世界バドミントン・金!奥原さんおめでとう!

2017年08月28日

奥原希望(のぞみ)選手は、世界中の全てのスポーツアスリートのなかで最も礼儀正しい選手として有名だ。

コートへの出入りに際しては直立し「コートに立てることへの感謝の言葉」を口にし、同時に「自分自身へ檄を飛ばす」、そして見事な一礼をしてコートに入る。

奥原希望選手の「礼」の美しさに匹敵するとしたら「剣道家」のそれかもしれない。昨今のスポーツ界では、相手を敬い、ともに戦ってくれる「心友」への表敬の気持ちが薄れてきている。それは「礼」の崩れをみれば一目瞭然だ。柔道でも崩れっぱなしだし、大相撲の世界でも「礼儀崩壊」は甚だしい。

そんななかで156センチの日本女性が魅せるのは、バドミントンの技術だけではなく「日本人の礼の心」なのだ。だから世界中から尊敬されるのだ。

奥原希望はリオ五輪で銅メダルを獲得した。しかしそれは準々決勝の日本人対決で山口茜を破り準決勝に進出したがインドのプサルラにストレート負け。次こそはと臨んだ銅メダルマッチで相手がけがのため棄権し、戦わずして、負けのまま銅メダルを獲得という屈辱でもあったのだ。

帰国後、ダブルスで金メダルを獲得した高橋・松友組とセットでお祝いが続いたが、それが奥原希望の不調を招くことになった。体の病と心の病でラケットを持つことができなくなったのだ。

奥原希望をよく知る連盟の要職にある方に、奥原希望への激励ブログを書きたいと申し入れたが、「今はそっとしてやって」と言われたものだ。

右肩、両ひざの痛みと戦う事、1年。ついに復活して過去日本人がだれも成しえていない世界バドミントン女子シングルスの優勝だ!決勝の相手はリオで負けたインドのプサルラ、179センチの長身から繰り出される角度のあるスマッシュにも負けず、21-19、20-22、22-20の大激戦を勝ち抜いた!

その手にはミズノ製ラケット、脚にはミズノ製シューズ、30年前にバドミントンも担当して開発した商品でもあるのだ。30年も必要だったか、、、!

不調の一端を知っていただけに、本当にうれしい奥原希望選手の優勝だった。

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