トロリーバス廃止に青春の歴史を振り返る!

2018年12月02日

立山黒部アルペンルートは、全長37・2km、最大高低差1975mという、ヨーロッパアルプスにも負けない「世界的な山岳観光地」だ。

長野県大町市-富山県立山町間には、トロリーバス利用のトンネル、黒部ダムの大展望、空中ケーブル、立山を貫通した3・7kmのトンネル、春季には「雪の大谷」で有名な山岳観光バス、登山鉄道などでつながるルートだ。ルートの最高地点にある室堂・2450mにはホテルもある。一度は是非とお勧めしたいルートだ。

この間の大町市・扇沢―黒部ダムを繋ぐトンネルを走るトロリーバスが廃止され、今後は自走電気バスになるという。1964年営業開始から54年、外観はバスながら法令上は鉄道に分類されるというトロリーバスの最後の営業には、ファンが押し掛けたという。

最初に立山合宿に参加したのは、早稲田大学スキー部1年の時。真夏の5月~10月に思い切りスキーができると聞き、心躍らせて東京―富山―立山へ鉄道に乗り、立山からは最大傾斜40度の登山鉄道で美女平へ。そこからバスで室堂の予定が雪が多く、弥陀ヶ原で下車、そこからは室堂の雷鳥荘まで大型キスリングを背負い、スキー2台を担いでの雪中10kmの徒歩行軍!しかも、1年生の則本と私は新宿中村屋から頂いた「月餅」1か月分を担がなければならないのだ!当時の中村屋の社長さんが早稲田の支援者だった縁からだが、当時の月餅は「本格的中国風大型重量級」で、則本と私はいつも「軽いパンぐらいでいいのに!」と嘆いていたものだ!?(新宿中村屋の皆さま、私は今もお使い物に使っております)。印象は「二度と来ないぞ!」だった。

立山黒部アルペンルートが全線開通したのは1971年6月1日。それ以来は快適に夏合宿が行われるようになった。

大観峰2316m-黒部平1828mを繋ぐ空中ケーブルが開通した時、標高差488mの広大な大斜面に魅せられ、ミズノ勤務の私は「西沢スキー・丸山仁也氏、風間スキー大出氏、ヤマハスキー猪俣氏」に相談し、「メーカー合同合宿」を実施した。合宿は「天然の大斜面で雪崩の恐れもある」ということで、一度限りで終わったが、最高の滑走距離を得られた合宿だった。

青春の思い出のひとつだ。

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