2020東京を前にして、スポーツ界はいまだ改革ならず!

2018年05月19日

既に本欄でも「2020東京五輪・パラリンピックが近づくと、各種目で役員人事をめぐって暗闘が始まる」と警告した。各競技団体で選手は実力で選考されるが、名誉職としての役員は「パワハラも横行する」からだ。

近くはレスリング協会、最も近くは競技団体ではなく「教育団体としての最高峰である大学」での事件だ。それも「スポーツ日大」を標榜する日本大学だ。日大と好敵手・関学とのアメフト定期戦で「日本アメフト史上初と言われる超悪質タックル違反事件」が起き、違反選手は最初の違反の直後も2回の違反を連続し退場となった。がしかし、それらの違反は「監督の指示で、コーチ陣も指示の再徹底を行った」という報告が出てきている。

監督・コーチの指示であろうがなかろうが、関学選手に大けがをさせたのは事実なのだから常識として「日大アメフト部の部長・監督が公式会見を開き、まず謝罪」をするの当然だ。部長は日大副学長!監督は日大の運動部を束ねる保険体育審議会局長と人事部長、人事担当の常務理事を兼務となれば、「絵に描いたようなパワハラ」そのものだ!18日に行われた日大理事会では、アメフト部の「悪質タックル違反事件」は議題にも上らなかったとなれば、事は「日大の体質・存在意義にも関わる重大危機」のはずだ!

早稲田大学スキー部2年時のインカレは宮城県鳴子温泉スキー場だった。私はゼッケン1番!当時1部校は8校だから、どこの大学もエースは第2シードに置き、第1シード8名は「各大学の鉄砲玉」つまりとにかく最短距離を突撃し、ゴールまでたどり着いたらもうけもの!というメンバーなのだ。スタート10分前ぐらいになると、「見たことのない大先輩たち・腕章が早稲田マークなのでそうと分かるのだが」その方々が寄ってきて「そうか、お前が伊藤か!ありがとう、そうか、母校のために死んでくれるのか!そうか、ありがとう!たのむぞ!」などと言う。4~5人の大先輩に言われているうちに、「よーし、行ってやる!死んでやる!」と思ったのも事実だ!

だから、日大の違反選手も監督・コーチから「相手のQBをつぶせ!プレーできなくさせろ!そうすればお前はゲームに使える」などと言われたとしたら、そうしたのかもしれない。

スポーツ界は「2度目の東京」を重要機会に変革されなければならない!当時の鳴子滑降コースは「殺人コース」と言われ、途中に「ナイアガラの滝」という難所があり時速80キロのスピードで「そのナイアガラの滝と言われる崖」に飛び込むのだ。飛距離は60mぐらいだが落下距離は40mぐらいもあり、ほとんどの選手が空中で「意識を失い大転倒」する。1部8校計48人中ゴールに到達した者11名、つまりは「度胸試し大会」だった。私は11位。タイムは8分!ナイアガラの滝は通過したが次のジャンプで曲がれず林の中に飛び込み、そこから上ってゴールにたどり着いたのだ!この5年後、早稲田はこのコースで試合中に一人の選手を失っている。安全が最優先されないものはスポーツではない。つまり、「安全最優先、フェアプレー、フレンドシップを基にファイティングスピリットを教えられない指導者は、スポーツ界にいてはならない」のだ!!

「2度目の東京」に向かって、セクハラ・パワハラ撲滅をはじめとした変革こそ「オリンピック精神」そのものなのだ!!

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