東京オリパラのマラソン・競歩は札幌が安全!

2018年11月22日

東京オリンピック・パラリンピック(オリパラ)が決定した時期に合わせたわけではありませんが、東京都を始め関東周辺の気温の上昇が顕著になり、しかもその気温は39度~41度などと観測史上最高を記録するようになりました。

1964年の東京オリパラは10月10日が開会式で、この日は気象観測史上特異日と言われる「快晴確率ほぼ100%」の日だったのです! 東京は全体を通して「秋晴れ」に恵まれ素晴らしいオリパラ大会となりました。

2020東京オリパラの日程が、オリンピックが7月24日(金)~8月9日(日)、パラリンピックが8月25日(火)~9月6日(日) と発表されたとき誰しもがなぜ秋に行わないのかと思ったものです。 これは超高額でテレビ放映権を買い取ったアメリカのテレビ会社と国際オリンピック委員会の取り決めで決められたもので、日本側が決定権を持ってはいません。

ただ、この日程では室内競技は問題ありませんが、屋外競技で長時間にわたる競技では気温の上昇は大問題になります。マラソン、競歩では選手はもちろん、観客の熱中症対策が一番の問題になるのです。

組織委員会はサマータイムの導入も検討しましたが、システム構築には数年かかるということで断念し、次にはスタート時間の前倒しとして「午前5時半~6時」の検討に入りました。日本医師会が「選手や観客の命にかかわりかねない」と警告したからです。

今や、7月~9月中旬の東京は「亜熱帯ではなく、熱帯」そのもので、熱中症で死者が出る危険地帯なのです。組織委員会は、道路舗装、樹木設置による日陰効果、霧散布による体温低下などを考えていますが、問題は選手だけではないのです。場合によっては「マラソン・競歩の応援はコースサイドでの応援は禁止します。テレビで応援してください」と言わざるを得なくなるのです。コースサイドに観客が詰めかけ、立ったまま長時間いると熱中症で倒れる人が続出します。その時に「救急車が迅速に移動できるかが問題」なのです。コースサイドに何十万人もの観客が詰めかけた場合に、救急体制が万全に取れるかが問われるのです。

ですから私は数年前から解決方法として毎年8月に札幌で行われる「北海道マラソン」「北海道車いすマラソン」を「東京オリパラ・マラソン」として活用すればいいと提案してきました。競歩は50km競歩でも最近は10kmを5周するコース取りが主流ですが、札幌ならば風光明媚なコース取りも可能です。何より「大会開催能力がある」「8月開催といえども気温平均28度、湿度60%」「東京=札幌間は空路で1時間半」「短期的選手村として借り上げれる大型ホテルがある」というのがその理由です。

東京オリパラ組織委員会・日本陸連の皆さま、マラソン・競歩で選手はもちろ観客が熱中症で亡くなる、それも救急体制が「渋滞で機能しなかった」からだなどは絶対にあってはなりません。

どうぞ、札幌開催をご検討ください。

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