スキージャンプ界に本物の新星誕生!

2018年11月26日

フィンランドのルカで行われたノルディックスキー・ワールドカップ(W杯)ジャンプ男子第3戦で日本・22歳・小林陵侑が優勝。

1回目140m、2回目に147・5mを飛び310・4点でW杯2連勝を飾った。ルカジャンプ台のヒルサイズは142mだから、小林陵侑の147・5mは「よくぞ、立った!」ともいえる壮絶なジャンプだ!

小林陵侑はポーランドのヴィスワでのW杯開幕戦では1回目に飛距離が出すぎて着地で手を突き「転倒扱い」で飛型点で減点されながら3位入賞。第2戦はフィンランドのルカ会場で風が強すぎ開始を1時間半遅らせての1回勝負となったが、飛距離は若干劣るも飛型点で上回り優勝!第3戦目は「完全優勝」を飾った。

所属は土屋ホーム。監督は、選手兼任で葛西紀明。今遠征には葛西も出場しているが、不調で予選落ちが続いている。第3戦での日本選手の成績は、小林潤志郎(雪印メグミルクー陵侑の兄)は18位。中村直幹(東海大)は23位。

ジャンプ選手には珍しい岩手県八幡平市出身。盛岡中央高から土屋ホーム。兄の潤志郎、姉の諭果もスキージャンプ選手。父親は北海道和寒町出身だから、「北海道ジャンプの血」は引き継がれているのだろう。

平昌五輪ではノーマルヒル7位、ラージヒル10位、団体6位。このときに、「世界との差はそれほど大きくはない」と知ったのだと思う。さらに22歳、独身、次男坊の気安さが「最高に良い影響をしている」のだと思う。結婚をし、家庭を持ち、さらに子供が出来るようになると、「独り身の気安さ」などとは言っていられなくなる。さらに小さい時から兄や姉を見て「こうすればいい。こうすれば怒られる」を自然に学び、高校から社会人になったが「最高のお手本、葛西紀明が監督」だから、ここでも「どうすればいいか」を見て学べる。海外遠征に出ても「独り身の気安さ」、何の心配・不安もなく「スキージャンプに専念」できるのだ。

船木和喜選手がW杯にピンチヒッターで出場し初優勝したのは19歳のときだが、その時に似たデビューの衝撃がある。

日本ジャンプ界に「新星」誕生である!

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