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超えてあげたい!

2010年09月25日

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 イチローの話題です。
 10年連続200安打の大リーグ新記録達成です。
 10年間、打ち続けたのです。故障といえるものは、昨シーズン足に張りがでて16試合を欠場しただけでした。もちろん、そのシーズンも200安打を越えたのです。
 国内マスコミやアメリカマスコミには、色々な報道がなされていますが、原点は200安打を打ち続けたというよりは、10年間働き続けたことに私などは驚嘆するのです。
 たとえば、風邪をひいたとか、食べ過ぎて胃が痛いとか、寝不足で体が重いとか、ぎっくり腰で動けないとかは無かったのか?と、思ってしまうのです。まさか、なんとかという滋養強壮ドリンクが万能薬とは思えません。多少の効果はあるにしてもね。
 イチローはヘッドスライディングをしません。一塁へはもちろん、スライディングは攻撃時でも守備時でもしないのです。必ず足からのスライディングです。それがひとつの怪我防止策なのです。
 今回の報道でおもしろかったのは、ピート・ローズのコメントです。
 ローズは大リーグ記録の通算最多4256安打、年間200安打超10回の名選手です。売りは、ヘッドスライディング。常にヘルメットはサイズの大きい物を使い、ヘッドスライディングをするのです。アウトかセーフか?砂ぼこりの中からヘルメットが舞い上がり、やがて審判がセーフの判定をすると観客が地鳴りのような拍手を送るのです。ローズはかって「野球のルールは、子どもの野球でもプロでも変わらない。だからいかにすれば凄さを見せられるかを考え、ヘッドスライディングをするようにしたのだ」と、語りました。
 大記録を樹立したローズですが、野球殿堂には入ってはいません。野球賭博に関与し
たのです。
 ローズはイチローに対して、総安打の28%が内野安打だから史上最も幸運な男だと皮肉交じりのコメントを寄せました。それを聞いてイチローは、200安打11回を目標に「超えてあげたい」と、コメントしました。ヘッドスライディングで売り出した選手と、決してそれをしなかった選手が記録というページで交差したのかもしれません。

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プロフィール

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伊藤 龍治
1947年札幌生まれ。札幌啓明中では夏は野球、冬はスキー。旭丘高では夏はバスケット、冬はスキー。「スポーツ二毛作」実施者。早稲田大でスキー。日本初のアルペンサービスマン、世界初のジャンプワックスマンは自称ながら事実。スキーで4年おきの「骨折五輪」に3度出場。全日本アルペンコーチ。北海道新聞に「いい汗いい話」を12年半執筆。テレビ、ラジオ、講演などスポーツジャーナリストとして活動中。

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