歌志内・かもい岳スキー場を救え!

2019年02月21日

昨日、2月20日、「石井智也が拓いた日本アルペンスキーの可能性」を書き、今朝の朝刊を見てショックを受けた。

北海道新聞朝刊32面に「かもい岳スキー場休止へ」 本年度限り 指定管理者決まらず という記事が掲載されていた。

歌志内市長が「2019年度以降の指定管理者が決まらなかったため、本年度限りで休止」と町内会連合会で発表したという。

かもい岳スキー場とスキー場麓の「ホテルかもい岳温泉」を合わせて2007年度から株式会社プラッサが指定管理者として運営してきたが、市が支払う指定管理料は無料。プラッサを始め、どこも指定管理者の公募には応じなかったという。

それを受けて市はプラッサに対し、2019~2021年度に年間1800万円の指定管理料を支払う契約案を提示したが、2022年度以降は指定管理料の見通しはなく、プラッサは「中長期的な施設存続が見通せない中で経営は続けられない」として契約を断念。 これにより、スキー場と温泉の3月末での休止が決まった。

村上市長は「今後、膨大なリフト施設更新料も必要になる。財政難の中、22年度以降の新たな財政負担の約束はできなかった」と説明したという。

株式会社プラッサの代表、斎藤博氏は石井智也選手を始め幾多の全日本級選手を育て上げた「名指導者」だ。主宰する「かもい岳レーシング」チームには全国から「スキー留学生」も来るほどの「選手養成機関ー虎の穴」として日本アルペン界に知られ、毎年行われるジュニアスキー大会や国際スキー連盟公認大会は、全日本級・国際級選手への登竜門として知られている。

私が「日本アルペンスキー復興の虎の穴」として考えている候補地は、歌志内・阿寒と長野県野沢温泉村の3か所だ。歌志内・阿寒は欧州並みの「氷化したコース」づくりで日本一だし、野沢温泉村は村出身の五輪選手が30名という「選手養成村」なのだ。だから、全日本スキー連盟はこの3か所を「ナショナルトレーニングセンター(NTC)と位置づけ、寄宿舎を用意し、全国からアルペン選手を受け入れる体制が欲しいと思っている。

もし、そうなれば財政難で苦しむ歌志内市ではあっても、希望の火は灯るだろう。全国のスキーヤーに呼びかけて「ふるさと納税」を呼びかけたり、「スキー&温泉」を強力に訴えて後援者の確保もできるのではないか!

近い将来、札幌冬季五輪が行われるとしたら、「回転競技」の会場としては申し分のないのが歌志内・かもい岳スキー場だ!

北海道スキー連盟、全日本スキー連盟、北海道庁は是非とも積極策を検討して欲しい。「虎の穴は一日にしてならず!継続こそ、北海道の力になる」ことを忘れず知恵を絞りましょう。

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コメント

私はマスターズレースに参加するため、かもい岳スキー場で毎シーズンに数回は合宿トレーニングをさせてもらっています。
こちらへ来るまでは野沢、志賀、八方などのスキー場を練習の場としていましたが、かもい岳スキー場ほど良いコースが効率的に滑れる所はありません。
シーズン中は学生や社会人グループも、トレーニングやレースに全国から多数集まってきます。
初級から上級、キッズからレーサーまで、誰もが満足できるコースで、しかも山頂から見える眺望が大雪山、十勝連峰、石狩平野、暑寒別連山など、本州から来た者にとってはこれが北海道の景色かと思える素晴らしさです。
残念ながら、この良さを地元の人たちはあまり気ずいていません。
かつては、トニーザイラーがワールドカップ大会視察の帰路に訪れたり、昨シーズンは世界選手権三冠王のテッドリゲテイーの両親が1週間滞在して、コンパクトだが素晴らしいスキー場でまた訪れたいと絶賛したほどです。
かもい岳は、日本一人口の少ない歌志内市にとっては唯一の財産と言えるスキー場で、周辺都市の学校のスキー教室や住民のレクレーションの場でもあるので、民間企業がだめなら北海道やSAJが音頭を取って支えてもらいたいと思います。
国設スキー場があるので道設にするとか、基金を募って何とか来シーズン以降も継続して頂きたいと願っています。

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