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1-4の敗戦の意味

2012年06月19日

 サッカー女子、なでしこジャパンが、アメリカに1-4で負けました。
 この敗戦は、何を教えているのでしょうか?
 猛烈に鍛えた小型選手と、少し鍛えた大型選手では、大型選手が絶対的に有利です。
 もちろん、競技の性格、質というものもありますが、サッカーのようなスピードと高さが要求されるスポーツでは、尚更です。
 日本男子の香川のようなスピードスターは、なでしこにはいません。川澄がいるじゃないか、と言いたくなりますが、日本レベルでは速いのですが世界レベルでは普通です。
 アメリカはなでしこを研究しまくり、宮間と沢をつぶせば(密着マーク)パスが出ないことを知り、スピードあるサイド攻撃、それもドリブル突破が有効と知りました。もちろん、ドリブルをマークされたら中央へのパス攻撃です。言うならば平均身長で10cmの違いは、ヘディング攻撃では脅威の差です。
 ですから、今スウェーデンで行われている女子3か国対抗での、対アメリカ戦は完敗でしたが、実はこれで終わりではありません。
 なでしこは、今五輪代表の最終選考を行っているのです。
 ディフェンス最終ラインは、熊谷と岩清水がレギュラーですが、昨日は矢野・宇津木が先発。連携の不足から立ち上がりに2失点。
 この敗戦、しかも1-4という大敗は、なでしこジャパンのウィークポイントのあぶり出し。
 五輪前にどうしてもやらなければならない意識改革のためのゲームでした。

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プロフィール

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伊藤 龍治
1947年札幌生まれ。札幌啓明中では夏は野球、冬はスキー。旭丘高では夏はバスケット、冬はスキー。「スポーツ二毛作」実施者。早稲田大でスキー。日本初のアルペンサービスマン、世界初のジャンプワックスマンは自称ながら事実。スキーで4年おきの「骨折五輪」に3度出場。全日本アルペンコーチ。北海道新聞に「いい汗いい話」を12年半執筆。テレビ、ラジオ、講演などスポーツジャーナリストとして活動中。

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