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指導者の行為

2013年04月12日

 道新、4月9日の報道だが、札幌北区の市立中学校、女子バスケットボール部の外部指導者が、複数部員への体罰で解任されていたことが発覚した。体罰の内容は「殴る、蹴る」だ。
 外部指導者の言い分は、「殴ったことや蹴ったことがあったかもしれないが、体罰としての認識はない」というものだ。
 外部指導者の任命権は学校長にある。ということは、学校長は任命に対する責任と、任命以後の監督責任の両面で責任を負う必要があるのだ。
 また、この外部指導者は、何をもって指導者と成り得たかは不明だが、こういう指導者を生んだ組織も検証が必要になるだろう。

 11日の夕刊では、中学1-2年生で昨年度から必修化された武道のうち、道内の公立中学校の7割が選択した柔道で、1年間に10人が授業中に骨折していたことが分かったという。
 確かに柔道での怪我が突出しているわけではない。球技や器械運動のほうが、件数は多い。
 ただ、柔道は誰もが幼少時から経験するものではない。柔道の授業には道教委からの通達で原則2人以上の指導者で行うように通達され、北海道柔道連盟なども外部講師を派遣しているが、中学生の意識でいうならば「受け身の練習だけでは、面白くない。意識は先走る」というものだろう。
 よって、指導者はそこのギャップをどう教えるかが問題になるだろう。
 体育授業においては、少し物足りなくても怪我がないことのほうが大切なのだ。興味を持ってもらう入門の扉でいい。痛みや恐怖で扉をふさぐなどは、断じて指導者の行為ではない。

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伊藤 龍治
1947年札幌生まれ。札幌啓明中では夏は野球、冬はスキー。旭丘高では夏はバスケット、冬はスキー。「スポーツ二毛作」実施者。早稲田大でスキー。日本初のアルペンサービスマン、世界初のジャンプワックスマンは自称ながら事実。スキーで4年おきの「骨折五輪」に3度出場。全日本アルペンコーチ。北海道新聞に「いい汗いい話」を12年半執筆。テレビ、ラジオ、講演などスポーツジャーナリストとして活動中。

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