「昭和90年」ひつじ年、万歳

2015年01月08日

 2015年が始動し1週間が過ぎました。私は今年48歳になる年男です。昭和42年生まれなので、今年は昭和で数えると90年。「昭和90年代の幕開け」ということになります。

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 さて、未(ひつじ)年は、なぜ「羊」ではなく「未」の漢字を使うのでしょう。フリー百科事典・ウィキペディア『十二支』には、こんな解説があります。

 『元々十二支は順序を表す記号であって動物とは本来は関係なく、後から割り振られたものという立場からはこの動物を十二生肖と呼ぶ。が、日本では十二支という言葉自体で十二の動物を指すことが多い。なぜ動物と組み合わせられたかについては、人々が暦を覚えやすくするために、身近な動物を割り当てたという説(後漢の王充『論衡』)や、バビロニア天文学の十二宮が後から伝播してきて十二支と結びついたという説がある。※注)

 もともと「未」は、1から12を順に並べた8番目を表す記号のことであり、そこに動物のひつじ「羊」を割り当てたのですね。恥ずかしながら4回目の年男になって、初めて知りました。

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 いっぽう、先日1月5日の日本経済新聞1面コラム『春秋』の記事を引用すると、『美。善。義。前向きの価値観をあらわす漢字には、羊の字を含んでいるものが、いくつかある。』

 このほかにもポジティブな意味を持つ「翔、躾、羡、達」も、漢字の中に「羊さん」が隠れています。「幸」の字も「羊」に似ています。そう言われると、お金を表す記号「¥」も「羊」の字形に近いと思えてきます。「羊年」万歳ですね。

150107.jpg

 「羊」を含む山といえば「羊蹄山」。上の写真は1993年5月に撮影した一枚です。(もちろん、ディジタルカメラではなく、アナログフィルム)

 山麓の雪はすっかり融け、4合目以上は残雪の反射で白く輝き、青い空と美しいコントラストを成しています。流れるひとつかみの雲が山頂にかかるまで、ひたすら待ち続けて撮影しました。

 「羊年」の今年、もう一度会いに行きたい風景です。


  (電子メディア局・編集グループ・立花幹彦)


※注)ウィキペディア・フリー百科事典『十二支』 (最終更新 2015年1月1日 14:05 )から引用。「Wikipedia:ウィキペディアを引用する」に従い、著作権法の認める範囲で引用するため、更新日時を明記しておきます。

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