新しい名前で出ています!爺ちゃんトレーナー奮闘記!

2017年11月14日

「うちのトレーナーの伊藤さんです」、新川高校の森岡先生がそう言って相手の先生に紹介してくださる。私は、面識のない方であれば名刺を差し出しご挨拶をさせていただく。名刺には「スポーツライター」と書かれているから、ここから相手の方に多少の混乱が始まってしまう。「トレーナー」「スポーツライター」?!

少し時間が経ってから、道新夕刊に12年半連載していた「いい汗いい話」や、昔聞いた講演のことなどを思い出してくださる方もいて、さらに森岡先生が私との縁や本欄の宣伝もして下さり、私のバスケの恩師倉島先生の話題などもでて「トレーナー」と「スポーツライター」の正体が判明する。

トレーナーとして一番いいのは、選手にけが人がゼロでゲームを観客とか保護者感覚で見ることだ。いや、保護者ではまずい。ある高校での練習試合のとき、ある選手の母親が私に言った。「うちの子、前にあの体育館でけがしたんです。明日は私も主人も仕事で行けなくて、、、心配なんです」私は言った。「わかりました。大丈夫です。今は私がついていますから」。そうは言ったが、心にその言葉はひっかかった。選手には余計な心配をかけず平然としながら、試合前、途中数度、試合後に念入りにマッサージをし続けた。

森岡先生との縁ができた前キャプテンのじん帯断裂からの復帰の時も、最後の試合が近づいてくると「間に合うか?どのレベルまで回復するか?」と、不安との戦いだった。試合が始まると「ガンバレ!」と「頑張るな、もう出れたからいいだろう?」が交差する。保護者であれば多かれ少なかれこういう心理になるだろう。まして一度けがを経験した選手の親なら当然だ。

チームは今週末から「世紀の一戦」ならぬ「全道大会への挑戦」が始まる。新川高校チームは20名が在籍するが、高校生としては私から見ても「見事に優秀」だ!礼儀正しく、おとなしく?!マネージャーに問い合わせメールを送っても返事は夜遅くか早朝だ。つまり、家でもスマホ中毒ではない。学校内は禁止だ。ただ、競技チームとして考えれば、「番長、突撃隊長、きかん坊」がいない!

新川高校の保護者チームは常にその数で相手を圧倒することで有名だ。札幌市内でなくても数の変動はない!!先日、保護者席のすぐ近くで試合を見た。「ほら、そこでシュート!こっちが空いてる、パスパス!」保護者達も試合に参加している!!(笑い)

旭川遠征から戻った翌日、爺ちゃんトレーナーは選手たちにイチローの言葉を贈った。「応援してください、という気はない。応援してもらえる選手であり続けたい」と。

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