私がガラケーを使い続ける本当の理由

2015年02月18日

 ここだけの話、私は「電子メディア局」所属にもかかわらず、スマホやタブレットを買ったことがなく、従来型の携帯電話(いわゆるガラケー)しか持っていません。「2台持ち」の経験もありません。

 この2、3年くらい、会う人から「立花さんはどうしてスマホ持たないんですか?」「立花さんなら、スマホ買ったら絶対に夢中になりますよ!」などと言われ続けています。そういう質問には「僕は友達いないから、LINEとかFacebookやっても、つながる相手がいないんだよね」とか「自分もおじさんになって指先が乾燥してきたので、スマホのタッチパネル入力がスマートにできないんだよ」などと冗談交じりに答えています。

 先日の新聞には「ガラケー出荷台数、7年ぶりに前年を上回る」との記事が掲載されました。私を含めガラケー使用者の多くは「当然だよな」と思ったことでしょう。最近は「ガラケー回帰」や「従来型携帯の復権」の特集記事を多く見かけますが、この流れに拍車をかけたのが2013年に放送されたドラマ『半沢直樹』ではないかと思っています。40%を越える最高視聴率を記録し「倍返し」が流行語にもなった超人気ドラマ。主人公がさっそうとガラケーで会話するシーンはインパクト満点で「ガラケー=旧式電話機」というイメージを一掃したのでしょう。

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150218.jpg 私の愛機は「京セラ・K006」。通話とメールに加えて『有料携帯サイト 道新&道スポ+』の閲覧に使用してまる4年になります写真左=画面はハメコミ合成ではありません)。タフで故障もなく電池が長持ち。ボタンが押しやすく防水機能もあり、大きさと重さがちょうどいい。外はハードコート仕様で傷がつきにくく、ヒンジ(ちょうつがい)のガタつきやボタンのへたりも全く無し。月額料金はスマホよりずっと安い。

 少し褒めすぎかもしれませんが、ベースの基本性能がしっかり安定し、細部まで良く作り込まれています。「ガラパゴスの進化の頂点」と言っても過言ではありません。かつて電子機器分野で世界を席巻した日本メーカーの、持てる技術の粋を集めた「ひとつの完成形」。バッテリーパックは昨年新品交換したばかりで、まだまだ第一線で活躍できます。とても手放す気にはなりません。

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 ガラケーに満足している私ですが、決してスマホを毛嫌いしている訳ではありません。特にGPSを使った地図表示アプリは大きな魅力。昨年の春ごろ、ガラケーをスマホに変えようか本気で検討した時期がありました。
 「iPhone」のガイド本まで購入し、会社の帰りに毎日のようにJR札幌駅近くの家電量販店でデモ機を操作してみたのですが、タッチパネル入力だけは、どうしてもうまく操作できませんでした。優しい女性店員さんは「すぐに慣れますよ」と言うのですが、足繁く通って操作しても上達できませんでした。

 ある日、別の店員に「スマホ用のタッチペンはありますか?」と訪ね、「お使いのスマホの機種は何ですか?」と聞かれたので「持っていません」と答えたら「スマホ持ってないんですか?!」と驚かれました。車を持ってないのにワイパーだけ購入しようとするような、不思議なひとだと思われたのかもしれませんね(笑い)。また別の日には、音声入力って精度高いのかな?と思い、デモ機に自分の住所の「星置」を入力しようと、「ほしおき」と発声しましたが何度やっても「お仕置き」と入力されてしまいます。なんだかスマホにバカにされているような気になり、ひとりで苦笑していました。トホホ...

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 こんな訳で、私がガラケーを使い続ける本当の理由は、スマホのタッチパネルがさっぱり操作できないことなんです(←これも、ここだけの話にしてください)。電車の中で中高生が超高速で「フリック入力」するのを見ると「神技」に思えてなりません。

 私のようなスマホ落ちこぼれ人間は、もう少しガラケーを使い続けるしかないのかと思っていたら、もうすぐauから「 ガラホガラケー + スマ 」なる、入力キー付きのスマートフォンが発売になるとのことで、そちらに期待しています。ドコモも同じような「折りたたみ式のテンキー付きアンドロイドOS端末」を計画しているようです。よかった!

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 ガラケーをご使用のみなさま、ガラケーはまだまだ進化し続けます。道新電子メディア局では、ガラケーをご利用のみなさまにも、スマホと同内容のニュース配信サービス『道新&道スポ+』をご提供しています。私もたいへん重宝しています。

 ガラケー片手に「半沢直樹スタイル」で、さっそうと道内外の最新ニュースや地域の話題・スポーツの試合速報をチェックしようではありませんか。

(電子メディア局・編集グループ・立花幹彦)
 

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