夏の「定期便」

2014年06月24日

 先日、道東の美幌町に住む知人から地元産のアスパラガスが届きました。4年前、そのマチで勤務した縁から毎年この時期に送られてきます。アスパラには新陳代謝を促し、疲労回復に効果があるとされるアスパラギン酸が豊富に含まれているため、健康に良いとされます。口に入れると、小気味よい歯応えとみずみずしさが広がり、この時季にしか味わえない「至福の時」をもたらしてくれます。

アスパラP.jpg

  美幌といえば、このマチで栽培したソバ粉を使った手打ちそばを提供する店が札幌市南区澄川にあります。開店から8年の「そば処 藍(あい)」で、ソバ粉は店主の石川さんの実家の畑で育てたものです。時季は過ぎてしまいましたが、毎年春には、その畑で栽培したアスパラを天ぷらにして出しています。春に取れるアスパラの芽は冬に蓄えた栄養分が詰まっているため、夏芽に比べると、やわらかく、甘みも強いそうです。

 ちなみに今の時季のお薦めは、素揚げしたナスのおろしそば、とのこと。石川さんは「故郷に恩返しを」という思いを胸に、きょうも厨房に立っています。

そばP.jpg

  ところで、今月21日は中国伝来の二十四節気の一つ「夏至」でした。太陽年を太陽の黄経に従って24等分にして季節を表す方式で、広辞苑によると、夏至は「太陽の黄経が90度に達する時で、北半球の昼が最も長く、夜が最も短い」とあります。太陽が真南を通る時の高さが1年で最も高い日で、ご存じのように夏至を過ぎると、12月の冬至までは昼の時間が少しずつ短くなります。

 そこで素朴な疑問が-「夏はいつまでなのか」。知人の博物館学芸員に聞くと、天文学上は太陽が夏至点から秋分点を通過する期間で、6月20日前後から9月までの約3カ月間とのこと。でも住んでいる地域によって感じ方が違うのは言うまでもありませんが...。

 一方、夏至を過ぎると日没が少しずつ早くなるため、憂鬱な気持ちになる人がいるでしょう。気休めかもしれませんが、夏至から4日後の25日、札幌の日の出は午前3時56分と1分遅くなりましたが、日の入りは午後7時18分と、夏至の日と同じ。日中の時間(明るい時間)が長い日は、まだまだ続きそうです(笑)。そうした日々の暮らしの中で大切なのは、日差しの和らぎや草花の芽吹きなど身近な自然の気配を感じることのできる時間、ゆとりを持つことかもしれませんね。

 夕日P1.jpg

 とは言っても、6月も終わりに近づき、早くも2014年の半分が過ぎようとしていますが、時の流れる早さに戸惑うばかりです。

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