サッカー・ポドルスキ選手の言葉、その解釈!

2017年09月08日

ヴィッセル神戸の元ドイツ代表、世界的なサッカー選手、ルーカス・ポドルスキ選手が日本人選手を表して「多くの人々は控えめで、とても礼儀正しい」とリスペクトしたうえで「しかし、それはピッチでは役に立たない」と指摘した。

元、全日本アルペンスキーコーチ、ジャンプワックスマン、企業スキーチーム監督、現在はバスケットボールのトレーナーなどの指導歴を持つ私から見ても、ポドルスキ選手の言葉はある意味では正しい。

日本のサッカー界では「その通り」と思いつつ、「激しいプレー」を目指す結果、暴力的行為や卑怯な振る舞い、ずるがしこいプレーなどは許されるのだという誤解が横行し、それらがサポーターにも伝染し観戦マナー的にも行き過ぎた行為が増えてきている。

しかし、日本のスポーツ界が五輪では一人のドーピング違反者を出していないという「奇跡的な礼儀正しさ」を護ったうえで「闘争心あふれる日本人選手」の養成は不可能ではない。

海外遠征に選手を連れていくと、伸びる選手と伸びない選手はよく判る。日本国内にいるときとは数段ハンディキャップを感じた時に、そこからをスタートに意欲を持つ選手と、「これじゃやってられないな」と諦めていく選手とでは成績は雲泥の差としてあらわれてくる。

正に、2020東京五輪に向けてどの競技団体も「本物の選手の選別」に必死になるだろう。そもそも、真の実力を持つ者は「吠えない」!「弱い犬ほど良く吠える」というのはスポーツの世界でも真実だ。

髪を金髪にしようが銀髪にしようが、態度をでかくして相手を威圧しようが、基本的な技術が無ければ成績は上がらない。

笑い話だが、すべての武道、格闘技の中での最強は、「30センチの棒を持った時の剣道家」だという。仮にその剣道家が160センチ・50キロぐらいの弱弱しく見える者でも、4段という最強剣士ならば「捕まえられることはなく、急所を打たれ最後は身動きが出来なくなる」。大学4年の必修の剣道の時間、剣道部3年の授業の助手に「真剣勝負」を申し込んだ。その助手は私から見れば「吹けば飛ぶような」体形だったから、181センチからの上段からの「メン」で参ったと言わせてやろうと思ったのだ。結果、私は15分戦った、というより「逃げ回った」!気迫に押され、道場の隅に追いやられるのだ。逃げなければ7~8撃が飛んでくる。最後は強烈な「右メン」を食らい、膝が崩れその場で「ノックアウト」された。

77~78歳もの大ベテランになりながら、言葉の使い方を知らない政治家も、「私は容姿には自信がある」との思いがすべてを上回り、「政治」ではなく「性事」にうつつを抜かす政治家も後を絶たないが、「派手」に惑わされるのではなく、本物の力を見極めたいものだ!

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コメント

龍治さん、ありがとうございます。
勝手に勘違いをして解釈してるかもしれません。
・・・「本物の力を見極めたいものだ!」
心より優しさが伝わり、嬉しく思っております。

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