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美翔女! 快挙です。

2012年02月26日

 
 美しく、羽ばたいて、天翔る、天空の「美翔女ジャパン」が快挙です!
 ノルディックスキー世界ジュニア選手権で、日本が団体戦優勝です。
 メンバーは、高梨沙羅(上川中)15歳。山田優梨菜(長野・小谷中)15歳。
 伊藤有希(下川商高)17歳。岩渕香里(長野・飯山高)17歳。
 2位のドイツを100点以上引き離す、圧勝での金メダル獲得でした。

 2014年ソチ冬季五輪から、女子ジャンプが正式採用されますが、残念ながら個人戦のみ。団体戦があれば、メダル確定といっても良いほどの、日本の強さなのです。
 まあ、極めて近い将来には、団体戦も採用されるでしょう。

おっかなくないぞ!

2012年02月14日

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 このジャンプ台は、小学生用のスモールヒル。K点は25mです。
 アプローチ(助走路)は、雪ではありません。完全に、氷 なのです。氷の溝の中を体勢を崩さず滑り、踏み切り台で遅れず立ち上がって前傾につなげられるか!!
 ジャンプで困るのは、スタートしたら途中では「やーめた」とは言えないことです。(笑い)
 だから、この助走中の小学生のフォームを見てください。
 「ぼく、おっかなくないぞ!」(標準語では、恐ろしくなんかないぞ!)
 いやあ、見ていると、その健気さに涙が出そうになります。

 今年のスキー界は、当たり年!
 高梨沙羅は、いまやスキー界のシンデレラガール!葛西・渡瀬・伊藤選手たちも健闘しています。男子では、伊東大貴・竹内択の二人が世界レベルです。ノルディック複合では、渡部暁斗がW杯初優勝のあとコンスタントに表彰台です。女子クロスカントリーの石田正子はW杯15kmクラシカルで5位。アルペン回転では湯浅直樹が5位と、各種目で日本選手が活躍しています。

 スキー界は大きなチャンスを迎えています。
 広報活動を通して、北海道プライドをいかに表現するか?そうしながら、ジュニア開拓ををいかに進めるか?あわせて、北海道の冬文化をいかに、どのように世界に向って発信するか、この作業がいま、大事なのです。

栄光への旅立ち 写真

2012年02月12日

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栄光への旅立ち!

2012年02月12日

 第35回ミズノ杯ジュニアジャンプ大会 兼 第36回全道スポーツ少年団ジャンプ大会 ミディアムヒルK-55m スモールヒルK-25m 札幌荒井山ジャンプ場

 写真は、小学生1部 (小学校1年生~小学校4年生)
 伸縮性があるとはいえ、大人用のゼッケンが肩からずれながら、いま正にスタートを切った小学生ジャンパーです。
 現在、ミズノ社員でジャンプ担当の小田氏が言います。「僕も小学校の時から出てます。ミズノ杯は賞品がいいから頑張るべって!(笑)」
 過去の参加者を見れば、原田・岡部・斎藤・船木・宮平・葛西の五輪・世界選手権メダリストや、伊東大貴・そして高梨沙羅も出場しているのです。
 そうそう、今朝一番でまたまたビッグニュース!
 2月5日・7日に全日本選手権兼NHK杯の2試合を終え、8日に出発したばかりの高梨沙羅選手がスロベニアでのワールドカップで自己最高に並ぶ2位!!
 少年団の千葉先生が言いました。「沙羅は小学生のときから、今のように頭から突っ込む前傾で、大人はみんな危ないんじゃないかって言ってたんです」
 スタートで写真を撮りながら、見ていました。
 「行きまーす!お願いしまーす!」コーチや保護者に教えられた通り、大きな声で叫ぶのです。それは恐怖感との戦い!  見ていていじらしくなります。
 「00さん、がんばって」 1~2年生が3~4年生に声をかけます。「うん、00君もね」「は~い」
 「00君、テレマークいれるかい?」「うん、いれる、点数高くなるっしょ」「じゃあ、僕もいれる」
 見ていて、聞いていて、思わず抱きしめたくなります。
 ジャンプ台横には見慣れた元ジャンパーの姿が、、、「息子です。3年からはじめました。もう、だめです。息子以上にのめりこんで(笑)」
 大会が35回続いた意味を知りました。
 始めた奴より、続けた奴が偉い!
 始めたとき、私は30歳でした。35回大会を書いたきょう、65歳になりました。
 来年も、坂の上の雲を目指して、山を登りたいものです。

第35回ミズノ杯兼第36回全道ジュニアジャンプ大会

2012年02月10日

 明日、2月11日、札幌荒井山ジャンプ場で開催されます。
 スキージャンプはジュニア大会が一番面白いのです。小学校低学年から中学生までのジャンパーが参加します。
 伊東大貴君も高梨沙羅ちゃんも、過去にはここでがんばりました。
 ミズノ杯は私が在籍中に企画しましたから、思い出の大会で懐かしさでいっぱいです。
 小学校低学年は見ていて涙が出そうになります。自分のスタートが来ると、大きな声で「いきまーす」。お父さん、お母さんにそう教えられているのです。大きな声で言えば恐くなくなると、、、その健気さがたまりません。
 荒井山は円山公園からすぐですから、どうぞ見学においでください。なんなら、私が解説つきでご覧にいれますよ。
 当時、スキー界を活性化するためにはジュニア大会の数を増やす必要があるのですと会社を説得して、ジャンプ・アルペン・クロスカントリーの3大会を始めました。
 あれから35年、、、さあちびっこ勇者を見にいきましょう!

栄光へのジャンプ

2012年02月04日

 2月4日。大倉山で行われた、明日5日の全日本選手権兼NHKジャンプの公式練習を取材。
 みなさーん!明日5日は大倉山でのラージヒル、7日は宮の森でのノーマルヒル全日本選手権兼NHKジャンプです。

 高梨沙羅 選手が出るよー! 凄いから見においでー!

 きょうの公式練習で、高梨沙羅選手の凄さを改めて感じました。
 そもそも、スキージャンプというのは、昔ノルウェーの王様が囚人にスキーを履かせて斜面のこぶを飛ばせて、転倒しなかった者は恩赦を与え、転倒した者は厳罰を与えたのが始まりなどと言われてもいますが、それは真っ赤な作り話。
 スキージャンプは、はるかに科学的なのです。
 スキージャンプは、「揚力は、速度の2乗に比例する」という、航空力学の鉄則に支配されるのです。だから、私がワックスマンとしてジャンプチームに呼ばれたのです。
 また、着陸時は助走速度の20%アップの速度になりますが、怖いからといって体を起こしてしまうと地面反力を得られなくなります。
 伊東大貴選手がジャンプの後半、斜面すれすれになりながら飛距離を伸ばすのは、伊東大貴選手が世界一地面反力を利用するのが上手だから。そしてこの方がテレマーク姿勢を取りやすくなるのです。ちなみに、飛行機の着陸、鳥の着陸・着水などは全てこの地面反力を利用しているのです。過去の選手で地面反力を一番上手に使った選手は、やはり札幌五輪金メダリスト、笠谷幸生選手でしたね。なにせ、「世界一のカサヤランディング」でしたから。

 きょう、16時20分からNHKで「スポーツ大陸・栄光のジャンプ」が再放送されました。明日からのNHKジャンプの広報活動と1972年札幌冬季五輪から40年という意味もあったと思います。(平成17年11月26日放映) 亡くなった青地さんも出てきて、、、。

 さて、沙羅ちゃんです。
 女子のスタートは30番ゲートから。平均スピードは91・3km。
 沙羅ちゃんは、スタートゲートを10段下げ88・8kmで122・5m。次はさらに2段下げて18番ゲートで87・9kmの速度で124・5m飛んだのです。
 きょうの男子は平均88・9kmの速度で最高が124mですから、きょうの公式練習に限って言えば、男子は全員負けなのです!
 もちろん、時間帯により風の影響も違いますから、一概に言えることではありませんがね、、、。
 でも、凄いです。一見の値は十分にあります。
 きょうの大倉山には観光客が60人ほど。
 雪まつりとジャンプ観戦をドッキングしましょうよ!もったいない!
 スポーツ観戦と北海道旅行を組み合わせる部署も出来たのではなかった?観光庁も立ち上がったのでは?
 ジャンプは、北海道文化であり、北海道プライドなのです。本気でやる人がいないのなら、私がいつでもお手伝いしますよ。
 伊東大貴と高梨沙羅が目指す「栄光のジャンプ」を、まず知らせること、そして観戦して応援すること。そうすることが、私たちが加わる「栄光のジャンプ」なのです。

プロフィール

プロフィール

伊藤 龍治
1947年札幌生まれ。札幌啓明中では夏は野球、冬はスキー。旭丘高では夏はバスケット、冬はスキー。「スポーツ二毛作」実施者。早稲田大でスキー。日本初のアルペンサービスマン、世界初のジャンプワックスマンは自称ながら事実。スキーで4年おきの「骨折五輪」に3度出場。全日本アルペンコーチ。北海道新聞に「いい汗いい話」を12年半執筆。テレビ、ラジオ、講演などスポーツジャーナリストとして活動中。

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