東京オリパラの意義とは!池江さんにも子どもたちにも愛を!

2019年02月16日

病気で苦しむ人、障害を持ち生活にハンディを抱える人は、「人類の財産」なのです! その人たちの存在があって「医学・薬学」、「医師の技術力」が進歩するのです。

私自身、今から50年前、22歳の時に札幌五輪を目指す中で負った「左足首関節開放脱臼骨折」は、その瞬間に選手生命が絶たれ後遺症により身障者となる重傷でしたが、10年前に「今の整形外科のレベルなら完全に治せる」と聞き、本当に心が軽くなりました。と同時に「骨折り損のくたびれ儲け」だけは嫌だという思いから、サービスマン・ワックスマン・コーチという「下支え」の方向を探り、今は自信を持って言い切れるのです。「人を支えることが、私の人生」だ、「あの日があったから、今の自分がいる」と。

さらに言えば、妻を乳がんで失って10年。闘病期間は8年半でした。この間に感じたこと、行動したこと、病の恐ろしさ・苦しさ・辛さは今の私の人生のバックボーンになっています。だから、池江さんのおばあちゃんが言った「水泳なんていいから、、、長生きして」という意味は全面的に分かるのです。

2020東京五輪までに、日本は「国としてのレベルが問われる」と思います。池江さんを東京五輪の最大のホープとだけ見るのか? もし、そうであれば「がっかり・下火が心配」という表現も現れるでしょう。でも、多くの水泳仲間が世界からも寄せる想いや、白血病を克服して「オープンウオーター」という他種目で金メダルを獲得した海外選手などの想いは、「自由に人生は設計できるよ!だからまずは打ち勝って!」という「無償の愛」の想いなのです。

池江さんの白血病公表に伴って「骨髄バンクドナー登録」数が激増しているそうです。これも「無償の愛・人類愛」でしょう。でももう一つ、忘れてならないことがあります。日本では児童虐待件数85000件という事実です。2年連続で「大人が責任を果たさず」小学女児が殺害されました。

政治家も自治体も学校も、児童相談所も警察も公務員というならば「行く先は殺害」という事案になぜ「公務」として対応できないのですか? 公務員だけではなく、私人のボランティア活動でもいい、「大人が子どもを護れない国に未来はない」のです。

東京五輪は、「国を挙げてのおもてなし」 が標語となっています。それは大事なことです。 でも、もっと大事なことは、「池江璃花子・奇跡の復活か!」などと、「美しい物語」だけを期待するのではなく、病に苦しむ人・障害で日々不便や苦痛を感じる人・未来の希望である子どもたちに「無償の愛」を向けられるかが問われています。

だから私は、サッカーJ2新潟の早川史哉選手の言葉を広く伝えたいのです。

白血病を経験した僕からお願いがあります。ぜひ、人のおもいやり、温かみという部分で寄り添い、温かい思いを届けていけたらと思います。

この想いを、ハンディを抱えて生きるすべての方々へ!

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