尊敬するは、田中陽希君とその師にあり!

2019年01月31日

心底、尊敬に値するスポーツマンに会えることは、自分の専門種目以外ではまず有り得ない。五輪大会や世界選手権の報道を通しては、世界中の超人たちを見ることはあるが、いずれもルール内の技だから次第に見慣れてくるものだ。

NHK・BSで「グレートトラバース、日本百名山ひと筆書き」を見て、田中陽希君を知り、しかもその内容を知った時の感想は「嘘だろう?」だった!

2014年、208日11時間をかけて日本百名山を南から北へ「徒歩と海峡区間はカヤックだけで全行程7800kmを人力踏破」! 2015年、221日11時間をかけて「日本二百名山に選定されている残り100座を8000km踏破」する「グレートトラバース2・日本二百名山ひと筆書き」を達成!

現在2018年~2019年は1年半以上をかけて日本三百名山ひと筆書きの「グレートトラバース3」に挑戦中なのだ! これらはNHK・BSとNHKで放映されているが、最初の疑問は「誰が撮影してるの?」だった。単独超高速登山だが、カメラマンはアルパインクライマーの平出和也氏とアドベンチャーレーサーの駒井研二氏だという。

映像の中には快調のときだけではなく、体調不良にあえぐ田中陽希君の姿も映されているし、それぞれの山頂で田中陽希君を出迎えるファンとおぼしき登山客や各地での地元民との交流もある。今は、「驚きと、応援と、尊敬」の想いで番組を楽しみにしている。

田中陽希君に親しみを感じたのは、「埼玉県生まれで北海道富良野育ち」「学生時代はクロスカントリースキー全日本学生選手権で入賞」と知ったからだ。聞いた話では、富良野移住は父君が「北の国から」を見て富良野麓郷に移り住んだという。

つい最近、さらに田中陽希君に親しみを覚える出来事があった。 2008年、妻を乳がんで亡くし、北海道新聞夕刊に12年半連載していた「いい汗いい話」を終筆したおり、「佐野公平・旭川市教員」と名乗る方から「読者の声」欄に投稿をいただいた。12年半のスポーツコラムに対して「評価と激励」だった。時には「気が狂うのでは!」とさえ思った強烈な喪失感の日々を私は佐野氏の投稿で救われたのだ。 しかもこの佐野氏の投稿を東京にいた私に速達で送ってくださったのは、私が母校札幌旭丘高校で教育実習を行ったときの指導教官在間弘先生だった。現在93歳の現役バスケットボール選手だ!

在間先生のご尽力で、10年経って佐野先生にお手紙を書かせていただいた。そして頂いたお返事のなかに「体育コースの受験小論文指導を担当」した方々として、大高友美さん、夏見円さん、石田正子さん、高平慎士さん、そして田中陽希さんの名前があった。

佐野公平先生は、旭川大学高校で教頭もお勤めになったが、そうか田中陽希君とは佐野先生を通して繋がっていたのかと、とても嬉しく思った。 感謝。

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