スポーツ映像判定制度の問題点!

2018年06月27日

連日、熱戦の続くサッカーW杯では今大会から「ビデオアシスタント・レフリー(VAR)」が導入され、審判の判定が非常に「スマート」になった。

現在は色々な競技で「ビデオ判定」が導入され一定の成果を上げているが、今後もこの流れは拡大するだろう。ただ、バレーボールの「チャレンジ」などは、結果がでるまで時間がかかりすぎ「間が抜けて」ゲームが白けてしまう。1セット2回のチャレンジ権をやめ、テニスのように「ボールのイン・アウト」に関しては自動的に映像判定するようにしてはどうか? ブロックのワンタッチに関しては、サッカーのように「ビデオアシスタント・レフリー」を配置し、主審の判定が間違いの場合は「修正権」を持たせれば、ゲームがぶつ切りになることが防げるだろう。

日本プロ野球は大リーグに倣って今季から「リクエスト制度」を取り入れたが、22日のオリックス―ソフトバンク戦で問題が起きた。同点の延長10回2死一塁でソフトバンク中村の打球はファウルと判定されたが、ソフトバンク側のリクエストの結果、「決勝のホームラン」となりソフトバンクが勝利。

ただ、打った中村もファウルだと思った打球で、「実際にはファウルだった」のだが、リクエスト検証で審判団が「誤審」して「ホームランと判断」してしまったのだ。オリックスは当然猛抗議! この後が問題! 試合後、審判団とオリックス福良監督が映像を確認したところ、「ファウル」だったことが発覚。審判団と日本野球機構(NPB)が謝罪した。

オリックスは「明らかな誤審」だから、リクエストで決勝ホームランとなった場面からの「試合のやり直し」をNPBに要請したが、NPBは却下した。

オリックス側は「シーズン最後の1試合の結果で優勝が決まるという過去の事例」が再現したらどうするのか?と猛抗議したが、NPBは「ホームランという裁定が最終」として却下した。

その通りなのだが、野球規則の中には「リーグ会長において、その違反のために提訴チームが勝つ機会を失ったと判断しない限り、試合のやり直しが命ぜられることはない」という一文がある。 だからオリックスの提訴も理解できる。

日本プロ野球の最近の「不思議」は、選手が打席に入るとき、打者が塁に出た時に「選手が審判にしきりに挨拶をすること」だ。特にこの5~6年のことで、それ以前は無かったことだ。高校野球でも、審判から直接ボールをもらう投手は過去には「必ず帽子を取って挨拶」したが、現在は高野連が「その必要はない」と通達して姿を消した。

日本プロ野球(NPB)は、今のままでは「選手と審判のなれ合い」を疑われるこの行為をやめるように通達をすべきだ。 そのうえで「審判の自主独立」を保たなければ、もめ事はまた起きるだろう。

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