は堀口七段)

【王位戦】予想外? 3分間、更新が止まりました

2007年09月26日

 羽生王位、深浦八段の熱闘に、控え室もヒートアップ。そして、いきなり電源が落ちたのでした。

 このため、対局室をウオッチしていた盤面モニターは見えなくなり、作業用のノートパソコンもバッテリーでようやく動いている状態になりました。映像がなくなったため、ホームページの更新もストップ。
 とはいえ、電源を立ち上げなおして、ただちに復旧。結局、3分間、更新が止まったのでした。幸い、盤面モニターやネットワークなど各種の設定に異常はなく、引き続き、これまでどおり皆様に情報を発信できています。
 控え室にはパソコンが10台あまり、コピー機などがところ狭しと並んでいます。気休めですが、負荷の大きい電熱器系の使用をストップしたり、少し節電モードに移行しました。勝負の世界同様、想定外のことが起こるようです。
 

【王位戦】61手目(4一角)まで(その2)

2007年09月26日

61手目(4一角)までの控え室の検討(その2)

6二金打にそれでも6三角成、同金、5三金の強攻を検討中だが、7一角が妙防で先手良しとはならない。

【王位戦】61手目(4一角)まで

2007年09月26日

61手目(4一角)までの控え室の検討

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狙いは6三角成、同銀、5三桂成、7二銀、6三歩。
こうなると厳しい。

【王位戦】羽生王位、深浦八段の10時のおやつメニュー(26日)

2007年09月26日

 羽生王位、深浦八段の26日10時のおやつを紹介します。

 羽生王位、深浦八段ともに同じメニューです。

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・コーヒー
・フルーツ

【王位戦】58手目(6七飛)まで

2007年09月26日

58手目(6七飛)までの控え室の検討

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以下、7九金、6五飛成、3八銀の長期戦を検討中。
56手目の3八とでは4七と、6五金、3八と、6四金も検討されていた。

【王位戦】封じ手の写真

2007年09月26日

 封じ手写真を公開します。

駒の矢印は羽生王位が書いたものです。

【王位戦】羽生王位 封じ手は4四飛

2007年09月26日

 対局2日目。深浦八段が昨日に続き、先に対局室に入り、羽生王位が9時少し前に入室しました。

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 記録係の天野三段が棋譜を読み上げる中、対局1日目の指し手を再現していきます。
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指し手再現が終了して、立会人の加藤九段が封じ手を開封しました。
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羽生王位の封じ手は4四飛。

両者一礼し、対局2日目の熱い戦いが始まりました。

 羽生王位か深浦八段か。注目の決戦は今夜、勝敗が決まります。

【王位戦】50手目(3七歩)まで

2007年09月26日

50手目(3七歩)までの控え室の検討

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3七同桂、3六歩、4五桂、3七歩成、6六金を検討中。激戦。
(検討の中心は、加藤九段、堀口七段)

【王位戦】46手目(封じ手 4四飛)まで

2007年09月26日

封じ手予想

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4四飛はあるからとは思ったものの、控え室ではあまり検討されていなかった。
しかし、記録の天野三段の予想通りだった。

【王位戦】羽生王位、深浦八段の朝食メニュー(26日)

2007年09月26日

 おはようございます。羽生王位、深浦八段の26日朝食メニューを紹介します。

 羽生王位、深浦八段ともに同じメニューです。
26menu1.jpg
・百合花
・納豆
・いか明太
・エボ鯛
・玉子焼
・玉子
・しらすおろし
・里芋の煮物
・茶碗蒸し
・のり
・冷奴
・味噌汁
・ご飯

【王位戦】中秋の名月

2007年09月25日

 今日は中秋の名月。

 対局会場の元湯・陣屋では月が見える場所に祭壇を作り、すすきを飾って月見団子などを供えています。
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 元湯・陣屋の夜の庭園もすばらしく、あらためて王位戦の最終決戦にふさわしい対局会場だと感じました。
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【王位戦】羽生王位、深浦八段の夕食メニュー(25日)

2007年09月25日

 羽生王位、深浦八段の25日の夕食メニューを紹介します。

 羽生王位、深浦八段ともに同じメニューです。
写真撮影が困難なためテキストのみでの紹介となります。

・【先付】石垣南瓜 蟹菊花餡かけ
・【前菜】胡麻豆腐 鮑酒蒸し
・【造り】牛タタキ
・【焼き物】鮎塩焼き
・【炭焼き】和牛・椎茸
・【煮物】鯛のかぶら蒸し
・【鍋物】豚鍋
・【食事】永見うどん
・【水物】抹茶のデザート

対局1日目が終了

2007年09月25日

  午後6時過ぎ、羽生王位が46手目を封じて対局1日目が終了しました。

 さて羽生王位の封じ手は?気になるところです。
 
 注目の一戦は明日も激戦が予想されます。本日同様に明日も現地から記者控え室の様子、局面での解説などお伝えできればと思っています。

 ご参考に封じ手までの棋譜写真です。

 現地スタッフは対局1日目の中継を無事に終えることができ安心しております。

【王位戦】26日午後2時から「陣屋」で大盤解説会

2007年09月25日

 王位戦第7局会場の「陣屋」(神奈川県秦野市鶴巻北、小田急線・鶴巻温泉駅降りる、徒歩3分)では26日午後2時から大盤解説会が開かれます。参加料2000円。

cube1.jpg 講師は副立会人の堀口弘治七段(46)です。また、当日は日本将棋連盟のプロ棋士のみなさんも観戦に来られる予定で、その方々の飛び入り参加もあるようです。楽しみですね。

 将棋の棋士は異能の持ち主が多いようですが、堀口先生の特技はルービックキューブだそうです。ハンガリーのアカデミーの先生が1978年に考案したこのゲームは6色のキューブ26個をまわして、色をそろえるものです。一時、大ブームでしたね。一見単純なようですが、組み合わせの数は天文学的になるらしい。

 堀口先生はかなり早くに独自の直感?で解法をあみ出したとの話。
 忙中閑あり。ならば、お手並み拝見と、秦野市から小田急線で東京都内某所に急行、ルービックキューブを入手。堀口先生に、実際にそろえてもらいました。同じ条件で、関係者にも挑戦してもらいました。結果は先生がすらすら解いたのに対して、挑戦者のほうはいつまでもできませんでした。「真ん中の色をそろえるのがまず第一歩とのこと」。

 終盤の3手詰めも教わりましたが、そこまでたどりつくのはとても無理でした。将棋とゲームの構想力は似ているのでしょうか。

【王位戦】45手目(3五歩)まで

2007年09月25日

45手目(3五歩)までの控え室の検討

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本命視されていなかった手だが、4七銀と引いて使える意味がある。
3二飛か3一飛か難しい。

【王位戦】42手目(5六歩)まで

2007年09月25日

42手目(5六歩)までの控え室の検討

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5六同歩、6六角、3五銀、3二飛、2四歩、同歩、3四歩、6五銀、6七金。
研究の一例。

【王位戦】41手目(3六同銀)まで

2007年09月25日

41手目(3六同銀)までの控え室の検討

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ゆっくり行くなら4四角。急いで行くなら5六歩。
5六歩の場合には、時間を使うよね(加藤九段)

【王位戦】39手目(3六歩)まで

2007年09月25日

39手目(3六歩)までの控え室の検討

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同歩、同銀、5六歩。
4四角、3五歩、同飛。
どちらにしても戦いになるでしょう。

【王位戦】35手目(8六角)まで

2007年09月25日

35手目(8六角)までの控え室の検討

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5三金、3八飛、4四角、3六歩、同歩、同銀、3五歩、4五歩。
これは後手が悪そう。

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(加藤九段、堀口七段研究)

【王位戦】女将さん情報

2007年09月25日

 元湯・陣屋の女将さんからお話を聞きました。

 15時のおやつで深浦八段から要望があったようです。かなり冷えたおしぼりをおやつと一緒に出したとのこと。また、記録係の天野三段も同じく冷えたおしぼりを希望したそうです。羽生王位だけがあたたかいおしぼりでした。

【王位戦】32手目(6四歩)まで

2007年09月25日

32手目(6四歩)までの控え室の検討

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深浦八段は、7九金、7八金型と7八金、6七金型の比較を検討しているのだと思われます。
7九金型の方が固いのですが、6七金型の方が積極的な意味があります。

【王位戦】羽生王位、深浦八段のおやつメニュー(25日)

2007年09月25日

 羽生王位、深浦八段の25日のおやつメニューを紹介します。

【羽生王位】
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・和菓子
・抹茶

【深浦八段】
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・レモンティー
・フルーツ

【王位戦】27手目(9九玉)まで

2007年09月25日

27手目(9九玉)までの控え室の検討

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先手の穴熊と後手の石田流は予想された手順のひとつでしたが、いきなりの香上がりには、一同驚きました。
この後、しばらくは駒組みが続くと思われます。

【王位戦】記録係の天野三段から聞きました

2007年09月25日

 お昼休みの間に記録係の天野三段にお話を聞きました。

 この局面は手順はともかくよくある局面です。6七銀、7八金型にする人が多いと思います。
でも深浦先生なので穴熊も考えているのではないでしょうか。他に3六歩とするのも有力だと思います。

【王位戦】羽生王位、深浦八段の昼食メニュー(25日)

2007年09月25日

 羽生王位、深浦八段の25日の昼食メニューを紹介します。

 羽生王位、深浦八段ともに同じメニューです。
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・やまと豚のひつまぶし

【王位戦】19手目(7七角)まで

2007年09月25日

19手目(7七角)までの控え室の検討

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次に8八玉から7八金と固める狙いで、私の記憶によれば、三浦八段が連採している作戦だと思います(加藤九段)

【王位戦】18手目(3二金)まで

2007年09月25日

18手目(3二金)までの控え室の検討

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3二金に変えて4二銀だと5六歩と突かれ角が浮いているので、同歩と取れません。
3三角もよくある手ですが、3六銀から3四の歩を狙われます。
この3二金は、これらを警戒しながら次に4二銀と活用する狙いです。

【王位戦】振り駒の結果

2007年09月25日

 第7局は先手・後手を振り駒にてきめます。

 今回、振り駒を行ったのは記録係の

 天野貴元(あまの・たかもと)三段
 石田和雄(いしだ・かずお)九段門下

 対局開始前に羽生王位の歩を5枚取り、振り駒を行いました。
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結果はと金が3枚で深浦八段が先手となりました。

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 昨日、関係者会食の席で今回の記録係である天野貴元三段とお話をさせていただきました。振り駒での貴重な体験談を話してくださいました。
 当時6級の天野貴元三段が振り駒を行った時に、勢いあまった駒が対局者の先生の湯飲みに入ってしまったと・・・かなり青ざめたということです。
 天野貴元三段、今日・明日と2日間がんばってください。

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備考欄に記載されている
羽23
振り駒の結果が記載されています。
歩2枚・と金が3枚出たということです。

【王位戦】5手目(6八玉)まで

2007年09月25日

5手目(6八玉)までの控え室の検討

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6八玉だったので、後手は4四歩から矢倉にする可能性もあります(加藤九段)

【王位戦】先手は深浦八段 初手は7六歩

2007年09月25日

15分程前、先に対局室に入ったのは深浦八段。着座してまっすぐ前を見据える。羽生王位が9時少し前に入室した。

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 立会人の加藤一二三・九段が声をかけ、記録係の天野貴元三段が振り駒を行った。結果は歩が2枚・と金が3枚。先手は深浦八段に決まった。

 両者一礼して激戦の火ぶたがきって落とされた。
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深浦八段の初手は7六歩。長い戦いがはじまった。

【王位戦】羽生王位・深浦八段の朝食メニュー(25日)

2007年09月25日

 おはようございます。羽生王位と深浦八段の25日の朝食メニューを紹介します。

羽生王位、深浦八段ともに同じメニューです。
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・菊花(小鉢)
・いか納豆
・鮪山かけ
・鯵
・筑前煮
・目玉焼き
・ごま豆腐
・しじみ味噌汁
・ご飯

【王位戦】前夜祭はなく、静かに決戦に備える

2007年09月24日

 24日夜、普通は北海道新聞主催の前夜祭パーティーだのなんたらかんだらとかが行われるのですが、第7局の陣屋場所ですので、特別にイベントはありません。静かに関係者の会食の宴が開かれ、明日の戦いに備えたのでした。

 特別なイベントはなしとはいえ、一応、今回のホストは北海道新聞ですので、東京支社長の高橋雅博さんが挨拶。「歴史に残る対局を」と羽生善治王位と深浦康市八段を励ましました。これに対して、立会人の加藤一二三・九段が日本将棋連盟を代表して、王位戦を主催する新聞三社連合と主催各社に感謝の言葉を述べました。
 その後、加藤九段の王位戦のタイトルホルダーの思い出や、連敗を脱出したのが王位戦の予選であったことなどを懐かしく語られ、会場は王位戦の持つ深い伝統と意義を思い起こしたのでした。
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 明日が中秋の名月とのことですが、残念ながら、この日、陣屋からは美しいお月様は見えませんでした。とはいえ、秋の盛りの風情は十分で、満月ならぬ大願成就をこころの中でそれぞれに誓ったのでした。
 25日は午前9時から、いよいよ決戦開始です。このブログやホームページでは対局開始から26日の決着まで、詳しくお伝えします。スタッフも最後の準備を続けています。ぜひ、ご覧ください。
最後に、陣屋での王位戦の魅力を詠んだ一句を紹介して終わります。(谷口)


名月を水面に映す駒の宿(北本徹=新聞三社連合)

【王位戦】対局室の検分、無事終了

2007年09月24日

 王位戦第7局の対局室となる陣屋旅館の「松風の間」の検分が24日午後5時から行われました。

 部屋には挑戦者の深浦康市八段が先に入りました。その後、立会人の加藤一二三・九段、副立会人の堀口弘治七段が入りました。そして、最後に羽生善治王位です。

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 検分は対局が無事行われるように、部屋の明かりの具合や将棋盤の位置、将棋の駒、室温などを確かめるものです。羽生王位、深浦八段は実際に駒を並べましたが、問題はなし。事前の準備をしていた関係者らは、ほっとした様子でした。
 立会人の加藤一二三・九段は、陣屋旅館が1984年の第25期王位戦で高橋道雄王位(当時)を4勝3敗でくだして、タイトルを獲得した思い出の「場所」だそうで、「あのときは、もう少し狭い部屋だったかな」と懐かしんでいました。また、インターネット中継のカメラなどを見て、驚いていました。
 なお、対局室の検分の模様は、動画ページにアップしてありますので、そちらもご覧ください。

【王位戦】対局を待つ「陣屋」

2007年09月24日

王位戦第7局会場の神奈川県秦野市鶴巻温泉の「元湯陣屋」。24日午後から将棋関係者が続々と集合しています。この日、鶴巻温泉の天気は曇り。午後の気温は23度くらい。北海道に比べると、やや蒸し暑い感じです。

うっそうと茂る旅館の緑がきれいです。
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入り口には主催・幹事の北海道新聞社と新聞三社連合の看板が目立ちます。庭園の池を眺めながら、食事を楽しむお客さんの姿もありました。
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玄関に入ると、陣屋ではおなじみの太鼓が鳴り、いよいよ対決というムードをちょっぴり高めます。
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【王位戦】振り駒で先手、後手を決定

2007年09月20日

 ■羽生、■深浦、■羽生、■深浦、■羽生、■深浦。
 ○深浦、○深浦 ○羽生、○深浦、○羽生、○羽生。

 なんのことか分からん。そう思われた方、すみません。
 上段(1行目)は第1局から第6局までの先手の棋士です。
 下段(2行目)は第1局から第6局までの勝者の棋士です。
 こう見ると、先手番が4勝2敗であることがわかります。将棋は囲碁のように先手後手で何目コミ出しといったハンディはありませんが、今回のタイトル戦については、やはり気分的には先手のほうが有利なのかもしれません。
 さて、第7局。どちらが先手を持つかというと、知っているのは運命の神様だけです。第6局まで順番に先後を持ってきましたが、最終局は仕切り直し。「振り駒」によって先手番を決めるからです。
 振り駒はタイトル戦の場合、記録係が行います。
 上座(羽生善治王位になります)のほうから駒の「歩」を5枚取って、振ります。駒は奇数枚あるわけですから、表(歩)か裏(と金)のどちらかが多くなります。「振り歩先」と言って、歩の側が多く出た場合は駒を取った羽生王位、と金の側が多く出た場合は深浦康市八段の先手となります。
 常識的には表と裏の出る確率は50%ずつです。恨みっこなし。とはいえ、私は表のほうが多く出そうな気がするのですが、別の人はそうとも限らんと考えているようです。
 今回の記録係は天野貴元三段が担当します。どちらが出るか、小さいことながら気になります。(谷口)

【王位戦】将棋のドラマ生む「陣屋」

2007年09月19日

 3勝3敗で迎えた最終局。羽生善治王位と深浦康市八段のどちらに軍配が上がるのか。ファンには気になるところです。さて、最終局の行われる神奈川県秦野市の鶴巻温泉の旅館「陣屋」は、将棋の世界では、かずかずの名勝負を生んできた場所です。

 羽生王位と深浦八段の対戦成績は羽生王位の19勝16敗だそうです(日本将棋連盟調べ)。第4局の終わった時点では16勝16敗でまったくの互角でした。その後、第5局、第6局と羽生王位が驚異の底力を見せて連勝、さらに9月16日には日本シリーズの対局でも羽生王位が勝ち、星の差は3つ開いてしまったのです。勢いから言うと、このまま羽生王位が有利なようですが、勝率から考えると、深浦八段がそろそろ勝ってもおかしくない局面です。
  歴史的に有名なのは「陣屋事件」です。詳しくは将棋関係の本や検索エンジンでお調べいただくとして、王将戦のタイトル戦で対局者が会場に入らなかったために将棋が指せず大騒動になったものです。旅館「陣屋」のホームページにも、そのいきさつが掲載されています。
 緑の濃い庭園に囲まれた風情のある温泉旅館だけに、集中力が大切な勝負にはもってこいの場所です。王位戦もこれまで第6局ないし第7局は「陣屋」で開かれ、棋士たちの喜怒哀楽を見つめてきました。
 今回は羽生王位が故・大山康晴十五世名人の持つ12期(連続!)を上回る史上初の通算在位13期を成し遂げるのか、それとも2度目の挑戦の深浦八段が念願の初タイトルを手にするのか。両者にとって思いのこもった一番になりそうです。
 そして、26日には私たちが新しい伝説の目撃者になるのです。
 

スーパーカムイ ~ ぼくらのヒーロー

2007年09月18日

道新ブログでは、全道各地で活躍されている方から、
観光、グルメ、温泉など、さまざまな分野の話題を提供していただいております。

そんな充実した(手前みそですが)道新ブログに唯一足りないものがあるとすれば…

阿部さおりさんにご執筆いただいているブログ「Luxury(ラグジュアリー)に乾杯!」。
9月2日付けの記事を見た、一部局員の間に軽い衝撃が駆け巡りました。

そうか… 鉄道だ… スーパーカムイだ…


《桑園駅付近を走行する789系1000番台電車》


「スーパーカムイ」とは、阿部さおりさんのブログにもありますとおり、
JR北海道の10月1日ダイヤ改正で登場する、札幌-旭川間を1時間20分で結ぶ、
特急列車のことです。

ほどなく「スーパーカムイ」で使用される新造電車789系1000番台が、
9月15日~17日の3日間、JR札幌駅で一般公開されるという情報が飛び込んできました。

そんなわけで、道新ブログに足りない何かを求め、たくさんの親子連れが集まるなか
行ってまいりました。「これは取材なんだ」と自分自身に言い聞かせ。

車両先頭部では、子どもたちが「かっこいい」と声を上げ、大喜びしています。
確かに、戦隊ヒーローものに出てきてもおかしくないデザインです。
私も、いわゆる「ガンダム世代」ですから、若干気分が高揚してしまいました。
(ホント若干です)



車体にホッペを擦り擦り(すりすり)している子どももいましたが、
気持ちはわからなくもありません。誰もいなければ、自分も擦り擦りしちゃいたいかも。

以下、写真を掲載いたしますので、ステンレス製のエレガントな車体をお楽しみください。
(細かいこと言うと、運転台を含む先頭部は鋼製です)


《運転台窓にある「HL-1006」の
 「HL」はHokkaido Limited Express、1006は車両番号を表す》



美しいものには理由がある

デザインのためのデザインではない、北海道の厳しい自然環境を高速で駆け抜けるための
英知の結集がこのデザインを生んだのでしょう。

なお、スーパーカムイは、すべてがこの新しい789系1000番台で運用されるわけでは
ありません。現行の785系とともに運用されるとのことです。


《789系1000番台とともに「スーパーカムイ」として運用される785系電車》


ちなみに「789系1000番台」という番号にも、ちゃんと意味があります。
もし関心のある方がいらっしゃれば、お話しようと思います。(くま)

【王位戦】25、26日に羽生-深浦最終決戦

2007年09月18日

 将棋の第48期王位戦はついに7番勝負の最終局までもつれ込みました。北海道新聞メディア局では、25、26日に神奈川県秦野市鶴巻温泉の旅館「陣屋」で行われる羽生善治王位と挑戦者・深浦康市八段の最終決戦をホームページ、携帯サイト「道新&道スポ」で速報します。
 

 北海道新聞は帯広で行われた第2局の速報を担当しました。それが、新聞を発行していない神奈川県まで出向いて、その対局をなぜ担当するのか、と疑問をもたれる人も多いでしょう。
 実は王位戦は新聞三社連合(事務局・東京)を窓口に、北海道新聞、中日新聞(東京新聞)、西日本新聞、神戸新聞、徳島新聞の5社が共同主催しています。それぞれの社が地元で1局ずつ開催すると、あと2局が残ります。そこで、その最後の2局を日本将棋連盟のある東京に近い首都圏で開催。報道は道新、中日、西日本の3社で順番に担当する仕組みになっているのです。今期は第6局を中日が担当しました。そして、第7局は北の果てから、わが道新の出番というわけなのです。
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 メディア局では第2局を担当した部員を中心に準備をしています。現地3人、本社6人体制です。このほか、広告や編集の担当者も随時加わります。今回の「目玉」は携帯のテレビ電話機能を使った動画中継です。決定的瞬間をぜひともリアルタイムで伝えたいと思っております。指し手や盤面図は当然ですが、毎回好評の食事・おやつメニュー、控え室だより、戦況解説なども、写真や図を添えて随時、このブログページにアップしていきます。
 応援メッセージのコーナーは特別に設けませんので、棋士への声援、ホームページへのご意見などは、このブログにコメントとして寄せてくださるようお願いします。
 暑い盛りに始まった王位戦7番勝負。燃える秋を制するのはどちらの棋士か? このページをお読みになり、注目していただければ-と思います。(谷口)
 

牛・豚・鶏・羊・・・第5の獣に

2007年09月11日

 朝飯前に、おいしそうな物が目に入りませんでしたか? 本日9月11日朝刊の題字下「主な記事」に、「エゾシカ料理 東京でも人気」という見出しとともに見目うるわしい洋食皿が鎮座しています。
 さっそく飛んでみた経済面には、札幌のフランス料理店が提供するハンバーグと、帯広の食品会社の冷凍ギョーザがオイデオイデしています。いずれもエゾシカ肉を使ったものです。
070911%E3%82%AB%E3%83%9F%E3%82%A8.jpg 小生が初めてエゾシカ料理を食べたのは釧路勤務時代に白糠町のレストランでだったかと思います。釧路では珍しいものが出るんだなと、食文化の違いに驚きました。
 帯広勤務中には「シカ撃ち」という言葉をしばしば耳にしました。「シカ撃ちに行く」「あの人はシカ撃ちだ」などと使われていて、シカが身近な存在であることがわかりました。作物を荒らすので農家には歓迎されていないことも。
 最近はエゾシカ肉の特集を組む雑誌も出てきて、「猟師の料理」というイメージから、「グルメ」にふさわしい食材になってきました。小生も札幌の瀟洒なレストランで、期間限定のコース料理をいただいたことがあります。鹿肉よりも、むしろデザートの皿をご覧いただいた方が、コースの雰囲気が伝えられそうです。鹿肉のあとにコレですよ!
 北海道ブランドの再生のため、地産地消の輪に入りませんか。ラーメンもジンギスカンも食べたという道外のお客様には、エゾシカ料理はいかがでしょう。エゾシカ協会のHPに、いくつかのレストランが紹介されています。「衛生管理のしっかりしたところで」と忠告を受けたことも書き足しておきます、当然ですが。
 小生のブログは明日9月12日に「道新スタッフブログ」から、道新ブログ内「しんぶん♪ひつまぶし」に引っ越します。スタッフブログともども、引き続きのご愛読をお願いします。

                          (ひとまずGood bye, dears***竹内***)

路上のルール 

2007年09月10日

 北海道マラソンの日だけは休日返上でご登場とは、お天道様も粋なはからいをするものです。7日のブログで「苦悶にゆがむ笑顔を見たい」と書いたところ、今朝9月10日のスポーツ面には、何のかげりもない笑顔がはじけています。2位の小林さんの笑いっぷりはどうでしょう! 美人です。
 一夜明けて本日は空に雨雲がたちこめ、そのうえ心には暗雲がたれこめています。「許してくれると思ってた」半数。1面の目立つところにある記事なので、読んだ方も多いでしょう。道警によると、万引や傷害などで摘発・補導された少年のほぼ半数が、処分に対して甘い考えをもっていたそうです。
 大人がまゆをひそめるのは簡単なのですが、その大人もどうでしょう。昨日、とあるイベント会場に仕事ででかけましたが、主催者や市長のあいさつを聞くそぶりもなく、景品交換所で「用事があるんだ、早くしろ」と団子になって迫る大人が何人もいました。「開会式が終わるまでお待ちください」だなんて、小学校じゃあるまいし。
 昨日9日の朝刊には、「死者半数ルール違反」という記事が。交通事故で死亡した歩行者の半数以上が、横断歩道以外の歩行、信号無視などの違反をしていたそうです。「歩行者優先なんだ!」と言わんばかりにのっしのっしと歩く方や、歩車分離式信号のルールを知っているのかいないのか、平気で市街地の大きな交差点で信号無視をする方も珍しくありません。歩行者も運転者も、「オレが、ワタシが通る権利」を主張ばっかりしないで、ルール遵守はもちろんのこと、思いやる、譲り合う気持ちをもちたいものです。
 毎月15日は「道民交通安全の日」なんだそうです。今月は次の土曜日です。この日くらいは、完璧に交通ルールを守ってみませんか。本で読むよりよっぽど、流行の「品格」が身につくのではないでしょうか。
 記録は破るもの、規則は守るもの。RULES ON THE STREET.

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≪≪清涼剤・・・秋のメヌエット≫≫

◆◆◆小生のブログは9月12日に「道新スタッフブログ」から、道新ブログ内「しんぶん♪ひつまぶし」に引っ越す予定です。引き続きのご愛読をお願いします。◆◆◆

                       (赤信号 ばか正直で いんでない?***竹内***)

測るのはタイムだけ・・・北海道マラソン

2007年09月07日

 台風接近中でお日様ニコニコとはいきませんが、ニコニコすると自動的にシャッターが切れるすごいカメラが発売されるそうです。9月7日の朝刊経済面「エコノみっくす 新商品」欄で紹介されています。そういえば昨日(6日)の朝刊経済面にも、笑顔を数値で測定する技術が開発され、年内に商品化される予定だと書いてありました。
 技術の進歩はめざましいですね。素晴らしいことですが、その一方で、技術革新と反比例するように、人間はいくつかの身体的機能を退化させ、感覚を鈍化させてきました。先回りしていらぬ心配をするようですが、そのうち相手が笑っているかどうか、機械を使わないと自信をもてないようにならないか、などと憂います。携帯電話に「スマイル・チェッカー」なぞがついていて、向かい合っている相手にそれを向けて「あ、笑ってるから大丈夫」「スマイル度数45だから昨日より10ポイント機嫌が悪そう」だなんて。「顔で笑って心で泣いて」は日本人の美徳にかつては数えられていた気がしますが、そういうのはどう「判定」されるんでしょうね。
 オーストリアに「スマイル・アウォード」というコンテストがあります。ウェブサイトからとびきりの笑顔に投票するものです。以前知人に「ワタシ出ているから投票して」と頼まれたことがあります。VOTEというところをクリックすると、候補者の笑顔がたくさん見られます。笑顔に国境なし。
 次の日曜日は北海道マラソンです。汗と涙と、ひょっとしたらちょびっとの雨に濡れて、「苦悶にゆがむ笑顔」をゴールで見たいなと思いませんか。機械にはわかるまい。

◆◆◆小生のブログは9月12日に「道新スタッフブログ」から、道新ブログ内「しんぶん♪ひつまぶし」に引っ越す予定です。引き続きのご愛読をお願いします。◆◆◆

      (♪シェリー ・・・ 俺はうまく笑えているか 機械で測らないでね***竹内***)
 

この際、モンゴル

2007年09月06日

 気持ちいいはずの秋の草原に風雲接近中です。週末の天気予報は傘・傘・傘。ナナメの傘も目立ちます。
 草原といえばモンゴル。一連のヨコヅナ騒動で、ハラホリンやホジルトといった保養地の名前を知ることができました。高砂親方によると、温泉で肌ツルツルなんですってね。
 「六カ国協議の日朝国交正常化作業部会」という長い名前の会合地としても、モンゴルが報じられています。
 さらに本日9月6日から「草原といきもの家族 モンゴルを訪ねて」という連載が生活面で始まりました。長沼町在住の童話作家・加藤多一さんが、搾乳、動物の解体、馬での移動など、現地の暮らしぶりを6回の連載で伝えてくれるそうです。
 第1回の今朝は「乳しぼり」。馬の乳しぼりをする少女の写真と、「母と子の気持ちと生きる力を利用したこの方法」が、説明されています。なるほどな、ちょっとかわいそうでもあるけれど・・・そんな方法です。
 
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かわいい子牛


 牛の乳しぼりや子牛へのバケツからの乳やりならば、興部町宇津の冨田ファームで体験できますよ。北海道新聞のショッピング・ページ「特選!北海道ネット通販」にも出店していますので、こちらもどうぞ。搾乳体験談もお待ちしております。
                              (草原といえば「旅人よ」も***竹内***)

お年玉、さくら、かもめ、さて。

2007年09月05日

 ♪ハーバーライトが朝日に変わるー(新聞は変えないで) 「かもめ」といえば小生はこれ、渡辺真知子さんの「かもめが翔んだ日」でしょうか。海、港の小道具として、流行歌にはよく出てきます。「水兵さん」「ジョナサン」もいますね。
 今朝9月5日の新聞にかもめを見つけました。印象からすると、季節はずれの「越夏かもめ」。くじ付き暑中見舞い用はがき(かもめーる)の当せん番号が掲載されています。よく見逃してしまうんですよね、この発表。夏のささやかなイベントとして定着したかもめーる。いただいた方は、ぜひ忘れないうちに確認してみてください。 CA390012.JPG
 「さくらめーる」「かもめーる」に続いて秋にくじ付きはがきを作るなら、どんな名前がいいだろうかと考えました。平凡だけどすぐに浮かぶのは「もみじめーる」。「秋桜」と書くくらいだから「こすもすめーる」、秋の季語から「いちょうめーる」「いなほめーる」は? 昨日の夕刊「まど」に載っていた、「ドングリの木であるクヌギに動物が集まるように、いろんな人に来てほしい」との思いをこめて「くぬぎ酒房」を1年前に開店したという72歳のご婦人のいい話を思い出したので、「くぬぎめーる」はどうかな。
 厳正な自己審査の結果、私の最優秀作品は、秋の七草から「なでしこめーる」になりました。文机に向かう大和撫子、美しいですね。絵柄を変えて「ますらおめーる」も同時発売なんてのはどうでしょう。さて、あなたなら?
(写真はカモメならぬ大通公園のハトとカラス)
 
                         (「かもめお前なら」は神野美伽さん***竹内***)

ベスト・パック EZO(イーズィーオゥ)

2007年09月04日

 「読書」「スポーツ」「芸術」「食欲」・・・「秋」は枕詞に欠くことがありませんが、ようやく暑さもしずまり、気持ちのよい観光シーズンになります。9月4日の朝刊をめくっていると、いわゆる観光情報ではないのだけれど、観光関連の記事が目立ちます。
 2面には国が認定した「地域資源」(イカ、ウニ、メロンなど)は全国都道府県で北海道が一番多いという記事があり、3面社説は北海道を世界ブランドに高めるチャンスと呼びかけ、4面では傷ついた北海道ブランドのイメージ回復に向けた取り組みとしてセミナーが開かれる、と伝えています。

%E5%B9%B8%E5%9D%82.jpg そこで小生も考えてみました。道外からの観光客に、「地域資源」や北海道ブランドを楽しんでいただくEZO(=蝦夷=イーズィーオゥ)観光パックを、現実的に多そうな週末2泊3日コースで。方々回れないので、小生の地元・道南編ではこんな感じ。
 初日(金)、お昼に千歳空港に迎えに行き、なにはともあれ乾杯代わりに空港で札幌ラーメン。特急北斗で函館へ夕方到着。チェックイン後、たそがれの西部地区を散策(写真は父の墓がある幸坂付近)。函館山ロープウェイで山頂へ。やっぱり夜景は見なくては。夕食は、本人が希望ならラッキーピエロ。最近は「ラッピ」目当てで函館を訪れる方もいらっしゃるようです。ラッピでなければ、松風町のグリーンベルトに近いてんぷら屋へご案内。店名を出したがらない宣伝嫌いのご主人は「ウチは夜は割烹」と言って笑います。最後は大門柳小路の古いバー、杉の子へ。函館の至宝です。
 2日目(土)は、日本の道100選、国道5号線・赤松並木をレンタカーで走って、紅葉の大沼公園へ。名物大沼だんごは欠かせません。わかざぎの佃煮も美味。1日遊んだら夕暮れの赤松並木か、自動車道の函館新道で市内に戻り、五稜郭タワーからライトアップされた星型の五稜郭公園を見下ろし、夕食は寿司屋でしょう。函館といえばイカでないかい。
 3日目(日)は、寝坊するか、早起きして朝市へ行くかはご希望しだい。お土産には銘菓・函館山をオススメ。洋酒味の和菓子。和洋折衷、函館の真骨頂です。そして最高の北海道土産「北海道新聞」をお忘れなく!
 みなさんもベスト・パック EZO、道央編、道北編、道東編、あるいは一極集中型でベストパック浜頓別など、立案して北海道ブランドを盛り上げませんか。
       (函館の 青柳町こそ かなしけれ 友の恋歌 矢ぐるまの花***竹内***)

日本で一番ながーいピザ

2007年09月03日

 重厚長大がもてはやされた時代がありました。重くて厚くて長くて大きい工業製品をせっせと作っていた時代です。「電子立国」なんて言葉ができ、パソコンは小さく小さく、テレビは薄く薄く。重厚長大は昭和の忘れ形見になりましたが、なんでもかんでも軽薄短小の世の中になると、大きく息を吸い込んで腹の底から「デッカイコトハイイコトダァー!!」と叫んでみたくなりませんか?
 ばかばかしくもすばらしくでかい話が帯広から。市民グループが54.9メートルのピザをつくり、日本一の申請中なんだそうです。本日9月3日の朝刊に流しそうめんかと見間違うようなピザの写真が載っています。十勝産の農畜産物を活用したいいアイデアですね。小麦もチーズも十勝の産物だし、おいしいパン屋さんが軒を競う土地柄だけに、生地もおいしいことでしょう。列に加わりつまみ食いしてみたかったです。それにしても、この長さに伸ばすのはいいとしても、「石釜に送り込んで順次焼き上げた」っていうのはどんな石釜なんでしょうね。
 帯広はかつて世界一長いベンチを誇っていたマチです。コンビニエンス・ストアの駐車場も、他の市町村より平均してでかい印象があります。やってくれます十勝。みなさんの地元のでかいもの自慢はなんですか?
 いろんなことが起きる世の中ですが、ここらでどうですか、大きく息を吸い込んで腹の底から、せーの、デッカイコトハイイコトダァー!!
                      (リメンバー・デッカイドウ・ホッカイドウ***竹内***)

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 電子メディア局に在籍する「不特定多数」「老若男女」のメンバーで構成しています。他のブロガーのみなさんに比べると北海道の「通」とは言えませんが、曲がりなりにも北海道の最新情報を日々発信する職場から、何かしら皆さんのお役に立てればと思っております。

※イラストは道新グループの会員組織「道新ぶんぶんクラブ」のキャラクター「ぶんちゃん」 です。




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