今日も「北の鉄道アルバム」をご利用くださいまして、ありがとうございます。
さて、当アルバムにはあわせて4000枚以上の写真が展示されております。
オープン当初は、写真を「国鉄・JR」「市電」「地下鉄」と3つに分類し、
ご覧いただいておりましたが、このたびさらに3つ増やして、
「国鉄・JR」「市電」「地下鉄」「私鉄・軽便鉄道」「駅舎」「その他」
の6分類といたしました。
ま、電車にたとえて申し上げるなら、
今まで3つだったドアを6つにして乗りやすくした、ということでしょうかね。
ちなみに、片側に6つドアがある車両(6扉車)は、
北海道にはありませんが、東京圏のJRなどには存在し運用されております。

《JR東日本E231系500番台電車=山手線内回り・東京駅》
★以降、長文のうえ駄文なので読み飛ばしていただいてもかまいません★
たとえば、皆さまご存知の「山手線」。
11両編成で、うち2両が「6扉車」、他の9両は「4扉車」です。
しかも、この6扉車、朝のラッシュの時間帯(平日の初電から10時まで)は、
座席が壁のほうに収納されており使えません。
座ろうにも座席がない状態なわけで、通勤電車として徹底しています。
しかし数年後には、山手線から6扉車が姿を消してしまう…とのこと。
理由は、「可動式ホーム柵」の導入です。
「ホームドア」とも呼ばれるもので、
普段は、人が転落しないように、ホームの線路側全体が柵で覆われているのですが、
電車が到着すると、電車のドアと柵の同じ部分がいっしょに開きます。
ああ、あれか
と、うなずかれた方、あなたは地下鉄(札幌市営)通勤者ではありませんか?
それも東西線の。

《札幌市営地下鉄東西線・南郷13丁目駅》
私は、JR通勤者なので、地下鉄には年数回しか乗りません。
先日、東西線の南郷13丁目駅に行ったとき、
可動式ホーム柵があるのを見て、驚きました。
しかも、4月からは車掌さんがいなくなる、ワンマン運転になるんですね。
というか…順番的には、
ワンマン運転実現のために可動式ホーム柵を導入した、
といったほうが正しいんでしょうか?
話を「山手線」のほうに戻しまして。
山手線の「田町駅」と「田端駅」の間は、
隣を「京浜東北線」という路線が並走しております。
(路線図はこちら)
山手線と京浜東北線は並走してはいますが、別の路線ですから、
同じ駅に到着しても、使用するホーム(番線)は当然違います。
しかしながら、年に数日程度、保守工事のために、
京浜東北線の電車が隣の山手線を走ることがありまして、
そのときは、山手線と京浜東北線、両方の電車が同じホームを使用します。
ゆえに、山手線のホームに可動式ホーム柵を設置するのであれば、
京浜東北線の電車もいっしょに使うことを考えなければなりません。
京浜東北線では現在、「E233系1000番台」という新型車両の導入を進め、
主力となりつつあります。
6扉車は連結しておらず、全車4扉です。
仮に、可動式ホーム柵を現在の山手線電車に合わせて作るならば、
山手線のホームを京浜東北線の電車もいっしょに使う場合に、
山手線の6扉車の停車位置に設置されているホーム柵の開口部が、
全車4扉である京浜東北線電車のドアと合わなくなってしまいます。
そう。
ドアの数が違う列車が混在すると、電車とホーム柵のドアの位置が合わず、
お客さまの乗り降りができなくなってしまうんです。
京浜東北線に山手線を合わせるか、
それとも山手線のほうに京浜東北線を合わせるのか…2択になりますが、
前者を選択することにし、6扉車を運用から外す方針に決めたわけです。
京浜東北線は今、新型車両に置き換えを進めている真っ最中なわけですしね。

《JR東日本E233系1000番台電車=京浜東北線・東京駅》
それから、可動式ホーム柵が導入されれば、柵がない場合と比べて、
どうしても乗降にかかる時間が延びてしまいます。
(秒単位のことでしょうが、それが積み重なれば、
過密ダイヤの路線では結構な影響となるかもしれません)
なので、山手線なんかでは、
ホーム柵を導入するのに慎重になっていた部分もあるようです。
山手線に関して言えば、
近年、埼京線や湘南新宿ライン、副都心線など並行する路線が次々と開業し、
さらに、現在上野駅で止まっている宇都宮線、高崎線、常磐線を
東京駅まで延ばす計画(東北縦貫線計画)も進行していたりします。
混雑の緩和に一定のめどがついたところで、
6扉車の置き換え、可動式ホーム柵の導入と相成ったようです。
◇
ちょっとしたお知らせのつもりが…また長くなってしまいました。
大変申し訳ございません。
乗り換えのご案内です。「北の鉄道アルバム」はお乗り換えください。
(ある鉄道の車内アナウンスを真似してみました。わかる方いますかね)
(くま)