平穏なれ、平昌五輪。

2018年01月26日

太平洋戦争終戦時、連合国が敗戦国日本の統治を議論したなかに、当時のソ連による「北海道分割要求」があったと言われている。その分割線は、留萌と釧路を結ぶ線より北部をソ連が、南部をアメリカが所有するというものだったらしい。

もし、それが実施されていたとすれば、「北北海道と南北海道」に分割されて、「ベルリンの壁」が北海道にも存在し、民族は分断され今の「北朝鮮と韓国」のような状況になったかもしれないのだ。この案はアメリカが強硬に反対し、日本の北方領土をソ連に譲渡したとも言われる。近年、ソ連の北方領土侵攻にはアメリカ軍がソ連兵士の訓練や舟艇の提供が行われたことが明らかになった。

だから基本的には、「北方領土返還」については、ロシアに対して交渉するだけではなく、アメリカも巻き込んでの交渉が必要だと言われ始めている。

現実には「北海道は分割を免れた」から、現在の北朝鮮と韓国の有り様は正確には理解できない。ただ、韓国は「夏と冬の五輪開催」で国威発揚を目指し、北朝鮮は「平昌五輪参加」で平和訴求国家イメージの打ち出しと世界各国の北朝鮮包囲網の解消を狙っているのだろう。その結果、「見事に」両国はスポーツを政治に利用した。IOC(国際オリンピック委員会)も同調し追認した。

ただ、これらの目論見はもし平昌五輪の開会式前日に北朝鮮が軍事パレードを行えば、「北朝鮮の世界的非常識」は改めて世界各国に認識されるだろう。ましてミサイル発射が五輪期間中に行われたりすれば、北朝鮮は自分で自分の首を絞めることになるだろう。

日本代表選手は、フェアプレー・フレンドシップの基にファイティングスピリットあふれる戦いを見せて欲しい。気がかりなのは、「無敗の女王・小平奈緒日本選手団主将」だ。無敗は五輪という特殊な舞台でも続けられるか?さらに信州大同級生でスケート仲間だった友人の急逝を乗り越えられるか?

スキージャンプでは高梨沙羅と伊藤有希という日本の二枚看板が「今季世界最強のルンビ・アルトハウス」という二人を越えられるか?さらに「大舞台の女王・カリーナ/ホクト」を打ち破ることができるか?と興味は尽きない。

平昌五輪での開幕前の大ヒットは、「札幌のジャンプ応援団・ノイズチームの韓国遠征」と、「日韓合同テストジャンパー30名中27名の日本選手派遣」だ。これまた、北海道新聞の大英断、1月25日の夕刊1面トップに「先輩追いテストジャンパー・男女代表輩出の下川商工スキー部」が掲載された。

1998年長野五輪の「試走者たちの金メダル」を越えられるか!見ものだ!

トラックバック

トラックバックURL: http://blog.hokkaido-np.co.jp/mt/mt-tb.cgi/8976

コメント

長野オリンピックでは、テストジャンパーのメンバーにも金メダルをかけてあげたかった❗そんな思いがしました❗その事を知ったのは龍治さんの話を聞いたからです。後のテレビで西方仁也さんのテストジャンパーとしての胸のうちを聞き、本物のアスリートの姿を見ました。あの時の金メダルには日本ジャンプ界全ての思いが結集されていた輝く金メダルだったと知りました。このような伝統をピョンチャンでも再現して欲しいと願っています。

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

(公開されません)

(HTMLタグ(b,i,br/,p,strong,em,ul,ol,li,blockquote,pre)が使えます)