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室伏広治選手、世界一!

2011年08月29日

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 五輪金メダリスト、室伏広治選手、36歳にして世界陸上初優勝!
 五輪と世界陸上、両方の金メダリスト。これは国民栄誉賞ですよね!
 写真は、競技中の一シーン。競技中に10種競技の表彰式が行われ、アメリカ国歌を静止して聴く室伏選手の姿です。テレビ画面でこの姿を見て、強い者は心が静かなのだと思いました。
 今大会、室伏選手はシーズンベストの連発!凄いのひとこと!
 きょう、横浜では大学の同級生のお別れ会です。
 「命の授業付き同期会」を見事に務めあげてくれた小栗も、天上で喝采を送っていることでしょう。
 私はかって中京大学体育学部の先生たちにスキーを2年間教えたことがあります。
 広治選手の父、室伏重信先生は私を「先生」と呼ぶのです!!
 「昔は、ビデオなんかは無いですから、8ミリのフィルムを電灯にかざして、素早く動かして見たのです。気をつけないと、フィルムで手を切ることになりますから、軍手をはめてフィルムを走らせたものです」重信先生はこうしてライバルを研究したのです。
 その父が4投目のあと、こぶしを握って振り上げたのです。金メダルを確信した瞬間でした。
 父と子、父親と息子、コーチと選手、競技の先駆者と後継者、、、
 なでしこばかりではないよ、男子も日本を元気づけられるよ。そう思えた夜でした。

愛された命に報いるためには

2011年08月09日

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 サッカー選手、松田直樹さんの通夜への列席者は1800人を越えたという。
 横浜マリノス時代と松本山雅でのサポーターをはじめ、ファンに愛された「情熱のサッカーマン」だった。
 悲しみの告別式の影に、忘れてはならないものがある。
 それは、サッカーにとどまらず全スポーツに言えることだ。
 競技者の体を誰が守るかということだ。まずは競技者個人だ。年1回、あるいは年2回の定期健診は必須のことだ。同時に、クラブは選手の健康管理に責任がある。だからチームドクターの指示のもと、定期健診は年間予定のなかに組み込まれる必要がある。
 また、今回の事故現場ではAEDが装備されていなかったが、協会が責任を持って全国的な調査をしなければならない。
 サッカーは激務型スポーツだ。まして熱中症が心配される夏の日本では、さらに危険性が増すのだ。各練習場への装備、各チームへの装備を徹底することが松田選手への解答になるだろう。
 「勉強しとけよ」では教師ではなく、「練習しとけよ」ではコーチではない。「検診行っとけよ」では夫ではない。妻を乳がんで失った私の痛恨の思いだ。
 「検診行っとけよ」では、検診率は上がらない。夫婦間、コーチと選手間、先生と生徒間で、最初は「同行道案内」することが必要なのだ。
 名選手の早過ぎる死を嘆くばかりではなく、もっともっとサッカーをしたかった松田選手に報いるためにも、健康管理体制を整える必要があるのです。     合掌

強化の原点とは!

2011年08月03日

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 強化は「場」から始まるのです。
 「場」とは、場所、大相撲で言うところの「春場所、秋場所」のように、腕試しの「場」のことです。
 現代的な言い方では、「大会」と言うことでしょう。
 きょう、札幌荒井山シャンツェで、第1回雪印メグミルク杯ジュニアサマージャンプ大会が行われました。「場」が立ったのです。
 これにより北海道サマージャンプシリーズは、7月30日全日本朝日大会・31日サンピラー国体記念名寄大会・8月1日余市町全日本大会・8月2日札幌市長杯大会と続き、3日の雪印メグミルク杯とシリーズ化したのです。
 プログラムを見て驚きました。中学男子の参加は、道内14名に対し道外は31名。
道外は長野が15名・新潟5名・岩手4名・青森3名・群馬3名・福島1名。
 そうです、東北からも参加があったのです。
 「場」が立って、シリーズ化して、地域や少年団、学校単位で遠征計画が立ち上がりその結果白熱の試合が行われたのです。
 会場でのアドヴァイス役と、表彰式のプレゼンテーターは、雪印メグミルクスキー部の斎藤浩哉監督と原田雅彦コーチが務め、伊藤義郎札連会長もこられました。
 「場」が立てば、選手は喜び張り合いが出て上手になるのです。試合に出られなければどれほどそのスポーツが好きでも、滅入るものです。
 雪印メグミルクさん、ありがとう。「場」は見事に立ちましたね!

プロフィール

プロフィール

伊藤 龍治
1947年札幌生まれ。札幌啓明中では夏は野球、冬はスキー。旭丘高では夏はバスケット、冬はスキー。「スポーツ二毛作」実施者。早稲田大でスキー。日本初のアルペンサービスマン、世界初のジャンプワックスマンは自称ながら事実。スキーで4年おきの「骨折五輪」に3度出場。全日本アルペンコーチ。北海道新聞に「いい汗いい話」を12年半執筆。テレビ、ラジオ、講演などスポーツジャーナリストとして活動中。

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