真説、げんちゃんスロープ物語!

2018年04月11日

「げんちゃんスロープ物語!」を書いたのは、2017年10月25日の本欄だ。

STVラジオのランラン号が「スロープ」というカフェを尋ね、店名の由来が「げんちゃんスロープ」からきていると話し、「げんちゃんスロープ」とはなんぞや?どこがそうだったの?となり、札幌市に聞いたところ「それは伊藤が知っているのでは?」と返答があり私に連絡がきたというのだ!

げんちゃんスロープは確かに私も滑ったことがあるが、より詳しく知るために啓明中学校スキー部の先輩で世界選手権にも出場経験のある名スキーヤー・村田先輩に確認した。村田先輩は明確に「今の旭山公園の山頂から、北に向かって滑り降り、今の旭山病院の横あたりに降りるコースだった」とのこと。ただ、「げんちゃん」の由来は「それは俺も知らんなあ」とのことだった。

先日、4月上旬、「札幌在住さん」から、「げんちゃんスロープ」の由来は、元北大スキー部員の「岡村源太郎」さんに由来していて、そのあたりのことは「さっぽろ文庫・20巻ー昭和57年3月号」にでていますと教えていただいた。

「さっぽろ文庫」は96巻・大倉山物語と100巻・北都その未来には私も書かせていただいた。そして「さっぽろ文庫」は、図書館以外では札幌資料館1Fのカフェと、北菓楼札幌本店2Fカフェに全巻が用意されている。今回は資料館でおいしいコーヒーとともに見せていただいた。

「記述者は、昭和8年・北大予科入学の朝日奈英三氏。戦前、今の旭山公園の頂より西へ小沢を二つ越した尾根の東斜面が源ちゃんスロープで、週末北大の学生がよく集まった。北大スキー部先輩の岡村源太郎にちなんで名づけられた」とあるから、旭山公園(昔は温泉山)山頂から旭山病院と藻岩山麓通り沿いのカレー屋の範囲に滑り降りるコースだったと思われる。私や村田先輩のころは、温泉山から滑り降りる「別コース」を源ちゃんスロープと呼んでいたものだ。

さっぽろ文庫を見てみると、懐かしい事柄や知らなかった事柄がたくさん出てくる。誠におもしろい!松浦武四郎が藻岩山を語った一文も出てくる。札幌に古くおられる方も、新しくおられる方もぜひ「さっぽろ文庫」をご覧いただきたい。

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