一輪車とヒッチハイクで日本一周へ 横浜の大学生・土屋さん、札幌に

2014年09月04日

 一輪車とヒッチハイクで日本一周に挑戦している19歳の青年が、北海道に上陸しました。彼の名は土屋柊一郎さん。日大法学部新聞学科2年生で、7月26日に居住地の横浜から一輪車の旅を始めました。いったん鹿児島へと向かった後、今度は北へと折り返す旅を開始。出雲大社や鳥取砂丘、北陸の難所・親不知(おやしらず、新潟県)などを経て青森県入りし、9月2日にフェリーで函館へ。室蘭や千歳を経由し3日、ついに札幌に到着しました。

 そんな土屋さんの挑戦は、9月3日の本紙朝刊室蘭版掲載の「一輪車で日本一周に挑戦 横浜の大学生・土屋さん、室蘭入り」の記事を読んで知りました(どうしん電子版の会員の方はこちらから記事をご覧ください。どうしん電子版に未登録の方はこちらから)。

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室蘭市のイタンキ浜周辺を一輪車で観光する土屋さん=9月3日

 小学生の頃から一輪車に乗り始めた土屋さんは、ジュニア世界大会で優勝した経験も持っています。なるほど、旅する底力はありそう。でも、なぜ一輪車で? 3日夜、自身のツイッターで「札幌テレビ塔来ました!!」とつぶやいた土屋さんと会い、話を聞くことができました。

 「北海道は思った以上にでかいですね」。北海道の印象をこう語った土屋さんは、野宿用のテントを入れたザックを背負い、ヘルメットを装着して日本一周に挑戦しています。浅黒く日焼けした肌が、旅の長さを物語っていました。

 気になる動機は、ズバリ「誰もやってなさそうだから」。こんなシンプルな考えで旅する若者が、21世紀の日本にいるんだ! もはや青年とは言えない、オジサン街道まっしぐらの32歳の筆者は感動しました。ザックには小型のソーラーパネルも取り付け「これでスマホを充電しながら、旅の様子をツイッターに投稿しています」

 1日70キロを目標に一輪車で移動し、峠などの難所越えは段ボールに目的地を書き、ヒッチハイクで乗り切ってきたそうです。「九州はほとんどヒッチハイクをしなかったので、予定よりも遅れちゃってます」と土屋さん。

 そんな北海道での悩みは「信号機とコンビニが少ないこと」。土屋さんによると、ヒッチハイクする場合は「信号の多い方が有利」なんだそう。加えてコンビニは「1軒逃すと、かなり走らないと行き当たらない。気が抜けません」。それでも「北海道は優しい人が多く、うれしい」と笑顔で話してくれました。

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札幌に到着した土屋さん=9月3日午後9時、道庁赤レンガ前「北3条広場」

 9月3日は札幌で一夜を明かし、4日には留萌、5日は稚内、7日は釧路に行く予定で「10日には苫小牧に到着したい」そうです。広大な北海道を、もっとゆっくり旅すればいいのにと思っていたら、「9月15日の夏休み最終日までに、横浜に戻らないと」とポツリ。

 でも、北海道の旅はまだ始まったばかり。札幌でクマよけの鈴と、保温性のある肌着を買い込んだ土屋さんは、現在は稚内を目指し、北上を続けています。4日はあいにくの荒天で「強風で進まない。そして、ヒッチハイクも捕まらない。怖い」と嘆いていましたが、「がんばれ土屋さん!」旅の無事をお祈りしています。

(電子メディア局・編集グループ 渡辺拓也)

土屋さんのツイッター
https://twitter.com/TshSurf21

【記事リンク・どうしん電子版】
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/doo/1-0045043.html

【記事リンク・どうしんウェブ】
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki/560855.html

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「世界一周の旅」皆で応援しているよ!頑張れ柊一郎。考えても、考えても、できないことを実践している柊一郎も偉いが、特に、親父の応援を肝に銘じて忘れないようにして下さい。
世界は、大きなうねりの中にあります。日本では得られない宝物を見つけて帰国して下さい。

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