5年ぶり 三陸鉄道に乗って極楽浄土へ向かう旅

2018年08月26日

 少し遅い夏休みをいただいたので、リュックひとつで岩手県に一人旅をしました。目的地は、かねてからもう一度行きたいと思っていた岩手県宮古市の浄土ヶ浜海岸。

 5年前、7泊8日で岩手県のルーツの土地をめぐる旅をしましたが、今回もフェリー・鉄道・バスだけを使う、ぶらり一人旅。地図をみるとわかりますが、フェリーを使うルートは札幌から宮古へ南下する最短の経路です。

180826-01a.jpg

 

▼8月22日苫小牧21:15発のフェリーに乗船。翌日午前5時ごろ八戸港に入港しました。フェリーのデッキから美しい朝焼けを撮影することができました。180826-02a.jpg  

▼JR本八戸駅5:43発の久慈行の列車に乗車。午前8時ごろ久慈駅に到着しました。ここから三陸鉄道北リアス線に乗り換えです。三陸鉄道の赤と青にペイントされた列車を見た瞬間、感激して胸がいっぱいになり、不覚にも涙が出そうになりました。

180826-03.jpg

 
▼5年前に放送されたNHK朝ドラ「あまちゃん」のパネル。ドラマのなかで使われた「あまちゃんのテーマ曲」「潮騒のメモリー」などの楽曲を、mp3プレーヤーに入れてくればよかったと、ちょっと後悔しました(笑い)。
180826-04.jpg 
▼「かいけつゾロリ大冒険号」。久慈駅のホームには、こんなラッピング列車も。見ているだけでワクワクしてきますね。
180826-05.jpg 
▼北リアス線に乗って三陸海岸を南下。三陸鉄道の車両は窓を開けることができるので、こんな写真も撮影できます(子供は、まねしないでね)。
180826-06a.jpg 
▼途中の景勝地では、運転手が列車を止めて撮影時間を取ってくれます。三陸海岸らしい、いい景色。
180826-07a.jpg 
 ▼三陸復興道路の工事のための大きな橋台を建設しています。津波の被害にあった地域は本格的な復興に向け造成工事がなされているのがわかります。
180826-08.jpg 
▼10時前に宮古駅に到着。5年前の北リアス線に乗車の時は、震災の影響で不通区間があり、途中でバスを乗り継ぎましたが、今回は全線開通していて快適な列車の旅でした。
180826-09.jpg 
▼バスに乗って目的地の浄土ヶ浜に到着。暑い日だったので海水浴を楽しむ人もいました。こんなに暑くていい天気なら、水着を持ってくればよかったと、ちょっと後悔しました(笑い)。
180826-10.jpg 
▼南国のような、きれいな海岸。海水も透明なエメラルド色です。紫外線対策なのでしょうか、子供なのに長袖で帽子をかぶっての水遊び。北海道の雪遊びみたいですね。でも無邪気で楽しそう。
180826-11.jpg 
▼レストハウスから望む浄土ヶ浜海岸。まるで、壁一面に描かれた美しい絵画のようです。平日の午前中だったので観光客はほとんどいませんでした。
180826-12a.jpg  
▼海鮮丼とビールを注文しテラスでいただきました。地元の新鮮な海の幸を堪能し、昼間からうまいビールを飲んで絶景を楽しむ・・・。こんな至福の時は、人生の中で、そうはないでしょう。極楽、極楽。
180826-13a.jpg 
▼予定では宮古に一泊し、翌朝に宮蘭フェリーで室蘭に向かう計画でしたが、台風の影響で宮古発のフェリーが欠航(泣く)。急きょ三陸鉄道を北上し苫小牧からフェリーで帰札することにしました。帰りの三陸鉄道の車窓から、生まれて初めて2重の虹を見ることができました。『ダブルレインボー』と呼ばれる珍しい現象で、幸運の前兆とのことです。そうだとしたら本当にラッキー(笑い)。
180826-14a.jpg 
 
 帰りの列車でのこと。本八戸駅で下車しなければならないところを、居眠りして乗り過ごし、次の無人駅の長苗代駅から引き返すことになりました。その列車の若い車掌は、列車の出発時刻が過ぎているにもかかわらず、私に折り返し列車の時刻を親切丁寧に説明してくれました。こういう優しくて頼もしい若者に出会うと、日本の未来はまだまだ捨てたものじゃない、と思ってしまいます。
 
 翌日の午前中、台風が来る前の札幌に無事に帰還しました。駆け足の旅となりましたが、私はたいへん満足しています。帰宅すると妻は私に『ただ行って帰ってきただけじゃない。飛行機ならもっとゆっくりできたのに』と、つれない言葉。こういうフェリーと列車の一人旅の良さを、妻は理解してくれそうにありませんね・・・。

 学生時代を含めて、岩手県の浄土ヶ浜訪問は今回が3回目。懲りずに、また行ってきます。

(文と写真と地図 電子メディア局・編集グループ・立花幹彦)

<5年前のブログ記事「三陸復興国立公園めぐる旅」全7回

トラックバック

トラックバックURL: http://blog.hokkaido-np.co.jp/mt/mt-tb.cgi/9738

コメント

 フェリー・鉄道・バスでの一人旅の様子を楽しく拝読させていただきました。明け方のフェリーのデッキからの朝焼けは、とてもきれいですね。これから1日の活動が始まる、その前の静けさを感じて、こちらもワクワクしてきました。三陸鉄道の窓から映した写真を拝見し復興が進んでいる事がわかりました。そして、浄土ケ浜の海水は、透明で穏やかですね。とても大津波が起きた海岸線とは思えないです。
 
 どれも素敵な写真で、特に海鮮丼と瓶ビールの写真は、海岸とマッチしていて、とても気に入りました(笑)。また、ダブルレインボーは珍しいですね。何だか筆者の方にも、このブログを読まれた方々にも良いことがありそう。

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

(公開されません)

(HTMLタグ(b,i,br/,p,strong,em,ul,ol,li,blockquote,pre)が使えます)