バスケ留学生が審判をKO!恐れていたことが!

2018年06月18日

全九州高校体育大会、バスケットボール男子準決勝、宮崎県延岡学園高対福岡県福岡大大濠高の試合中に延岡学園高の1年生・15歳の「アフリカ・コンゴ民主共和国」から今年2月に来日した留学生が、審判の判定を不服として20代の男性審判を突然殴り、審判は口の中を10針縫うけがをしました。

大会を主管するのは長崎県高体連で、試合は78-66で福岡大大濠高がリードし、残り40秒の時点での事件でした。暴行した留学生選手は退場処分となり、試合は没収試合となって福岡大大濠高の勝ちとなりました。

留学生は延岡学園高によると、5月末からホームシックになりコンゴに帰りたいと漏らすようになり1週間ほど練習を休んでいたそうですが、今大会は「自ら希望して出場」していたそうです。延岡学園が「留学生への本当のメンタルケア」をしていたのでしょうか?

私には「恐れていたことが起きた」という思いがします。

長崎県高体連も調査するでしょうが、重大な事態という認識で臨んで欲しいと思います。また全日本高体連及び日本バスケットボール協会も地方の出来事などと考えてはなりません。なぜなら「長身者が絶対的に効力を発揮するバスケットボール」では、「留学生をチームに加入させた高校が全国大会でも上位にくる」のが明白なのです。

延岡学園高校は、事件を起こした留学生が「来日」した経過と、「15歳という年齢を確認したという証明書」を明示して、今回の事件について説明責任があります。なぜなら、これまでにも「留学生」と称して、年齢詐称問題も起きているし、「留学生」と称して「ブローカーという留学生あっせん業者」が介在するとうわさされることも事実です。

高校に留学生として入部した選手は、当然大学進学時には「金の卵・超特待生」として各大学の争奪戦が繰り広げられます。ブローカーにしてみれば、「高校から大学まで、入学金・授業料免除、寮費免除、支度金支給、生活費支給」などをうたい文句に、「手数料、あっせん料」を受け取ることになります。大学バスケットボール界でも急成長する大学には、かなりの確率で「留学生」が存在するのです。

日本人で身長が200cmを越える人はほんのわずかです。外国人ではその割合は、日本をはるかに上回ります。その現実は日本のバスケットボール・プロリーグ「Bリーグ」を見ても明らかです。アメリカのプロバスケットボール・NBAを見れば、特に多い黒人選手の運動能力は身長200cmクラスが日本人選手の180cmクラスの素早い動きができるのですから、かなうわけがないのです。

留学生選手をすべて否定しているわけではありません。本物の留学生選手が日本人から尊敬を集めている事実もたくさんの事例があります。ニュージーランドから札幌山の手高校に留学したリーチ・マイケルはその後東海大に進学、東芝でプレーし、全日本のキャプテンを務めています。日本人女性と結婚し、日本国籍を取得、2019ラグビーW杯日本大会でも日本を支えます。札幌に戻ると、寮生時代の恩人「おとうさんとおかあさん」を必ず尋ねるのです。リーチ・マイケルが全日本のキャプテンになったのは「語学力」もあります。審判とは英語で会話でき、その指示は日本語でチームメートに伝えられるのです。リーチ・マイケルは「審判を尊敬する英語」ができるのです。

ラグビーW杯に続き、2020東京五輪・パラリンピックも行われます。留学生や外国人の力が日本にはもっと必要になります。だからこそ、「間違った留学生」という悲劇は防がなくてはいけません。スポーツは「勝てばいい」のではありません。フェアプレー・フレンドシップこそが最優先です。そのうえで、ファイティングスピリットあふれるゲームを見たいものです。

トラックバック

トラックバックURL: http://blog.hokkaido-np.co.jp/mt/mt-tb.cgi/9482

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

(公開されません)

(HTMLタグ(b,i,br/,p,strong,em,ul,ol,li,blockquote,pre)が使えます)