日本ハムファイターズはどこへ行くのか?!そこに「愛」はあるか?

2017年10月10日

今季のプロ野球、セ・リーグは広島カープが連覇を果たし「カープ女子」ばかりでなく、「カープ男子」も涙を流し広島市は真っ赤に燃えている。

その広島カープを返り討ちにしたのは、遠い昔ではなく昨年のことだ!日本一達成の喜びが1年もたたないうちに消滅しようとするとはどういうことか!!?

同時に「人心が離れつつある」このときに、あいも変わらず主力選手の放出の話が出て、さらには札幌ドームからの移転話が起きている。北広島市からのラブコールに対抗して札幌市は八紘学園所有地周辺と北大構内を提案したが、日ハムの考える広さには狭すぎるとして今度は道立真駒内公園も浮上した!

北海道民は「熱しやすく冷めやすい」とよく言われる。これを一つの例にするのは問題もあるが、高校野球で駒大苫小牧高が「甲子園連覇」を達成したときは北海道内が狂喜乱舞しお祭り騒ぎになった!ところがその直後、主力を含む選手たちの「飲酒喫煙発覚」「コーチの体罰発覚」があらわになるや、学校側の指導体制の不備をも含めて批判の嵐となったのだ。「北海道の歴史にないことをやったのだから、大目に見てやろう」とはならないのが、北海道民の意識なのだ。「いいものはいい。わるいものはわるい」のだ。

その北海道民が心から歓迎したのは、「日本ハムファイターズ」の北海道移転だった。「恋に破れれば北へ!左遷の行き先は北へ!落ちぶれれば北へ!」作詞家も経営者もそう思い「敗北」という言葉はあっても「敗南」という言葉は無いのだが、このとき日ハムが用意した作戦は「アメリカ人監督・ヒルマン」と「現役大リーガー・新庄」の登場だった。北海道民はヒルマンを見て、「クラーク博士」を思い「北海道民よ、大志を抱け」と教えられ、新庄は「これからは、パ・リーグです」と宣言した。巨人軍一辺倒だった北海道民は「おれらの球団だべや!」と熱狂して受け入れたのだ。

札幌ドーム開幕戦は寒いみぞれの日だった。ヒルマンは開場時間を早め、全選手・全コーチを開場門に並べ「いらっしゃいませ、ありがとうございます」とファンを迎えたのだ。ファンサービス・ファーストの具現化だった。巨人軍一辺倒時代はプロ野球は「見せていただく」もので、すすきのの飲食店などは「巨人の選手を連れてきてくれたら、1年間飲食無料」などの店も実在した。

話はそれたが、日ハムの編成には「愛があるか?」高給取りのベテランを切り、安い若手を抜擢するのは「経営の常とう手段」でもあるが、「谷元圭介投手」の突然のトレードはなんと説明するのか?複数の野球解説者が「日ハムのMVPは谷元」というぐらいの貢献者だ。ファンもそう思っている。ファンは谷元を愛している。その谷元をトレードに出す、しかも突然の通告とは日ハムには「愛がない」!

新球場問題には、一言で片づけよう! 北海道も日本も人口減少は極端なスピードで進む。日本の高度成長期を支えた者たちは、恐ろしい数で後期高齢者になる。子供の数も減り続ける。五輪ですら、巨額な税金投入は住民投票で「廃止」される。大通公園での「さっぽろ名物ビヤガーデン」も年々入場者は減少している。市民はほとんど行かない。その理由は、「ビールがぬるい。グラスの洗浄が不潔」というものだ。それ以上に、「なぜ、道や市は一般飲食店の営業を邪魔するのか」という不満は根強い。

日ハム製品をまさか「日本ハムボールパーク」だけで売るつもりではないだろう。全国、全道、全市のスーパーや小売店が支えている。

1か所に集めるというのは高度成長期ならばあり得るが、今はそういう時代ではない。球場への「動線整備」こそが必要で、多くの市内及びその周辺にある「販売店」「ホテル」などへの「恩恵の分与」こそが必要なのだ。つまりは「ボールパーク構想には愛があるか?」が問われるのだ。

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