意外と長くなってしまった快適ネット端末の構築も今回いよいよ大詰めです。
というのも今回、やっとパーツの取り付け作業・起動となるからです。
第50期王位戦最終局のネット中継も間近に迫っていますし、手短に作業完了したいと思います。
まずはノートパソコンのバッテリー、電源ケーブルを取り外します。
これは作業中に誤って電源が入って、ノートPCを壊してしまうのを防ぐためです。
その後、ノートパソコンのHDDを取り外します。
取り外したHDDが付いていたところに、準備編で用意したSDカード-2.5インチ変換アダプタを取り付けます。
もちろん、変換アダプタには前回データを書き込んだSDカードを挿入してください。
というふうに書くと簡単な作業のようですが、慣れていない方ですと結構苦労されるかもしれません。
そもそもHDDがどこに付いているか知らない方も多いでしょう。
ノートPCの場合、HDDは裏面についている場合がほとんどです。
小さめのプラスドライバーでカバーを取り外していくと2.5インチHDDがみつかると思います。
裏面にない場合は、側面にある場合もあります。
また、ノートパソコンを開いたキーボードの下の部分にHDDが取り付けられている場合もあります。
どうしてもわからない場合は、ノートPCのマニュアルを読んだり、ネットで調べたりすると良いでしょう。
ただし、HDDを個人で取り外すとメーカーなどの保証が受けられない場合があります。
また、機種によってはSDカード-2.5インチ変換アダプタをうまく付けられない場合もあるでしょう。
側面にHDDが付いているタイプのノートPCの場合、変換アダプタの長さが足りなくて、取り付けできないケースがあります(工夫次第で何とかなるかもしれませんが)。
繰り返しになりますが、このあたりは自己責任で作業をお願いします。
さて、無事にSDカード-2.5インチ変換アダプタを取り付けられたら、バッテリー、電源ケーブルを取り付けて電源を入れてみてください。
これまでの作業を正しく行っていれば、Puppy Linuxが起動するはずです!
マウス(PS/2またはUSB)、キーボードの種類(日本語キーボードなど)、画面の解像度などの選択肢が表示されますので、使用されているノートPCの環境にあわせて設定してください。
設定が完了すれば、Puppy Linuxのデスクトップが表示されます。
初回起動後、電源を切る際に、パソコンの設定と個人ファイルを保存する「pup_save.2fs」というファイルに作成するか聞いてきますので、Yesと答えておいてください。
ファイルの容量はSDカードが2GB以上あるのであれば、最大容量である1.25GBを選択しておくと良いでしょう。
これで2回目以降の起動時には、マウス、キーボードの選択などは必要ありません。
ここまでの設定が済めば、ノートPCは約1分ほどで起動するはずです。試してみてください。
また、ネットサーフィンも動作が非常に軽快なことに驚かれることでしょう。
さらにYou Tubeやニコニコ動画などのFlash動画も試聴可能です(マシンスペックによっては動画が駒落ちする場合があるようです)。
快適なネット生活を楽しんでください!
今回で無事にインストール作業は終了しましたが、ネットワーク設定などは説明していません。
ここまでの連載の作業を問題なく出来た読者の方なら、ネットワーク設定など筆者が説明しなくても出来るように思いますが、機会があればまたご説明したいと思います。
マニアックな短期連載にお付き合いいただき、ありがとうございました。
(技術担当・O)