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飲めませんバッジと黄色いリボン

2013年04月16日

  札幌医科大と医科大学生会が、新入生200人全員に「飲めませんバッジ」を配布した。
  あっぱれ!である。
  3月、4月は卒業、入学の季節、ともすれば、追い出しコンパ、新人歓迎会と酒を強要する危険性のある時期でもあるのだ。
  まして大学の新入生は3浪以上は別にして、ほとんどが未成年だ。近くも遠くも、過去に新人歓迎会で命を落とした事故は繰り返されている。
  「俺の酒を飲めないのか」と脅されても、にっこり笑って「はい、このバッジをご覧ください」とやればいいのだ。別に「このバッジが目に入らぬか」とは言う必要はない(笑い)
  私の大学での新人歓迎会は、45分でダウン!2日間、生死の境をさまよった。少しだけ体が丈夫で助かったが、あの苦しさはまだ覚えている。その日まで酒を飲んだことはなかった。

  「飲めませんバッジ」が広く世間に認知されてほしい。
  酒を飲めないことは、何の恥ではない。体質的に受け付けないのだ。私などは、何処へ行っても「北国生まれ・体がでかい・スキー選手・飲めそうな顔」と、決めつけられ酒を勧められる。さすがに社会人になってからは「俺の酒が飲めないのか」と凄まれることは、まれにしかない。

  埼玉県川口市立芝西中学校の生徒会が、学校からいじめをなくすために「いじめ根絶宣言」をし、目印として胸ポケットに黄色のリボンをつける活動に取り組んでいるという。生徒の感想は「気が引き締まるし、クラス内の雰囲気も良くなった」。
  見事な取り組みだ。まさに「幸せの黄色いリボン」だ。中学生自らの発案だからこそ、この取り組みは日本全国に広がってほしい。
  断る言葉をあれこれ探す前に、意思表示ができる物を持つことは見事な「知恵」である。

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プロフィール

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伊藤 龍治
1947年札幌生まれ。札幌啓明中では夏は野球、冬はスキー。旭丘高では夏はバスケット、冬はスキー。「スポーツ二毛作」実施者。早稲田大でスキー。日本初のアルペンサービスマン、世界初のジャンプワックスマンは自称ながら事実。スキーで4年おきの「骨折五輪」に3度出場。全日本アルペンコーチ。北海道新聞に「いい汗いい話」を12年半執筆。テレビ、ラジオ、講演などスポーツジャーナリストとして活動中。

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