« 品格とはいわないが、フェアにいきましょう! | メイン | 必見!小塚ファミリーヒストリー »

敗因はアナリスト能力にあり!

2012年11月05日

画像の確認
 巨人軍のリーダー、阿部捕手が明かしました。
 勝因は、橋上コーチの分析力だと。
 日ハムは主力が徹底的に分析されていました。
 主力先発投手の吉川・武田勝両投手。陽・糸井・中田の主力野手。
 逆にデータ分析に手が回らなかった?(笑い)中村投手などは、伸び伸びと力を発揮しました。巨人の宮国投手に対し、日ハムナインは「見たこともない遅いシュート」と言っています。もちろん、打撃投手にそういう「遅いシュート」を投げてくれといっても、同じボールにはなりません。だから、特殊なボールを投げれる者がプロで生き残れるのです。
 橋上コーチと言えば、野村克也監督のもとで「野村ID野球」を学んだ作戦参謀です。
 プロの戦いとは、相手チームにいる自分たちにとっては苦手なコーチを引き抜くということもあるのです。もちろん、それには資金力が必要ですが、巨人はそれをやっていたということでしょう。
 私の二男もバレーボールの東レアローズのコーチ兼アナリストですから、チームスポーツでのアナリストの凄さは知っています。データを取るための活動の過酷さも知っています。さらに言えば、コンピューター分析ができるのは当たり前で、それがアナリスト力ではなく、選手経験があるからこそ傾向を知り対策を立てられるのです。
 しかしながら、日ハムは若いチームです。
 すべてはこれからのチームです。日本シリーズが終わり、コーチの退団も伝えられてきました。
 栗山監督は就任からコーチの希望を出さず、現有勢力でスタートしました。これからは、自分のチームを築く必要があります。北海道日本ハムファイターズのファンは、栗山監督が戦いやすいスタッフを編成する必要があると信じています。
 経験不足、新人などと言われることはもうありません。
 すでにあなたは北海道人であり、北海道を元気にさせる力があり、大人・こどもの別なく夢を壊すような監督ではありません。私はあなたのなかに品格さえ見るのです。
 来季のチーム構想の中に、アナリスト能力の向上を入れフロントと交渉してください。
 また、危険球問題のブログに対し、たくさんのご意見をいただきました。それを踏まえ、プロ野球コミッショナーに提案です。
 選手を一発退場にするジャッジは、プレーの安全性、フェアプレー精神、選手寿命の保護などから、あって当然ですが、審判が迷う状況では「審判団協議」と「ビデオ判定」を採用してはいかがですか?ホームラン判定では、すでにビデオ判定は採用されているのですから。
 また、審判の判断能力の向上もさらに必要です。
 危険球問題のあの場面、ネット裏の野球経験者はこう証言してくれました。
 「審判は最初、ファウルと声をあげ、ファウルの姿勢をとり、替えのボールを鶴岡捕手に渡そうとしました。その後、原監督の抗議を受け、加藤選手が頭を抱え取れているのを見てデッドボールと宣告しなおした」。
 米大リーグでは、デッドボールへの報復は当たり前、コーチ・監督からの暗黙の指示に逆らうと罰金。また乱闘に参加しないものも罰金ですが、日本式野球を完成させるためには日本のルールを作りましょう。それがコミッショナーの役目でもあります。
 野球は五輪種目から外されました。
 理由の多くは、米大リーグにあるのです。デッドボール・乱闘問題・あまりにも蔓延し過ぎなドーピング問題・派遣選手は常にマイナー選手(主力はドーピングチェックを恐れ拒否しているのです)、せっかく門戸を開いても、来るのはマイナー選手ばかりでは貴族揃いのIOCの反感を買うことになったのです。もう一つは、世界的普及度が低すぎること。かって阪神日本一の時の監督、吉田義男氏がフランスで野球を指導したように、普及を考える必要があるのです。
 日本が連覇したWBCも、アメリカが最強チームを編成するかは保証されていません。
 これも残念なことです。

 ともあれ、ファイターズのみなさん、ご苦労様でした。
 栗山監督の言うように、「夢は正夢」にしましょう。
 来年は、先発投手が武田勝・吉川・中村・斎藤・谷元と揃います。中田はホームラン40本を打ち、糸井は3割・30本塁打・30盗塁の「トリプル3」を達成し、打率1位2位を田中・陽が獲得するでしょう。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://blog.hokkaido-np.co.jp/mt/mt-tb.cgi/19399

プロフィール

プロフィール

伊藤 龍治
1947年札幌生まれ。札幌啓明中では夏は野球、冬はスキー。旭丘高では夏はバスケット、冬はスキー。「スポーツ二毛作」実施者。早稲田大でスキー。日本初のアルペンサービスマン、世界初のジャンプワックスマンは自称ながら事実。スキーで4年おきの「骨折五輪」に3度出場。全日本アルペンコーチ。北海道新聞に「いい汗いい話」を12年半執筆。テレビ、ラジオ、講演などスポーツジャーナリストとして活動中。

ブログ内検索

カテゴリー

最近のエントリー

コメント




トラックバック

バックナンバー